見出し画像

もう、ブスとは言わせない!人並みに可愛く見せる方法 軍用地編

その物件は、共有物件、地目が墓地の嘉手納飛行場でした。

画像1

普通は、嫌厭されがちな物件ですが、倍率が魅力的だったからです。

共有とは、1つの土地を複数人が共同で所有している状態の土地のことをいいます。

金融機関によっては、融資倍率を単有より低く設定します。相場も1,2倍下げているようです。

普通の土地の場合、売却する時は、共有者全員の同意を得なければ、売ることが出来ない、貸す場合は過半数の同意を得なければ、賃貸するはできません。

ですから、共有物件は使い勝手が悪いので、銀行の担保評価も低く、融資が付きにくいと言われています。

しかし、軍用地、特に返還予定がない嘉手納飛行場は共有物件でも人気がありますが、それでも2,3倍は下がります。

また、登記簿上の地目が墓地でも、実際に墓地として使用されていないのですが、気になり購入をためらう投資家も多いようです。これも相場より相場も1,2倍下げても売れません。

墓地というのは、固定資産税では非課税になり課税されませんが、軍用地の場合は、現況では軍用地として使用されているので、雑種地扱いで課税対象となりす。

余談ですが、基地の中には、実際に墓地として使用されている箇所があります。

例えば、陸上自衛隊那覇駐屯地内にある箕隅宮(ミーヌシン)です。

https://rorisi.com/2019/05/26/kaganji/?share=facebook
ここは鏡水郷友会が管理しており、年に数回、決まった時期に自衛隊の許可を得て、参拝しています。

軍用地内に宮を建立しているので、参拝した日を日割精算して、年間の軍用地料差し引いて、郷友会へ支払います。

また、普天間飛行場内の墓地についても、米軍の運用上の問題で、政府は墓の所有者に対し、移転に伴う補償を行います。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1273803.html

話を戻します。

共有と墓地でも全く問題ない理由とは?

ここから先は

1,221字 / 1ファイル

¥ 353

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?