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「いつもと違う生徒たちの姿を見れました」目標の2倍集まった、郡南マルシェ

3月16日(土)、それまであまり青空の見えなかった郡上市は、朝から晴天で気温も高く、まさにマルシェ日和な気候になりました☀

こんにちは、郡南中学校です。
今日は1,2年生の学びの集大成である、郡南マルシェの様子をお届けいたします!


小さいお子さまも楽しめるように。アウトドアビレッジ373チーム

木の棒を投げてピンを倒す「モルック」をはじめ、ボールあてゲームやフリスビーなど、大人も子どもも楽しめる遊びを企画しました。

大きいお兄ちゃんたちが全力で一緒に遊びます。
夢中になった子どもたちが、どんどん前のめりに遊んでいるのが分かりますね(笑)会場入口のすぐ隣にあるため、子どもたちの元気な声が響き渡り、マルシェの熱気が伝わってきます。

「こんなにたくさんの子どもが来てくれると思わなかった!」と驚きの声を聞かせてくれました◎


自然をいかして、環境に優しいものをつくる -ミサト工業

ミサト工業のブースでは、オリジナル缶バッチづくりを実施。缶バッチにしたい素材を持ち込んでもらうか、当日その場で絵を描いてもらい、生徒が缶バッチに仕上げます。
子ども画伯が思い思いのMY缶バッチを制作していました。


ワークショップだけではなく、ステンレスの箸の販売や、生徒制作したオリジナル缶バッチ・キーホルダーの販売も行いました。
実際に生徒たちが集めたごみをアレンジした作品は、生徒ならではの表現が施されていて、「ごみを違う視点で捉えると、こんなにも宝物につながるんだ」と実感させてもらいました。


ご賞味あれ!生徒と企業の共同開発のおいしいものたち

●まるごとサツマイモのはいった、罪悪感のないグラノーラ -ムスビノカナデ

「おすすめは何ですか?」
そう聞くと、生徒からはこんな言葉が返ってきました。
「まるごとサツマイモを使用したグラノーラは、サツマイモの甘みが本当においしくておすすめです!アレルギーの人も、安心して食べられるんですよ」

ひとつひとつの商品にちゃんと向き合ってきたのが伝わってきます。ひとついただきましたが、サツマイモの甘さが本当においしく、ぺろっと食べてしまいました。市販のお菓子を食べるより、罪悪感を感じないのもうれしいポイントでしたね🤭


●スパイシーなカレーにカブレモンソースで爽やかに! -カムカムカフェ

試作のとき悩みに悩んで決めた、カブソース。結構スパイスのきいたカレーでしたが、カブレモンソースが爽やかであう!カブの甘みもあって、美味しいカレーでした。
オープンしてからあっという間に、行列に。カレー以外にも、タピオカとおからを使った「タピっておからボール」の和スイーツを準備。いろんな方に楽しんでいただきました◎


●たっぷりクリームに甘酸っぱいブルーベリーをトッピング -アンリエッタ

美並の杉原地区で作られているブルーベリーを使ったパン、その名も「ミルティーユ」
さくっとデニッシュ生地に、たっぷりのクリームチーズと自家製カスタードクリームをのせて、ブルーベリーをトッピング。アクセントのラズベリーも甘酸っぱくておいしい~!デザートに…と思ったら、すごく満足感のあるひとしなでした。

なんと今回、特別に去年開発した「モランゴッツォ・デ・グンナン」もご用意いただきました!こちらはたっぷりあんこに籾山さんのイチゴを使用しています。どちらも甲乙つけがたいものでした。


●郡上産をたっぷり使用!ピリっと旨辛の郡昇丼(ぐんしょうどん) -しょうりゅう

郡上みそのピリ辛に岐阜県産ボーノポークのうま味、郡上産の野菜の甘みが絶妙に絡んだ回鍋肉丼。男たちが配膳頑張ってしてくれましたよ👏
すごい行列で、食べる前に売り切れてしまいました。(全部制覇するのは難しかったです…!)

途中、シフトの相談を先生としている生徒の姿が。臨機応変に対応するのは、こうしたイベントならではの学びだと感じました。
先生に郡南マルシェの様子を伺うと、普段教室では見れない生徒の姿を見れてうれしいという話をしてくれました。



郡南マルシェのチラシをはじめ、告知に使用するものは自分たちで考え作ってきました。ひとつひとつに、生徒たちの想いがつまっています◎


環境問題を自分ごとに。 -1年生発表

一年生は環境課の方と一緒にごみ削減に向けた取り組みを考えてきました。
その中ででてきたのが「清掃ラフティング」
サップやラフティングなど、美並には川のアクティビティが充実しています。ただ「楽しかった」で終わらせるのではなく、「楽しみながらごみを減らすアクション」を促すアイディアをまとめてくれました。

ごみを減らすために、今日からできることはたくさんあります。
マルシェにきた方が「今日から取り組もう!」と思えるアクションを並べ、シールで宣言してもらおうというボードも設置。

また、当日できるアクションとして「まんぷくぷく手帳」の配布も行いました。今回はマルシェ限定で1ポイントが付与されていること、マルシェ内でもまんぷくぷく手帳を使えることから、「食べ残しをなくし、ごみを減らす」アクションに繋げます。
啓蒙のために、キャラクターを段ボールで自作。実はこの子、動くんです!(子どもたちが釘付けになっていました👀)


展示をするだけではなく、ちゃんと生徒が来てくれた方へ丁寧に説明をしてくれました。「なぜ私たちがこの取り組みを推進しているのか」もきちんと伝えてもらうことで、「環境課題をどう自分ごと化するか」を教えてもらいました


◇ ◇ ◇

当日は20度を超える気温でしたが、それに負けないくらいの熱気が漂っていました。

去年の来場者を超える500人を目標人数として掲げた生徒たちでしたが、ふたを開けてみたらその2倍、約900人が来場!!!多くの方に郡南マルシェを、そして郡南中学校×地元企業のコラボ商品や企画をお楽しみいただきました。


企画・開発・制作・告知・会場の設営・販売など、ゼロから始めることはすごく大変なことです。企業の方をはじめ、多くの皆さまの支えがあってこそではありますが、それと同じくらい、生徒たちの「いいものを作りたい」気持ちが郡南マルシェを作り上げたのだと感じます。


改めてお越しいただいた方、来られなかったけど応援いただいた方、本当にありがとうございました。
そして、当日までの時間を全力で駆け抜けた郡南中学校の生徒のみんな、お疲れ様でした!


2年生全員ではありませんが、チームリーダーを集めての写真。いい笑顔ですね!
(カメラマンが撮影しているのに便乗してパシャリ📷)




長良川を活用した「総合的な学習の時間」は、郡南マルシェの中心を担った2年生が入学した年にはじまりました。来年度で3年目を迎えます。

3年生になった彼らは、どんな1年を過ごし、卒業するのでしょうか。
これからも目が離せません。


今日も、最後までお読みいただきありがとうございます。
それではまた、次のnoteで会いましょう。


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