【サッカー観戦記】 サンフレッチェ広島vsFC東京 台風を飛び越えろ 2024.8.31 広島ピースウイングスタジアム
眠気覚めシートを握りふるえつつ窓の外には雲の柱見つ/瑞野明青
台風が動かない?!
ずっと気象情報に釘付けになっていた。九州に上陸した台風が動きが遅く、見るたびに予測が遅くずれてくる。さっさと行ってくれとか気をもみながら、とうとう前々日になった。東海道新幹線は運転中止と呼びかけていて、陸路が困難になりアウェイの東京サポーターはSNSで色々書き込んでいた。試合中止の条件を色々考えていて、試合日の8・31は広島は天気が回復しているし、広島の交通には問題がないということは東京の選手の移動が可能なら試合はあるなとなった。当日の朝、羽田が大丈夫なら行くしかない。
実際のところFC東京の選手は新幹線の運転中止と高速道路の混乱に巻き込まれて、当日羽田を出発し山口宇部からバスで広島に移動という大変な事になっていた。
台風を飛び越えた
流石に途中台風の近くを飛ぶときは大きく揺れたものの、向かい風もあったのか広島空港には早着だった。
ぶじ、広島について流石に疲れもあったので、観光よりも体を休めることにして、宇品の近くの温泉に行った。かなりのんびりしたあと、お腹が空いたのでお好み焼きを食べに行った。
サンフレッチェ広島vsFC東京 ピースウイングスタ
交通の混乱を受けて特に新幹線移動のFC東京サポーターは諦めた人が多かったのか、アウェイ側には空席も見られた。試合内容も当日移動の体力的な影響もあったのか、FC東京の選手はからだがおもそうだった。広島の圧勝かなと思ったところで、急に広島の選手の足が止まったのだ。これだからサッカーはわからない。そのあと、小柏が突破して(足のある選手の正しい使い方)ゴールを決め、オウンゴールを誘うことになった。結果3-2という僅差になったので、これはもう選手にはよく頑張ったとしか言えない結果になった。
試合後にはFC東京サポーターにも広島の選手や関係者も挨拶に向かったという話だった。というのも、次の目的地小倉に向かうため、早々にスタジアムをあとにしたので見られなかった。試合前日からの交通混乱があっても、当日の天気が回復しているような場合に、スケジュールのより緊密を避けるため広島は中止を判断できなかったという話が囁かれていたからだろう。本来ならサッカーでは当日移動をする例はJリーグではないことなので、もっと配慮がされるべきだった。中止の判断の明文化も必要だと思う事態で、東京が文書を出したのも当然のことだ。
とにかく、みなさんお疲れ様でした
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