弁護士と会う(新規面談や相談)前に準備しておく事
どうも、岩田夢雲です。
出来れば揉め事などなく弁護士に何かを依頼したり委任したり、その前段階である新規面談や相談のような出来事もないような人生がよいのだとは思います。
それでも生きていれば何かあるってのが人生...
という事でこれから弁護士に会う予定のある方、弁護士に会う前(面談や相談)に自分で出来る事や準備しておいた方が流れもスムーズになります。
どんなに凄い弁護士と言えど人間、依頼する側がきちんと話や流れの概要を伝える、結局は人と人とのやり取りだと私は考えています。
弁護士に会う前にトラブルの内容を時系列でまとめておく
弁護士に会う、それも初めて相談する時などは用意しておいて間違いないものがトラブルの内容を一番初めから時系列でまとめたもの。
箇条書きでかまわないのでA4一枚~二枚で収まるものを用意して弁護士が見る用と自分が見る用で同じ物を用意して弁護士に会うと流れがスムーズになります。
これは相談料30分〇〇円といった時間を節約するためのものではく、弁護士に今の状態をきちんと伝える為、弁護士の相談料は高いですがそこをケチっての相談はおすすめ出来ません。
もちろん口頭での説明でも良いのでしょうが、話を聞く弁護士はメモを取りながらの話を聞く、話の内容をまとめて相談者の状態を判断...では時系列の整理から始まるような状態になりかねません。
弁護士に相談するような状況とは自分の状況や状態が有利であるか不利であるか?が知りたいところ、自分の状況を他人に客観的に見てもらう意味でもトラブルの内容を時系列で用意しておくことは経験上必須であると考えています。
そこから有利である場合の行動や不利な場合の行動などの話が始まり、法律に詳しくない素人が思いもよらないような弁護士ならでの作戦なんかも出てきたりします。
弁護士には全て伝える
中には弁護士に伝えたくない話もあるでしょう、こちらの味方になってくれる弁護士と言えど人間....それは分かります。
しかしその言いにくいような内容こそが鍵になる場合がある...私としてはそんな風に感じております。
時系列表から現在の状況を弁護士に把握してもらい今の自分の状態や状況を知るために弁護士への相談....のはず、全部を伝えずに自分の耳に都合の良いような話だけを聞きに弁護士に相談しにきたわけではないと考えれば全て伝えたほうがよいと私は考えています。
ただ中には自分に合わないなぁ...と思う弁護士さんもいるでしょう。やはり人と人ですもの。
弁護士に会う側としても最低限これぐらいは考えておいたほうがよいです。
弁護士に依頼・委任すべきタイミングを聞く
弁護士に新規で面談や相談に行った場合、自分の状態や状況がある程度分かる形で話が終わるはずです。
そこで次の行動となると弁護士に依頼・委任するかどうか?の決断でしょう。
その場ですぐ依頼する必要はないし、何の落ち度もなく依頼すべき内容ではない場合もあるはずです。
では弁護士の見解を聞いて依頼・委任したほうが良いと感じた場合、でも家族にも話をしてから決めたいのような場合...ってこのような気持ちってば普通の事。
そんな時は依頼するタイミングはいつがよいのか?を弁護士に確認しておきましょう。
トラブルを起こしている相手から次のアクションがあった場合なのか、アクションの内容によってなのか、精神的に不安定な状態になり委任することに自分の気持ちが楽になるような時なのか...
この辺のタイミングについてはしっかり聞いておいたほうが良い...これは私の経験上とくに強く思うことです。
弁護士への相談を検討している方へ
弁護士への相談...それだけでもけっこう緊張するもの、相談する弁護士も会ってみなければ人柄が分からないので不安な気持ちがあるはずです。
という事で最初にアポをとる前に最低限自分で出来る事はやっておくことをお勧めします。そしてアポをとる際も1~2分程度でトラブルの概要を完結に電話で伝えられるように自分の中でまとめておくことも大切だと感じています。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
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