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『Hack.BAR鳥取』を(初)開催しました!!

こんにちは!

GACCI」という建設業の見積業務を最適化するプロダクトのバックエンドエンジニアをやってる川島康寛(@w6jar0)といいます。

11/18(金)に『Hack.BAR鳥取』(初)開催しました!!
当日、23名ものお客さんにお越しいただきました👏👏
集客目標は15名だったので想定以上に多くの方が来てくださいました。
本当に感謝です🙌🙌

鳥取の社会人エンジニアの方はもちろん、自治体の職員さんや学生エンジニアの方など、幅広いお客さんにお越しいただきました。初開催で不安はありましたが、皆さんのおかげで非常に盛り上がったイベントになりました!!

このnoteでは、当日までの準備から開催後の振り返りまでを、「準備編」「いざ本番編」「振り返り編」に分けて綴りたいと思います!
「Hack.BAR鳥取とは?」「開催背景」については過去投稿をご覧ください。

準備編

集客

鳥取で知ってるのは会社の人のみという状況で、これが一番不安でした。鳥取のエンジニアと繋がれそうなルートを洗い出してひたすら連絡しました。

  • Twitterで #鳥取 #エンジニア で検索してDM

  • Twitter、Facebookで #鳥取 #エンジニア をつけて告知

  • 鳥取のIT企業にお問合せフォームからDM

  • プログラミングを教える学習塾の講師に向けてDM

  • 地元大学の広報部にDM

  • 地元大学の技術系サークルや団体を探してDM

  • 地元大学の学園祭に行って直接紹介

  • 鳥取西部にあるプログラミングスクールにDM

  • 知り合いのツテで地元ラジオに出させていただき宣伝

  • 直接繋がれる参加申込者には紹介を依頼

これ以上当たる先はない、と言えるまではやりました。7,8名までは割とスムーズ、そこからペースが落ちて14名でしばらく停滞。しかし、前日・当日にまたペースが上がり、当日23名。諦めかけてたのでこれは驚きでした。

予算

まず今回は飲み放題でひとり1,500円の価格設定をしたので、赤字覚悟での開催でした。価格設定の背景は、1人でも多くの方に来てもらいたかったからです。赤字額を少しでも減らすために原価削減・利益創出の案を練りました。(恥ずかしながら予算を0から作るのは初めてで、、色々教えていただきながらやりました😂)

  • フードメニューを別料金で販売(自作ホットサンド400円と惣菜屋にお願いしたおつまみセット500円を販売)

  • チップボックスを設置

  • ドリンクメニューの種類を限定

メニュー

メニューのベースは神戸三宮にある本家Hack.BARの言語カクテルです。「Hack.BAR」を名乗る限り言語カクテルの提供は決めてました。問題はどの言語カクテルを提供するかです。種類を増やすほど購入するお酒の種類が増えるのでコストは高くなります。最小限コスト×最大限満足の落とし所を探り、以下の言語カクテルを提供することにしました。カクテルの詳細を知りたい方は、Hack.BARのインスタをチェックです!

  • React

  • Javascript

  • PHP

  • Laravel

  • Ruby

  • HTML(ノンアルカクテル)

開発

Hack.BARということでオーダーシステムを作りました。本家にはおしゃれなオーダーシステムがありますが、私が作ったのは超簡易的なものです。LaravelとReactのSPAでEC2にデプロイしました。

会場

会場は元々オフィスにある、研修などで使う部屋を使いました。部屋自体がおしゃれでこれを使わせてもらえるのはラッキーでした。ありがたい。当日の設営(空間作り)はイベント経験があるメンバーに丸っとお願いしました。BARの雰囲気を出すのに様々な工夫をしていて勉強になりました。

  • 洋画をスクリーンに投影して流しっぱなし(今回は『ソーシャル・ネットワーク』を日本語字幕付きで流しました)

  • BGMの音量は少し大きめで設定

  • 全体的に明かりを暗くする

  • カウンターへの行きやすさを考慮したテーブル配置

オープン前の会場

さあここまでで準備完了!いざ本番です!

いざ本番編

18:00~

Hack.BAR鳥取オープン。早速お客さんが来てくれました!
なんと私が出演したラジオをたまたま聞いて来てくれたとのこと😳 ラジオを聞くエンジニアは多くないだろうと正直思っていたので、驚きです。
しかも、今年の春に鳥取に移住してきて、エンジニアコミュニティみたいなものを探されていたとのこと。早速ニーズがあるのではと思える瞬間でした。これまでのエンジニアキャリアなども伺いながら技術的な話もさせていただきました!(ちなみにこの方はクローズまでいてくださいました😭)

19:00~

続々とお客さんが来てくださいました。現役エンジニアの方だけではなく、自治体のスタートアップ支援担当の方やこれからエンジニアになりたいと思っている方も来てくださり、話題の幅も広がっていきました。(オーダーも増えて不慣れな厨房はバタバタでした笑、オーダーシステム作って良かった)

