子供がお友達を噛んだとき。この話がきいた。(仮面ライダー好き限定)

息子が4歳のときである、保育園からお迎えするときに嫁ちゃんが先生から言われた。

「お友達とおもちゃの取り合いをした時、噛んだんです。」大きな怪我にはならかったそうで、相手の子供とその親御さんには申し訳ないことだったと、両親共々猛省した。

噛む事というか、お友達に攻撃するということは全般いけないのだが、噛む力は子供であってもとても強いもので、大きな怪我につながる取り返しのつかない事になりかねないので早々に噛む事を辞めさせたいと思った。

まだ上手にしゃべれない幼児の間で、譲り合う精神も必要だが、自分の意見も主張することも大事であり、なんでも譲るのは違うと思うし、ましてや相手が無理やり奪ってくることもある。その場合自己の主張も込めて押し返したりすることは禁止したくない。相手も無理やり奪うと叩かれるという事を学んで欲しいからだ。できれば、「辞めて」と相手に自己主張できればよいがまだ、年齢的に至らないのでもう少しお兄ちゃんになったら交渉できるように教えるとして、まずは噛まない事。

対策の一つに親が子供を噛むなんて言うのも聞く。自分が噛まれたら痛いからお友達噛んだら痛いんだな辞めておこうという方法もあるらしい。が子供噛むのもなぁーーと少し考えた。

子供の本棚を見てみると仮面ライダーの図鑑がある。

平成ライダークウガからジオウまで20作品に登場するサブライダー含めてすべてがラインナップされているスペシャル本。当時子供はそれを愛読していた。そこで在ることに気づいた。

総勢100体以上の仮面ライダーのほとんどに口がないのだ。

そして敵役はというと口がありキバがあるのだ。

そして子供に言った

「見て見て、仮面ライダーは口がないよ。でも悪いやつは口があって噛みつき攻撃するんだよ。○ちゃんはお友達、噛みつきしてるけど、悪者チームになったの?ヒーローは噛みつきはブッブー✗だよ。○ちゃんはどっちチームがいいの?」

と聞くと

「ライダーチームがいい」

と答える息子。

「えーでも噛みつき攻撃してるでしょ?、どうする?やめる?それか悪者チームに迎えに来てもらう?悪者チームに行ってしまったらお母さんは悲しいだろうなー」

「噛みつきしない!」

「悪者チーム嫌なの?お父さんはキバ在るしかっこいい悪者もありだと思うけど?」

「いやだ、ライダーチームがいい!」

「ふーん、じゃー噛みつきはやめとこうね」


そこですっぱり噛みつきは収まった。

後日「お友達かみつき攻撃してないの?」と聞くと

「してないよ!」と得意げ

「さすがライダーチーム!ヒーローだな」と褒めると

ホクホクと嬉しそうにしていました。

根本的な攻撃というものを禁止できたわけではないのだけれど、自律性を促して自ら選んだ噛まないという事を選べたことはいいことだと感じた。

しかし、仮面ライダーアマゾン、ライダーマン、仮面ライダー真など一部昭和ライダーには口があるのでご注意願いたい。。。















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