見出し画像

2024年 5月 副住職だより「五月病」

副住職だより 【五月病】

 五月病とも呼ばれる時期です。「春に新しく取り組んだ出来事に対し今までの経験が通用せず、人間関係や環境に対しストレスが少しずつ溜まり心身に不調をきたす時期」だそうです。

 私も最近体調や気分が不安定な時があり、送りたい理想の生活と現実の生活とのギャップに悩む事が多いです。

 とある医師会のHPに『五月病でおこるストレスは必ずあるものと認識し、ストレスと上手につきあう方法を考えましょう。』と書かれていました。

 確かに「ストレスをなくそう」と思うと次から次へと出てくるストレスの対処に辛くなってしまいますが、「うまく付き合う」事なら私にも出来るかもしれません。

 仏様は、私が困難に直面し悩んでいる時でも「摂取不捨…あなたをそのまますくおう、だからどうかお念仏してお浄土に生まれてきなさい」とはたらきかけて下さいます。

 仏様はいつも私を見守って下さっているから、決して孤独ではなく仏様とご一緒の人生を歩む事が出来ます。み教えを通じて我が身を振り返らせて頂き出来る範囲で日々を送らせて頂きましょう。

※5/18(火)の宗祖親鸞聖人降誕会の法話会後に精神保健福祉士の岡田奈央子様による、「自らの感情と上手く付き合うために」をテーマにお話を頂きます。是非お参り下さい。

サポート頂きましたお布施は全てみ教えををお伝えするための、日々のお寺の活動に還元させて頂きます。