【ベース研究室】2フィンガーの話

ベーシストParkです。

常々思ってます。

2フィンガーってむっちゃムズくない?

(2フィンガーというのは右手の人差し指と中指で交互に弦を弾く奏法のこと。)


ずっと思ってるんですよ。

特に休符の少ないような継続した音符。

そしてテンポが早くて、なおかつハネたビートとかって、実は2フィンガーで弾くのに全然適してないのではなかろうかと。

絶対ピックの方がノリが出しやすいと思うんですよね。

動きに連続性がある。

体の作り的に、指を交互に動かすという動作って完全に指同士が独立した動きだと思ってるんです。(強いて言えば神経が同じというくらい)

ピックのアップ、ダウンのように動きに一貫性がないというか。

一連の動きの中にあるものではないので、コントロールが難しい。

ドラムのように体を全て使うわけでもなく、

体を大きく揺すってノリにノッて見ても、結局音を紡いでるのは指二本。

こりゃあムズイぜ、、、


ってな事を練習に行き詰まった時の言い訳にしてブツブツ一人で言ってたりするのです。

ゴーストノートだって空ピックのような動きの中で生まれるわけでもなく、スネアのようにスティックを落とす動作でもなく、

あえて頑張って弾かなきゃいけない!

なんだか書いてて、とても非効率な弾き方な気がしてきたぜ。


ウッドベースの1フィンガーは納得できる。

ウォーキングベース指一本振って刻んでドライブしていくし。

その流れで

後のエレキベース奏者に多大なる影響を与えたジェームス・ジェマーソンはエレキベースも1フィンガーで弾いてたし!

巨匠チャックレイニーも1本指だし!

後藤次利さんは親指と人差し指で弾いてる、、、

果たして2フィンガーは本当にいい弾き方なのだろうか!


研究は続く〜!!



ま、最近ですね

レコーディングでロッコ(Tower of Powerというバンドのベーシスト)風味の16ビート曲が続いたもので

弾き終わった後にしばらくまた考えてました。


うーむ。

でも、ピックではやはり少しニュアンスが変わるというか。

いや、でもBobby vegaとかCody Wrightはピックでいけてるな(音色も追い込めばいけるか?)


しかしまぁ、この2本指を使った弾き方にしか出せない味があるわけで。

先ほど書いたのはほんの一例です。

結局、全ての奏法にいろんな形の良さがあるのです。


結局はいい演奏をすればいいだけの話です。


そもそも僕は自分の体(指)で直接触って楽器を扱っているというのが好きだし。

だってラケット競技とか苦手やし、、、(テニスとか卓球とか)



求められる場所ではそれに答える演奏をして。

いつもいいグルーヴといいマインドで。

みんなも楽しくベース弾きましょう〜!!



ほな。


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