見出し画像

【day17】能動的に巻き込まれていく面白さ。塩尻関係人口プロジェクトを振り返ってみる。

こんにちは、グミ(@gumi_yoshida)です🌻

先日塩尻のイベントにお邪魔させてもらって、久しぶりに地域のみなさんと関わる時間がありました◎たった2ヶ月前のプロジェクトなのに、なんだかすっかり懐かしい気持ちです。笑

長野県塩尻市は色々と面白い取り組みをしているんですけど、その中で「MEGURUプロジェクト」という、地域事業者がプロジェクトオーナーとなり、副業人材と協力して課題解決していく企画が昨年10月からスタートしました。(もう少し詳しく話すと、副業人材募集の前段階にはプロフェッショナル人材と課題の深掘り・カベウチし、仕様書をブラッシュアップする半年がかりのプロジェクトのようです)

画像4

引用:https://www.soumu.go.jp/kankeijinkou/model_detail/r02_24_shiojirishi.html

5つの企業のプロジェクトが走る中、わたしはJR東日本長野支社さんがオーナーの「地域のハブとなる施設と連携したワーケーション企画」のプランナーとして採択されました🙆‍♀️✨
当初は3ヶ月のプロジェクトでしたが、緊急事態宣言で企画が後ろ倒しになったのもあり、合計5ヶ月携わらせて頂きました◎

👇応募した経緯や想いはこちらの記事の前半でざっくり書いてます。

先日のイベントで千葉憲子さんが、関係人口を創出するには「情報発信×定期的な接点」が大事だとおっしゃっていたのですが、まさにその通りだなと。5ヶ月間を振り返ると、様々なアウトプットでこの掛け合わせを実験していたように思います☺️

情報発信

① noteリレー「#私と塩尻富士見の関わり方
この企画に携わる
・プロジェクトオーナー
・企画プランナー
・CxO Labメンバー
それぞれの視点で今回のプロジェクトへの想いを綴る企画です。

② LOCAL LETTERの取材
首都圏にいる、今の枠を超えて一歩踏み出したい!しかしどうやって…!と思っているウズウズさんに読んでほしいです◎

③ 新聞掲載
オンラインツアーの様子を長野日報の一面に掲載して頂きました🙋‍♀️

iOS の画像 (1)

定期的な接点

スナックグミ〜信州スペシャル〜
ソーシャルバーPORTOでプレイベントを開催しました。
信州に関心のある人たちを集め、ツアー設計する上でのヒアリングや潜在層の囲い込みを目的とした企画でした☺️

画像5

④ Clubhouse「コロナの影響で延期になった塩尻富士見のワーケーションツアーの代替案を考える会」 

訪問ツアーをリリースしたものの、緊急事態宣言が発布され、急遽中止に…!諦めきれないので、公開ブレスト会をClubhouseで開催しました。
プロジェクトメンバーだけではなく、ツアー参加予定者・都内在住長野出身者・塩尻行政の方・ツアー訪問予定先だったゲストの方など幅広い方に参加して頂き、みんなでディスカッションし大いに盛り上がりました…!(私は一人で塩尻ワイン1本空けました😂)
この時のアイディアや出会いをきっかけに⑤の企画が生まれていきました。

画像3

⑤オンラインイベント(塩尻・富士見)の開催
私は塩尻の企画をメインに担当しました。タイトルは「塩尻の先輩移住者に聞く!ローカルライフと仕事の育み方」です。

2020年12月に視察で塩尻を訪ねた際、塩尻で活躍する移住者のバックグラウンドやローカルならではの仕事の育み方を聞かせて頂いたのですが、ショッキングを受けまして。出会った一人一人がユニークで個性的。その変態性(とっても褒めている。私は変な人が大好きです)を受け入れる土壌を持つ塩尻というまちの包容力…!
長野=自然豊かなイメージがありますが、塩尻は自然環境よりもソフトの魅力に面白みを感じました。
コミュニティ形成(今回だと関係人口)する上で、大事なのってまず「人」だと思うんです。人がよければ大体うまくいくというか。逆にその人を生かせる仕組みや土壌がないと、ユニークで個性的な人であればあるほどすぐ離れていってしまう。塩尻はそのバランスがいいんだろうな〜と初回の訪問で思ったので、「人」にフォーカスした企画に寄せました。フィルター役として自分も前に出させて頂くことで、濁りの少ないマッチングを目指しました。緊急事態宣言後の訪問を見据えた企画でもあったので、大衆向けというよりは入り口の設計を意識した企画にあえてしました。

