プロ野球のイチロー選手とサッカーの本田圭佑選手、そしてプロゴルファーの石川遼選手。
日本を代表する世界的スーパースターの3人は奇しくも同じ小学生のときに「将来の夢」「僕の夢」「将来の自分」と題する作文を書いています。
<プロ野球のイチロー選手>
「夢」と題されたこの作文は、大リーグで活躍するイチロー選手の小学6年生の時のものです。この作文は、イチロー選手の父親、鈴木宣之さんの著書「溺愛 我が子イチロー」で紹介されています
<サッカーの本田圭佑選手>
かつてヨーロッパの世界最高峰プロサッカーリーグの名門チーム:ACミランの10番をつけていた本田圭佑選手が小学6年生の時に書いた卒業作文。
2014年1月、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」にも掲載され、地元の称賛・注目を集めたことでも話題となりました。
<ゴルフの石川遼選手>
「プロ野球選手になりたい!」「プロサッカー選手になりたい!」「プロゴルファの選手になりたい!」と書いた男子は結構多いかもしれませんが、ここまでしっかりと自らの現状を把握し、分析し、そして将来を見据えた文章を書いた人は多くはないと思います。
注目すべき点は、文章の中に「数字」が多く出てくることです。目標を達成している人が、いかにしっかりと具体的に考えているかがよくわかります。
イチロー選手の場合、「ドラフト入団で契約金は、1億円以上」。
本田選手の場合、「セリエAと日本代表で背番号10をもらう」「Wカップでブラジルに2対1で勝って優勝する」。
石川遼選手の場合、「マスターズで二回優勝する」など。
かなり具体的に数値化して夢を描いています。
数値化は、目標に向かうのに非常に有効な方法です。
具体的な数値化がむずかしい場合は、具体的なイメージを頭に描くだけでも良いでしょう
なぜなら、自分で「こうなるんだ」と思わないかぎり、実際にそうなることはないのですから。