20:00~

地元大学工学部の学生さんも来てくださいました。私は学園祭に行った際、自作UFOキャッチャーの体験をさせてもらってました。設計からハード・ソフトの開発まで自分たちでやられていてすごかったです。就活を控えてる学生さんもいて、キャリアについての相談を社会人にぶつけて、社会人の方は自身の経験をもとに真剣に応えるというシーンもありました。胸熱でした。
今回なんと、神戸三宮Hack.BARのオーナーさんもゲストとして来てくださいました!はるばる鳥取までありがたい。

21:00~

遅い時間にも関わらず、仕事終わりで来てくださる方もいらっしゃいました。その方は鳥取のイベントまとめサイトを運営されているとこと。鳥取に移住して来た人からすると、これはありがたい!

23:00

Hack.BAR鳥取クローズです。10名以上のお客さんがクローズまで楽しんでくださってました。初開催でしたが、想像以上に多くのお客さんに来ていただけて本当にありがたい。開催して良かった。

最後に振り返り編をお届けします。
自分のメモがてら細かいオペレーションの振り返りもします。
読み物として面白くない箇所は読み飛ばしてください。

振り返り編

オペレーション(良かった点)

  • 受付で参加者に名札作ってもらったこと
    名前を聞く手間が省けた。名前を呼べるのでコミニュケーション取りやすかった。

  • 飲み放題のお支払いを前払いにした
    当初帰るときにお支払いにしようかと思ってた。実際やってみると、誰がいつ帰るか把握できないので前払いにして良かった。

  • Wifiの情報をQRコードにした
    接続が楽そうだった。

  • チップボックスの設置
    「値段以上の価値を感じていただいたらチップボックスへ」という案内を書いて受付に置いておいたが、思っていた以上にチップを払ってくださった方がいらっしゃった。

  • 氷とコップをたくさん買っておいた
    少し多めにと思って、氷10キロ、プラスチックコップ90個用意していたがほぼ使い切った。

オペレーション(反省点)

  • 事前の参加申し込みフォームで連絡先を聞いてなかった
    参加申し込みのハードルを低くしようと思い、参加フォームの項目を「参加する」のみにした(目的は人数把握)。しかし、連絡先分からないので参加申込者にイベントの追加情報などを直接送れなかった。お客さんからも「リマインドほしかった」と言われた。今後は申し込み時に連絡先も登録してもらう。

  • お客さんが自分の注文履歴を見れない
    オーダーシステムの問題。お客さんが自分の注文履歴を見れない仕様だった。お客さん自身が何を注文したか忘れてしまうことが起こっていた。

  • 受付で伝え漏れ・うまく伝わってないが発生した
    受付はスタッフが対応したがオーダーの流れやHack.BAR鳥取参加者のコミニュティについて、お客さんにうまく伝わってないことがあった。一度に複数人が来て対応すると伝え漏れなどは発生してしまう。人を介さなくてもお客さんが見落とさず、自分で見て理解できる仕組みがあるといい。

  • 席が固定されてしまい違う席の人との会話が生まれにくかった
    違う席の人とも話せる仕組みを作った方がいい。定期的な席替え、ドリンクを取りに行ったら違うテーブルに座るなど。

オーダー履歴考察

  • 車でいらっしゃる方が多くノンアルの注文が多かった
    唯一のノンアル言語カクテルであるHTMLが一番売れた

  • アルコールはビールやハイボールより、言語カクテルの注文が多かった

  • 言語カクテルはメジャーな言語の注文が多い印象(PHP, React, Javascript)

  • Rubyは今回「レッドアイ」にしたがトマトジュースが嫌いでやめたという方もいらっしゃったので、同様の理由で注文が少なかったかもしれない。次はお酒の種類を変えてみようと思う。

  • フードはあまり売れなかった
    別料金だからというより、初めての人と話すのに集中してるからあまり空腹感を感じないのではと思った。

まとめ

シンプルにHack.BAR鳥取を開催して良かったです。
私自身が「鳥取にもエンジニアコミュニティあったらいいな」と思ったことが始まりでしたが、同じようなことを感じてる方がいらっしゃることがわかりました。開催後アンケートを取らせていただきましたが、現時点で回答者全ての方から「非常に満足した」「定期的に開催されたら嬉しい」との回答、8割の方から「毎週開催されたら嬉しい」との回答をいただきました。今後、2回目以降の開催も検討していきたいですし、今回出会った皆さんと一緒に面白い取り組みをしていけたらいいなあと思ってます。鳥取西部や松江の方にも裾野を広げていきたいですね。鳥取のエンジニアコミニュティこれから盛りがっていきます!!

最後に、今回Hack.BAR鳥取を開催するのに、社内・社外・県内・県外問わず多くの方にご協力いただきました。お陰様で無事開催出来ました。ありがとうございました!是非また楽しみにしていてください!



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