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両刃物語②〜RK Stainless Double Edge Bladeインプレッション 後編〜

さて、皆さん、髭剃ってますか?
前編はお楽しみいただけましたでしょうか?
(まだの人はまずこちらを読んでね。)

今回は改めてRK Stainlessブレードの使用前、使用後を比較し、この5回の髭剃りで一体ブレードに何が起きたのか、じっくり見比べていこうと思います!
しかしその前に、まずはRK Stainless Bladeについて、あらためて基礎情報を深掘りしましょう。

RK Stainless Bladeのプロフィール

どういった仕様なのか探していると、替刃販売サイト「Razor Blade Club」に詳しい情報がありましたので引用します。(括弧内は俺の追記です。)
RK STAINLESS

  • Manufacturer(製造者): Tigaksha Metallics LTD

  • Country(国): India

  • Coating(塗装): Stainless Steel(ステンレス鋼)

参照元は以下

なんと、インド製。
インドはそんなにウェットシェービング流行ってるのかしら……?と思って先ほどのRazor Blade Clubで「india」で検索してみると、なんとまあ27つもインド製の替刃がありました。多くない???
次点でロシア、中国、パキスタン、トルコ、エジプトかな。チェコやギリシャ、ドイツ、ベトナムの文字もちらほら見えますが、いずれにせよインドは安全剃刀の替刃の一大産地のようです。
カミソリ業界の巨人、Gillette社の刃もインド(と、ロシア)にて生産されています。
これはもうちょっとインドのカミソリ事情を探ってみる必要がありそうですね。
ちなみにコーティング(塗装)にステンレス鋼と書かれていますが、そもそもステンレスは合金の名前です。
汚れ(Stain)がつかないことからStainless=ステンレスとのこと。ここでいう主な汚れとは、いわゆる錆のことで、かつてはステンレス自体が不銹鋼(ふしゅうこう ※銹=さび)と呼ばれていたようです。
Wikipediaによると、ステンレス鋼自体に塗装やメッキを施すこともあるようですが、RK Stainless Bladeにその手の加工が施されているかは正直「?」。使用している側ではわからないです。
ステンレス鋼自体が100種類以上あるとのことなので、RKのものはおそらく髭剃りブレード向けに最適化されたステンレス鋼を使っているのだろうと思われます。

さて、次はいよいよ現物を突き合わせてのブレード同士の比較をしていきたいと思います!

現物確認タイム

新品の替え刃を用意しました。

ブレード 右が新品、左が5回使用後

パッとみただけでも、ロゴや文字などが落ちてきてるのが分かりますね。わずか5回の使用でも結構な違いが出てきてます。
では、古いブレードにより接近してみると……

古いほう

なんというか、刃の部分がザラザラしてますよね。
拡大してみる。

新しい方
古い方

これ以上拡大できないんですが、古い方は刃の部分の加工が削れてる?もしくは刃そのものが欠けてきてるのかな。特に右端部分。あと、若干錆びてますよね。ステンレスといえども錆びないわけではない。
さて、目視による確認はこの辺が限界なんですが、古い方は5回の使用で結構劣化してるというのがわかってきた。
てゆーかここまで拡大できるiPhoneすごいわ。

……でも、もっと細かく刃がどうなったのか?どう劣化したのか?
みなさん気になりますよね?
いるんですなぁ海外には。替え刃を顕微鏡で覗く人が。

顕微鏡で覗いてみた

英文ですがGoogle翻訳などで読んでみてください。
著作権もあるので画像などは貼りませんが、記事をかいつまんでまとめると、

1.一度の使用でも、刃の上には皮脂や石鹸類がガンガン残ってしまう。

2.一度の使用でも、刃はふつーに傷ついている。

ということのようです!
繰り返しになりますが、ぜひ記事読んでみて。

まとめ

ということで、RK Stainless Bladeに文字通り着目してみました!
一枚刃は数回の使用でも結構劣化してしまう、ということがお分かりいただけたと思います。
そして、ここまで読んできた方、
「そんな数回でなまくらになる刃なんていらねぇよ!」
とお思いかと思いますが……
実はそれを補って余りあるメリットが安全剃刀が沢山あるんです!
ということを初心者なりに声を大にして言いたい。
次の記事は、そもそも安全剃刀を何で使うのか?安全剃刀にどんなメリットがあるのか?ということを書いていきたいと思います。

ではまたすぐに!


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