僕の私の授業術① 「生徒にワクワクとドキドキを」

僕は今ブラジルで日本語教師をしています。そこでいつも意識していること、それは生徒に”胸の高鳴り””感動”を与えることを忘れないことです。

僕は大学生の時、実に8か国語を同時に勉強していました。

その中で今もなお続けているのはポルトガル語と英語なのですが、それぞれの授業は日本語教師をするうえでとても役立っています。

例えばイタリア語の授業はいつも終わりにイタリア料理を振舞ってくださったり、ポルトガル語の授業では問題演習の時にブラジルで流行っていた音楽を流したり、などです。

人は子どもも大人も習ったことなどすぐ忘れてしまいます。悲しきかな、覚えていることは自分で得たことだけです。

しかしこんなことをよく聞きます。

「世界史の先生がしてた雑談、面白くてまだ覚えてる。」

生徒は楽しかったり面白かったりと、印象が強烈なものは長期にわたって記憶している傾向があります。

そのため僕もいろいろ工夫しながら授業をしています。今まで習っていた語学の授業を思い返すのは良い授業研究です。今になって先生たちの様々な工夫に気付きます。

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