富士見は「コロナ渦なのに開店ラッシュ!? 移住者による新しい挑戦が生まれる富士見町を紐解くオンラインツアー」という、オンラインで繋いで商店街を練り歩くという企画を行いました。


クローズドな現地訪問
ご時世柄公式な訪問ツアーは出来ないので、私個人の企画として希望者と一緒に塩尻に訪問しました。もちろんお世話になったJR東日本さんの特急あずさに乗って🚅 あずさは、Wifiも電源もあってめちゃくちゃ快適なんです〜!遅れてきた友人は行きの電車で普通に仕事していたみたいです。2時間半ってちょうどいいですよね。

木曽平沢「日々、別荘」、贄川「宿場 noie坂勘」、塩尻「スナバ」と元々ツアーで行く予定だった場所とゲストに会いに行きました!どれも最&高すぎたので、たまに個人ツアーしてみんなのこと連れてこようかな…と思うレベルでした😻

イベントにもお邪魔したりした

あと、「坂勘」メンバーのライブ配信イベントにお邪魔させてもらいました。2拠点プラン(月5/10回プラン)があるシェアハウスなのですが、公開勧誘という新手のナンパみたいな企画で面白かったです。笑
地方と2拠点したいな〜と思っている方結構いるかと思うのですが、こういう関わり方もありますよ🙌 
月数回であれば自分のペースでゆるりと関わっていけるので心地よいですよね。

↑画像クリックでYouTube飛べます!

ペルソナと呼ばれ続けたグミ

この一連の企画を通して、プロジェクトオーナーの方・塩尻の方・そのほか色んな人から「この関係人口企画のペルソナはグミさんみたいな人だと思っています」と言われました(笑)

初めは、私自身全く塩尻や長野と縁もゆかりもなかったのですが、ひょんなことから採択され、企画をつくっていく内にどんどん気持ちが塩尻にいっているのを感じました。文字ベースの情報知識だったのが、人と関わっていく中で、まちに足を運ぶ中で、どんどん自分のモノとなっていき、最後には自分の言葉で塩尻について語れるようになっていったのです。

実際SNS発信や言動にも出ていたのでしょう。
身近な友人からも「塩尻の人」というイメージがついていたようで、よくプロジェクトの進捗について尋ねられるようになりました。その中でも面白かったのが、ホームパーティに行ったら塩尻のワインが置いてあって。びっくりしていたら、友人が嬉しそうな顔して「お店に行ったら塩尻ワインが売っていたのね。今日グミちゃん来ると思って、思わず買っちゃった!」と言われたことです。他にも移住相談をもらったり、ひょんな時に塩尻の情報や記事が送られてきたり…!陰で塩尻の経済回してました😂(冗談です)

私は素直なので、自分が良いな〜と思ったものは勝手に周りに伝えたくなる質なんですよね。楽しそうに話すものだから、いつの間にかみんな興味を持ってくれていたようです。自分の好きなものが、好きな人たちに伝播していくのはとても嬉しかったです。

と、まぁ、自分でもサクラかと疑ってしまうくらい、スムーズに関係人口への道を辿っていました(笑)

地域との関わり方はいろいろ

プロジェクト中は「地方に住むのもいいな〜」と思っていたのですが、塩尻の人たちからは「グミのような人は、移住してプレイヤーとして地域に入り込むよりも、今のポジションの方が価値が高いと思う」とアドバイスをもらいました(数人から言われた。笑)。
つまり、都市でコミュマネというコミュニティづくりのフロントの立場にいることが価値となって、地域との関わりしろが生まれてくるということです。この考えは、自分の価値を再認識する新しい発見でした。

無題214_20210530115221 2

それと同時に、現在は「働く」に特化した場づくりをしていますが、もっと複合的な機能が集まっている場づくりにも興味が湧いてきました。

地域の関係人口ってなんだろうと考えると、関わり白って「働く」だけではないからです。「住む」「学ぶ(教育)」「遊ぶ」「商う」など、人の生き方に付随していおり、きっともっと間口が広いからです。人の生き方に関心のある私にとって、とても興味のある問いだなぁとしっくりきたのを覚えています。この手の話はまだ考え始めたばかりなので、今後の人生でいろいろ実験していきたいです〜〜!(カベウチしてくれる人募集してます😂)


改めて、塩尻プロジェクトに関わってくださった皆様、ありがとうございました〜!
今回たくさんの気づきやご縁を頂けた感謝感謝の5ヶ月間だったので、できることから恩返ししていきたいなって思っています✨
とりあえず夏頃にもう一回訪問したいな〜と妄想中なので興味ある人一緒いきましょ〜!!


では、また次回〜🙋‍♀️

👇全記事読めますっ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?