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2023年5月28日 11:13
午前9時 連なる自転車またがって夢酔いも緩やかに去ってしまったねすり抜ける水上のバスを見下ろして今日もまた照り返す朝が眩しくて午前9時 連なる自転車またがって夢酔いも緩やかに去ってしまったね石畳 貫くレールと交差した今日もまた乗り継ぐ毎日にふらついてStay here with me more time!滞りなく片付いたら 精一杯悩んでI wanna talk to you
2023年5月28日 11:14
車窓の遥か向こうには 透き通る海の詩呼吸も僅かに乱れれば すかさず入り込む味混ざれないパレットの上 宙に浮いたみたいな色入り組んだ抽象画を抜け落ちて 風に溶けてしまえばいいHigh speed ミラー越しの街灯 間隔を変えてくRed light はやる胸 あの日の記憶を追っていく闇を飾る街を抜ける 白くけむる砂地を抜ける乾いた体 潤すMelody緑揺れる森を抜ける 青く香る
2023年5月28日 11:16
今日降り続いた雨 車道 きらびやかな黒日曜 長靴の子たち 振り回す傘の飛沫黄昏のオレンジと長い影のコントラスト回り道憂う 「こんなモンじゃない」ずっと遠い空から光って呼んでる何光年も先 何百年昔 そこから旅を続けてきたそうして長い夜を越えて手放すブルーに染まる想い バルーン 地面をぐっと踏みしめた今日行きそびれた喫茶店 角を曲がった先の楽煙ずっとロード中...の壊れかけの回
2023年5月28日 11:17
「誰にも会いたくないの」って 君は言う明かりも点けないで部屋の隅 一人泣いてた背を向け明日から逃げても 陽は昇る君も僕も同じだよ 弱いんだ昔聞いた話幸せなエピローグ それは誰が決めたの目を逸らして逃げ続け 朝日に焼かれて朽ちていくそれだけ止めど無い欠片拾い集め 思い出の色に染めていく見える世界全てがそうニセモノなのだろ必死に抗って無様だろう 笑うのならば笑えばいいよ色の
2023年5月28日 11:19
揺らめいた水面を 見下ろした鳥の目に疑いをかけた正午に流れるような画面に 未来では廃のエナジー語りを尽くさぬように氷の中で 鈍る痛みが忘れられないように 繰り返されないようにそれを溶かして 霧の向こう側に 小さな光を見たら 進んで行かなきゃな 君と煌めいた夜空を 見上げたあの子の目に歓びを抱き合った日誇れるほどのことは 何一つ成していなくともささいでも燃え尽きぬように
2023年5月28日 11:21
点と線で繋いで 描き上がったイラストにめくるめく時を与えて 踊り出すたった数秒間カーテンをくぐると 君が振り向いて笑った間近に迫る出来事を 投げ出しその虜に曇り空が続く展開に、きっともう飽きてしまうね夏の終わり 君の香り 記憶 すれ違うとき懐かしくなる未だ蒼く 過去を許せない僕は未来を想像できないでいる劣等感を背負って そのゲートは通れないめくるめく日々を越えたら 飛び出せ
2023年5月28日 11:23
スターライト魔法の粉を蒔いた少女はとある少年を見つけたムーンライト三日月に腰かけた老人は懐かしみ呟いた「まだまだ夢は捨てないさ。かつて少女が私にくれた力。「今、心に穴が開いてる。もう此処が僕の生きる場所なのかな。」違う未来、想像しただけで夜が明け、街は動き出したスターライト魔法の粉を浴びた少年はもう大人になっていたムーンライト三日月に看取られた老人は星となって
2023年5月28日 11:24
一つが並んで ぽつり ぽつり 優しく触れる水辺の雨音 映る姿 小さく揺れる哀しく鐘が響く二つを重ねて ふわり ふわり 優しく広がる四季の風吹き続く明日が僕らの果て彷徨う揺らぎの中で 白色に花が咲いて隣り合う色を見つけた 僕は歩み続けよう花がいつしか枯れるように セピア色 乾いた夢限られた時の中で 僕は探し続けよう繋いだ三つ目 ゆらり ゆらり 近づく足音揺れる心を通り抜ける