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1st mini Album​ 「結晶コントラスト」

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1st mini Album​ 「結晶コントラスト」の歌詞置き場です!
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記事一覧

白昼リアルワールド

解の見えない
行き当たりの期待で膨らんで
彩を知らない
背けてしまう 視界を閉じる目

愛は見えない
心変わりで掃いて捨てる銘
世界を知らない
背けてしまう 未来を塗り替えて

理想とリアルワールド 安定

前の見えない
曇りガラスに描いている大体
答えの見えない
行き当たりの期待で膨らむ曖昧

真夏の太陽と冷えた檻
渦巻く白昼立ち尽くすよ

気付かせてよ 醒めさせてよ
夢見る僕らの悲しさと虚しさ

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月面ワルツ

結んで解いて 時の流れに沿って
数える日付を 満たす思い出の雨
優しく風がそよぐ
今、僕の背中を押している

月面で踊る 旋律を鳴らす
懐かしの唄を 君の待つ場所へ

繋いで離して 忘れかけた温もり
果てない未来を 焦がし続けた日々よ
さよなら 星を目指し陰る
今、名前を呼んでいる

月面で踊る 旋律を鳴らす
閉ざされた扉 ゆっくりと開けよう

月面で踊る 旋律を鳴らす
待ちわびたこの日 君の待つ

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とおりすがり

ある日の ある街の 人々の
顔を見て 声を聞いて 通り過ぎる
遠ざかる 街並みに 背を向け
僕はまた歩き出す 遅れないように

ある日の ある街の 人々が
空を見て 風を聴いて 通り抜ける
近づく ビル街に 背を向け
僕はまた 歩き出す
取り残されないように

季節外れの花よ咲け
色は何かを訴えている
見飽きた夢の海岸沿いに
打ち上げられた
ガラスの欠片は映している
届かない太陽を

さよなら僕の

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灰色の猫

雪が舞った夜 凍り付いた朝
立ち止まったまま
窓を開ければ賑やかに鳴く
鳥たちが来るんだ

今日までの事 あらゆる全て覆われていた
広がる雪を照らす太陽 無数の宝石が光る

真っ白い雪化粧 歩いて
何処まで行くの?
灰色の猫は言う もう少し
雪を踏みしめていこう

雪が舞った夜 凍り付いた朝
動きだした今
ドアを開ければ寝ぼけ眼な
野良犬が来るんだ

ちらつく地面 恐る恐ると確かめていた
蹴り出す

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Mysterious

微かな夜の画を 残した朝靄が
叙情の色を魅せ
突然閃くアイディア

汗ばむ手のひらに 冷たい風が刺す
見上げた目の先に
突然目覚めるフリージア

目にした一瞬をずっと向こうへ
遠ざかる永遠の想いに繋げて
積まれた機械は海へ沈んで
抜け落ちた花弁が僕を見つめている

微かな朝の画を 残した生命が
叙情の色を魅せ 突然花を咲かせる

感じていた痛みは海へ沈んで
繋がれた碇のように自由を奪っている
熱く

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幻想

輝く朝日 君は太陽
日差しが僕の色を覚ます 季節は巡る
桜の中を 潜り抜け君と歩き出した

季節はきっと僕らの心をそっと映すから
見たことない花が咲く
春の日今気づいたよ

ただ単調に吹く風も種を運んでくれるから
飛び立って舞う華やかな
期待が また芽吹いていくよ

沈む太陽 影は後悔
日差しが僕の過去を照らす 季節は巡る
冬枯れの中を 潜り抜け君の手をとったよ

季節はきっと僕らの心をそっと映す

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奇跡のある街から

そうだよ 僕たちの青
素晴らしい日なんて
相変わらず無縁でも
雪の振る舞い さらさらと頬をかすめる
なだらかな風に揺られながら流れる

そうだな 僕たちは自由
数えきれないほど 道は分かれていた
雪の振る舞い さらさらと頬を赤らめ
なだらかな風に揺られながら別れる

そして舞い落ちた記憶の欠片にはまだ
あの日の君が映りこんで
それが反射して僕の目を塞いでいる
穢れを暴くようなあの西日の様

君のそ

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