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Vol.3「横浜最大のコーヒーイベント2023」



1「横浜最大のコーヒーイベント」

11月に横浜で開催される最大のコーヒー飲み比べイベント「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL」今回で3回目の開催となる。
 
このイベントの最大の魅力は、国内外の有名なロースタリーが集結してることである。普段飲むことができない県外・海外のコーヒーを味わい・飲み比べができるなんとも贅沢なイベントである。

会場は横浜公園から横浜ハンマーヘッドに変わりより横浜らしさを味わえるエリアで行われたのも魅力である。

2「入場と会場内の様子」

まず、会場に入ると受付にて4店舗飲み比べできる当日券2,000円を購入し入場用のリストバンド、飲み比べチケット4枚と試飲カップ4つを受け取ります。事前予約も可能でありそちらの方が当日よりもよりお得にそして通常より早く入場できるなど各プランが存在するため気になる方はぜひ予約してみてはどうだろうか?

持ち歩くためのダンボールのデザインがとてもおしゃれで絵の具のパレットを連想させる


会場内は多くの人で賑わっておりコーヒーに興味がある人の多さを伺える

3「1店舗目「DIGGY DOOS & SLEEPY BLOC」」


とても人気であり一時受付中止するなどおそらく今イベントで1,2を争う盛況っぷりである

1店舗目はオーストラリアのシドニーから来た「DIGGY&SLEEPY BLOC」である。

このロースタリーの特徴はなんと言ってもオタク心・アニメ愛がすごいことである。販売されていたコーヒーの中には頭○字D、ジョ○ョなどのパロディコーヒーがあり笑いました。「みんなアニメ好き、オタクよ」と話してくれて近いうちにガン〇ムブレンドを販売する予定もあるなど今後の商品展開が楽しみである。

スタッフのみなさん非常にフレンドリーである

写真の許可を聞いた際に忙しい中、「みんな写真撮るよ」とスタッフが呼びかけいただいたおかげでこの写真があります。本当にありがとうございます。

今回は酢酸エチルウォッシュによるデカフェ(ノンカフェイン)をいただきました。
このコーヒーは日本での販売は衛生に関する事項で販売ができないため試飲のみの提供である。
[コーヒーのレビュー]
香り:ハニーのような香りを感じる。
味 :デカフェとは思えない甘さと華やかさがあり「本当にデカフェなのか?」と思ってしまうほどである。
風味:鼻から抜ける際に甘さを感じる

評価:8/10
デカフェでこの豊かさは正直脱帽しました。日本で買えないのが残念である。

4「2店舗目「FILTER SUPPLY」」


2店舗目は、福岡県福岡市の「FILTER SUPPLY」である。
この店舗は、ハンドドリップ抽出に特化しているスペシャルティーコーヒー専門店である。

今回はライトローストのケニアをいただきました。
[コーヒーのレビュー]
香り:柑橘類を豊富とさせるフルーティーさを感じる
味 :酸味がとてもフレッシュでクリアな印象を感じた
風味:最初に吸い込んでから抜けるまでがみずみずしい。いやに香りが残らないトマト、柑橘類のような酸味を感じる

評価:6.8/10
現在流通しているサードウェーブ系の浅煎りのコーヒーと言う印象である。しかし、フレッシュさに関しては良いと感じる。

5「3店舗目「Mörk Chocolate」」

3店舗目はオーストラリア・メルボルン発のナチュラル素材のチョコレートブランド「Mörk Chocolate」である。

「なぜここでチョコレート?!コーヒー巡りじゃなかったのかワレ!」
と考える方もいると思います。
なぜ選んだのかと言うと単純な好奇心と胃の負担である。これまでスペシャルティーコーヒーは飲んできたもののスペシャルティーチョコは飲んだことが無かったので「どんな味なのか?」と新たな視野を広げるためと短時間で飲み続けて少しコーヒー酔いを起こしていたため口直しとして選びました。

今回はホットチョコレートの中でも2番目に濃いホットチョコレートをいただきました。

[ホットチョコレートのレビュー]
香り:チョコレート、ココアよりも濃い香り
味 :とても濃厚でビターの中にかすかな甘さ舌に感じる
風味:口の中に残るためはじめは良いがあとから舌残りが気になる

評価:5/10
ホットチョコレートの基準がまだ分からないが今後もチョコレート部門の新たな市場・可能性を感じる。

6「4店舗目「lit coffee service」」

本日ラスト、4店舗目は埼玉県所沢の「lit coffee service」である。
参加した26日にしか出店していないお店である。

今回は中国雲南のコーヒーをいただきました。
現在は台湾を台頭にアジアンコーヒー市場が熱いと伺ったことがあり少しでもその理由を知りたいと思い選びました。

[コーヒーのレビュー]
香り:フルーティーの中に紅茶のような香りを感じる。
味 :浅煎りの酸味の中ではじめの味がダイレクトにくる
風味:飲んだ後口と鼻から抜ける時にライチのような香りを感じる

評価:8/10
今まで飲んだアジアンコーヒー(スマトラ)や他国のコーヒーとはまた違う特徴があり特にライチ、紅茶、ハーブティーのようなフレーバーをこんなに感じたのは初めての経験である。
今後のアジアンコーヒー市場の動向が気になる一杯だった。

終わりに

今回の「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL」に参加した時に感じたのは可能性である。
このような形で地元と国内外のコーヒーを五感で楽しめるイベントはSCAJの他に今イベントだけであると考える。
私は、静岡出身だからこそこのようなイベントを静岡で定期的に開催したいと考える。
なぜなら、静岡には日本・世界に通用するロースタリー、豊富な水資源、清水港の流通経路とコーヒーには最適な県なのにコーヒーの消費量では最低である。
ロースタリー同士、コーヒー好きの交流する機会を増やせば市場、地域を活性化できると感じました。
いつか「SHIZUOKA COFFEE FESTIVAL」を開催したいと思った一日でした。

では、またの機会にお会いしましょう。


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