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RPA通信

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ぐんま税理法人ニュースレターに掲載されたRPA通信の記事を集めたマガジンです。
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2023年4月の記事一覧

ぐん税ニュースレター vol.32 page05 -RPA通信-

少々乗り遅れた感はありますが、今回はChatGPTを触ってみたお話です。 ChatGPTは昨年11月に米・サンフランシスコのOpenAIが発表した「人工知能チャットサービス」で、以降非常に話題を呼んでいるツールです。 2月頭に登録して少し触ってみたまま、確定申告の忙しさに放置していました。 単純に「スゲ~」とはなったんですが、仕事で使えるか? というのはパッと思いつかなかったんですよね(自分だけならまだしも、会社の中に組み込むのは……???)。 ところで、RPAを使うメリッ

ぐん税ニュースレター RPAバックナンバー 2022年4月号

OCRやSTREAMEDの導入から1年が経過し、ロボット(RPA)もエラーは出しつつ黙々と業務を支えてくれています。 月次処理一つとっても業務フローは大きく変化してきました。 確定申告でも自動化! 本年最初の繁忙期である確定申告が無事に終了しました。社内で開発したレシートOCR/医療費OCRロボットに加え、第19号でご紹介したMFクラウド • STREAMEDが大いに役立ってくれました。 今年は学生アルバイトや長期インターン生が複数いたため、 人手的にも余裕があったと言え

ぐん税ニュースレター RPAバックナンバー 2022年1月号

改正・電子帳簿保存法の一部は令和6年1月まで猶予が設けられましたが、 2年なんてあっという間。「そのうち」は永遠にやってきません。 今回は電子保存を活用した経理処理の省力化についてお伝えします。 改正・電子帳簿保存法 一部延長されたけど・・・ 令和4年1月に施行された改正・電子帳簿保存法 (以下「電帳法」)の目玉となっていたのが、「電子取引の取引情報に係る電磁的記録の保存」でした。簡単に言うと、データで受け取った請求書や領収書はデータのまま保存しておいてね、というものです

ぐん税ニュースレター RPAバックナンバー 2021年10月号

前号でお伝えした通り、IT導入補助金を活用して3つのITツールを導入したわけですが、今回は残る1つのツールについてご紹介していきたいと思います。 kintoneってなに? kintone (キントーン)とは、サイボウズ (株)が提供しているWebデータベース型の業務アプリ構築クラウドサービスです。サービス開始は2011年11月で、日産やANAなど名だたる大手企業でも採用されているツールです。 説明の通り、ざっくり言ってしまうとデータベースではあるのですが、 自由にカスタマ

ぐん税ニュースレター RPAバックナンバー 2021年7月号

昨年12月に申請したIT導入補助金ですが、 1/27付で無事に採択され、確定申告時期と重なりながらも何とか導入が完了しました。まだまだ途半ばではありますが、その一端をお伝えできればと思います。 導入ツールのご紹介! 今回導入したITツールはkintone・MFクラウド会計・STREAMEDの3つです。名前を聞いたことがある、または既に会社で導入されているという方も多いのではないでしょうか。 MFクラウド会計 (株)マネーフォワードが提供するクラウド型会計ソフトです。ブ

ぐん税ニュースレター RPAバックナンバー 2021年4月号

業務効率化を推進していくうえで避けては通れない「紙」問題。 コロナ禍でペーパーレスも脚光を浴びていますが、 それでも中小企業では依然として紙の山から脱出できていません。 今回は紙をデータにする 「OCR」と弊社の取り組みをご紹介します。 OCRって何? OCR (Optical Character Recognition: 光学文字認識)とは、スキャンした書類や写真といった「画像」から、メモ帳やワード等で編集可能な「文字データ」に変換する技術のことです。 技術的には20世

ぐん税ニュースレター RPAバックナンバー 2021年1月号

弊社でRPAを取り入れて早1年。 まだまだ試行錯誤の日々ですが、 今回はデジタルレイバーとも呼ばれるRPAがスムーズに働ける環境作りについてお伝えします。 未知のエラーが現れた!ロボットがとった行動は・・・? パソコン作業において、残念ながら突然発生するエラーからは逃れられません。 自分でパソコンを操作しているのであれば、 エラーメッセージに従って対応すれば良いのですが、 何度もお話ししている通り、RPAは人が作ったシナリオに沿って動きます。 つまり、ロボットがこれに対処

ぐん税ニュースレター RPAバックナンバー 2020年10月号

前回まで、RPAの特徴や様々なツールをご紹介してきました。 そろそろ、「で、実際どうなの?」という声が聞こえてきそうなので、今回は弊社で実際 に稼働しているロボットとその制作過程をお伝えしていきたいと思います。 ロボットはどうやってパソコンを操作しているの? 前回の補足ですが、RPAソフトが自動化を実現する方法として、 画像認識型・オブジェクト認識型・座標認識型の3種類が あります。弊社で利用しているEzRobotは画像認識がメインのソフトとなっています(ウェブブラウザは

ぐん税ニュースレター RPAバックナンバー 2020年7月号

前回、RPAの特徴を簡単にお伝えしましたが、今回はもう一歩踏み込んで、RPAの導入が適している業務や、どのようなツールがあるのかについてお話ししていきたいと思います。 RPAが得意な仕事とは? およそパソコン内で完結できる作業であれば、 RPA化することは可能だと思います。 しかし、実際にRPA化する場合、さらに次の2つの条件を満たすものが適している(投資効果が高い)と言えるでしょう。 【1】 定期的に発生する繰り返し作業であること 前回お伝えした通り、RPAのメリット