【1】神モチベーション 「やる気」次第で人生は思い通り/星渉【書評】
参考度:⭐
おすすめ度:⭐️
読んだきっかけ
就職活動解禁直前にしてモチベーションが湧かないため、話題になっていたこちらの本を読むことにした。
感想
最初に感じたのは、めちゃくちゃ読みづらい。改行が多い。エクスクラメーションマークが多い。口語体が多い。少なくとも「、」の後での改行はくどいのでやめていただきたい!
この著者は以前にも何冊か出版しているらしいのだが、そう思えないほど読みづらい。少なくとも横書きであればまだ見苦しくなかっただろう。改行だらけのネット小説を読み慣れている人からすれば読みやすいかもしれないが、私にとってはむしろ読みにくい文章だった。
文法の誤りも多い。
おそらく文章の質として見れば、この書籍は個人ブログより下である。
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内容については、かなり参考になった。一言でいえば「理想と現実のギャップを武器にせよ」というのが著者の主張である。理想をつくり、維持する方法について筋立てて書かれている。
たしかに自身を振り返ると、私が何か夢中になって努力したとき、理想の自分に成れていないという悔しさが燃料だった。しかし私はこの「ギャップ」のチカラを活かしきれていなかった。成果だけを追い求めたため、モチベーションが低下していった。そして途中で何を目指していたのかわからなくなっていくのだ。
この本を通じて、このギャップを飼い慣らし、上手く使う方法を学んだ。早速実生活で活かしていきたい。
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もしこの本に興味のある方は、まず試し読みしていただきたい。「この書き方は自分に合わない」という人は無理に読まなくていいだろう。内容がかなり納得できるものであっただけに惜しいと感じる一冊だった。
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