先発選択から始まる継投策、楽天イーグルス編

打線に合わせデッキ構築まで進みましたが、忘れてはならないのが投手陣。
打者は上位打線じゃなければ1打席が終わればそれまでですが、投手はワンポイントではない限り3回、4回打者と対面する必要があります。

となるとアウトを取るのに必要になってくるのはミート強振の読み…ではなく【覚醒】ですね。
読みをすっ飛ばして問答無用でアウトにするこのシステム。これが無かったら打者の50%に翻弄され試合が終わらなくなります。

覚醒でアウトをベースに投手陣のデッキ投入を考えてみたいところです。

先発を選ぶ基準は何?

選手紹介に目を通した方はお気付きかもしれませんが、現環境は手札の枚数を意識するなら田中一択で問題ないです。

◆田中先発案

まずは田中先発をベースに継投策を構築しましょう。
コスト2のため継投では残りコスト3使えます。
2-2-0-1、2-1-1-1と抑え渡辺に繋げる形を意識していきます。
手札も7スタートから4+2+2、3+3+2とどちらも8枚増え15枚ルートが目指せます。
回が終わるまでに8枚まで手札はキープ出来るルールのため、2枚出しが比較的やりやすく最大値の調整も苦ではないでしょう。

攻めも守りもやりやすいのは分かりましたが、問題はデッキの構成となります。
DP6が維持できる【2-1-1-1】のルートは強そうに見えます。しかし、覚醒を活かすとなるとバラけた積み方が必要になります。
田中3、渡辺2、宋2、酒居2の9投入が安定するでしょうか。宋と酒居は手札に来た方から継投する方式が取れます。

次に中継ぎで強力な伊藤茉央に継投出来る【2-0-2-1】のルートです。
こちらは0コストの鈴木をデッキに積む必要は無く
田中3、茉央3、渡辺2のような8投入がベターとなるでしょう。
田中の覚醒がデッキから枯れ始め、茉央が手元に集まってきた頃合いを見て継投していきたい。AP4相手なら先に鈴木でワンポイント継投も決めたら天才です。

◆早川先発案

こちらは先発というよりショートスターター、1人終えたらすぐ伊藤茉央に継投の流れです。
自身が先攻を取れなかった際の副案として大会でも用いられた起用法です。(先行だったら田中を出す方針)
先発が固定されていないためデッキに先発覚醒用のカードは入れず
茉央3、渡辺2のような投手5投入に加え、外野警戒3、内野警戒3で守備面を補う構成です。

1-2-1-1の形式になるため、コスト0鈴木の出番は無し。
全体的に茉央に任される比重は大きく、手札枯渇の際には酒居か宋で補充して2回付近を凌ぎましょう。必然的にダイス−をフォローする太田安田は6投安定。打線に割り振るカードが少ないためバランスが重要に。

◆則本先発案

後攻を取られたら手札5枚で先行は中々ハードモード。継投は3-0-1-1の伊藤茉央経由しないルートで計7枚ドローが理想的ムーブ。それでも少ないドロー。
デッキ構築も則本3、渡辺2〜3、外野警戒3辺りに落ち着く。
後攻スタートでも基本的に1枚出しで強振を凌ぐ展開になるため、どれだけ覚醒用の則本を自引きできるかで展開は変わってくる運ゲー。強振12で詰められると基本キツくなる。

素でDP7のためAP4バニラにはめっぽう強く、覚醒2枚出しされても則本の効果でDP+1が機能し警戒を使えば1枚サポートでDP13の数字を叩き出せる。
本領発揮を1枚添えるだけでもAP4は通常の単サポートで突破は出来ないため相手がアウトを献上してくるパターンも。(覚醒でAP+2は防げませんが)

淡々と1枚出しされる相手目線では常に覚醒で12か15以上を出す組み合わせを想定しなければいけないため攻撃時2枚出し過多になる。
得点圏は覚醒勝負師の2枚出しを警戒するのがベターか。AP6による勝負師値千金で同値狙いも則本には効かないため、勝負師単出しで抑えるメタが外れても何とかなる。

則本用打線を考えるなら1回攻撃時1〜3番の上位はアウトで捨てる考えで組み、2回以降で本番にするのが理想か。
後攻を相手に取られると弱い点は変わらず、2回表の攻撃も少ない手札で進行することになる弱点。先行後攻で打順の入れ替えをする高等テクが可能なら割と重要に。


◆まとめ

田中はオーソドックスでシンプルに。
早川は変則ではあるがベースは田中先発と変わらずの運用。
則本のみ手札の回し方や、先行後攻で左右される不安定さがなかなか難しいところ。

第2弾の岸、庄司も則本よりは絶対に使いやすいためこちらの先発案も発売後に構築してみたいですね。
中継ぎのバリエーションが心許ないため、第2弾のコモン辺りに面白そうな選手がいるかどうか期待です。

ここまで読んだアナタ、楽天って至って普通ですよね…?


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