【本】不良品【コラム】
小学校の時、荒れていた学校だったこともあり少し早めの反抗期を迎えて
そのまま中学生になった僕は学校をサボって遊んでばかりいました。
初めてライブハウスというところに行ったのもこの頃だったかも。
そして理由もなく世の中の全てにムカつくような、よくある多感な時期というやつを過ごしてました。まるでパンク少年。
いろいろスリリングな事ばかりして遊びまわり、勉強もせず。
通知簿をもらってみると音楽の成績は最低の…「1」
授業に出てなかったから当然なのですが。。。
(でもそんな僕でも頑張って音楽やっていけてるので、人生何があるかわかりません)
まぁ、そんなこんなでいろいろいろいろあったのですが
縁といいますか、その学校にもすごくお世話になった先生がいまして、
なんだかんだ見放さずに面倒見てくれました。
結果的に良い方向へ導いてくれた先生です。感謝。
ある時、そんな先生に
「せめて本1冊だけでも読め。簡単なのでいいから」と言われて渡されたのが宇梶剛士さんの「不良品」という本でした。
宇梶さんの壮絶人生を綴った自伝です。
授業サボって保健室のベッドでなんとなく読み始めましたが、文字もそんなに多くなく難しい本ではなく
読むほどにどんどんのめり込んで行きました。そもそも宇梶さんの波乱に満ちた人生がすごく面白かったのですが、
「人は文才さえあれば自伝を書くことで誰でもベストセラー作家になれる。」と、どっかの偉い人が言ったように
人の人生、十人十色。これほど魅力的なものはありません。もはやTV番組のノンフィクションも毎週録画状態です。
そんな些細なきっかけで本を読むようになりました。
超難しい本は途中で諦めることもありますが、ジャンルを問わず何かと読み漁りました。
映画も大好きですが本には映像作品とは違った良さがあると思っています。
例えば自分の頭の中で人物像を作り出せるところとか。
どんなフォルムでどんな顔なのか、どんな表情なのか、どんな声なのか。
自分で作り出した人物像を重ね合わせて物語の中に飛び込むことができて、映画なんかとはまた違った楽しみ方ができます。
自分の想像力を作品に加えて感情移入が増すと
その分、長編の大作を読み終えたときはどこか虚しささえも感じたりします。
時代小説にハマったときは聖地巡礼してみたり笑
推理小説にハマったときは、、、特に何もしてないけど。。。
(海外ドラマのシャーロック面白かったなぁ)
そんな感じで本がわりと好きです。
たまに間違えて同じ本を2回買います笑
そして今はベースマガジンを買ってきて読んでます。笑
大好きなジョーダートが表紙だったので、、、
先日会うことができたので写真撮ってもらいました!with岩崎慧さん(セカイイチ)
ファンキー!
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