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サークル「じぶん綴り方」12月のテーマを考える〜わたしを怖がらせるもの

 参加しているサークル「じぶん綴り方」は、毎月2つのテーマが出ます。今月のその一つ「わたしを怖がらせるもの」について、綴ってみました。

簡単だと思ったけれど難しいテーマ

 自分を飾ることなく書けるかどうかを試されているような、そんな感じがしませんか?

 そのまま書くと、なんか「そんなものか怖いの?」と言われそうな気がするし。
 何か、哲学的に、抽象論で書いてしまうこともできるけれど、それが今月のテーマとしてのこれなのか。

 発表直後にそんなことを思ったら、ついに25日まで書けませんでした。
 こういうのは、追い詰められると、無駄な考えがなくなります。文章を書くときって、そういう「勢い」がないでしょうか。推敲する時間がありすぎると、考えをこねくり回して、まとまらない。でも、時間が限られている中だと、余計なことを盛り込む時間がないから、意外にすんなり文章になるっ感じ。

人の目、人の評価

 当初、このテーマで出てきたのは、これでした。
 私は何をするにしても、これを気にしてしまう。そして、それを恐れて、実行を断念することも少なくありません。人前で歌うことの恐怖からの脱出。私がnote に続けて書いているこのテーマも、人の評価を気にしていることが土台です。

 このじぶん綴り方に投稿するのも、読んで下さったかたがどう思うだろう。それが実は結構気になっています。

 だから、人の目、人の評価が、私を怖がらせている。それは、「まずは」間違いありません。

お化けはなぜ怖いか

 お化けって、怖いですか? 私は、怖いです。
 お化けの存在を信じているかどうかが前提になりますが、漫画や世俗的な文学作品に出てくるようなお化けはいないと思います。でも、人が認識したり理解できない世界で、人になんらかの影響を与えているものは、その存在は証明できないけれど、否定もできないのではないでしょうか。

 お化けの正体見たり、というわけで、それはススキだった。というのがありますが、ススキと分かれば何も怖くありません。お化けが怖い、ということの本質は、正体がわからない。次に、どういう行動をして、自分にどういう影響を与えるかわからないから、だと思うのです。

 これは実は、お化けだけの話ではなく、人は、わからないものが怖いと思う。と、言えないでしょうか。

人の目や評価もわからないけれど

 その視点から、人の目や人の評価が怖いということを考えてみます。
 これは、確かに「わからない」ものです。そして、自分では制御できないものです。悪い評価にならないように努めても、評価する人の目線、基準、軸線から外れていれば、それは意味がありません。どんなに頑張っても、人の評価は制御できない。だからわからない。

 と、考えると、正体がわからないものを怖いと思う、という仮説はここでは追加の根拠が与えられたことになります。

では、なぜ人の目や評価が気になるのか

 しかし、もう一つ考えないといけないな、と思うことが出てきます。それがこのサブタイトルで、人の目や評価を気にしなければ、それがわからなくても何も自分に影響はありません。怖がる必要はなくなります。なのに、人の目や評価を気にする自分がいるわけです。

 そうすると、なぜ、気になるのかは検討の価値がないでしょうか?

25日考えた仮説ですが‥それはズバリ

 仮説です。25日、このテーマが発表されてから考えました。でも、まだモヤモヤしている。はっきりしていない。
 でも、一つ、仮説が出てきました。

それは、怖いのは、自分自身、ということ。

 わからないことが怖い、という仮説の裏返し。逆から見たことで出てきた仮説ですが、自分で自分のことを理解していないから、自分自身が怖いのではないか。

問題の分離と解決に向けて

 仮説だけど、怖さの解消、解決には、役立つかもしれない、と、今、思っています。

 じぶん綴り方の主催団体れんげ舎代表の、長田さんの note のこの記事を思い出しました。

誰かのことがすごく心配なときの対処法

 この後半で、問題の切り分けを提唱しています。
 それによれば、人の目、人の評価って、ここの切り分けの2、または3の話です。
 それを、1の話、すなわち、「心配する側」の人が対処出来る問題 として捉えたらどうでしょう。
 それはすなわち、仮説のとおり。人の目、人の評価はどうにもならないことですが、自分自身のことがわからない、は、なんとかなる可能性があります。だから、これに専念すればいいのではないか? と。
 そして、長田さんのこの記事の最後は、そうやって切り分けて、「(自分の問題)にだけ対処し始めると、大抵はそれだけで「心配される側」の人は軽く」なるとしています。

まとめ

 以上の考察と、周りもハッピーになるので、わたしを怖がらせるものは、「自分自身」。

 これが正しいかはわかりませんが、そう思って、対処を考え、まずはやってみたいと思います。

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画像は、みんなのギャラリーから「怖いもの」で検索して、イメージにあっていたものを使わせていただきました。ありがとうございます。

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