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Ernie Ball Music Man DarkRayについて

みなさま、こんにちは。今回は話題の新商品「DarkRay」を紹介したいと思います。

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ベースの世界で「3大スタンダード」の一角となっている「StingRay」レオ・フェンダーが設計、開発したアクティブ・ベースです。1976年の登場以来、「アクティブベースといえばStingRay」と言われています。細かなマイナーチェンジを繰り返しながら今でも多くのベーシストの「憧れ」になっています。

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最新スペックのスティングレイの特徴は、加水加熱加工を施したローステッド・メイプル・ネックとステンレス・フレット搭載。
新開発の磁力の強いネオジム・マグネット・ピックアップに18ボルトの3バンド・イコライザー。
ハイポジションの演奏性を高めた5ボルト・ジョイントと丸みを帯びたボディ・コンターが特徴となっています。
あとは軽量化を意識してペグ、ブリッジは再設計されています。地味にフレット数が22フレットになっています。

今回紹介の「DarkRay」はアクティブ・ベースの代名詞となるスティングレイと昨今人気のベース・アクセサリー・メーカーである「Darkglass Electronics」とのコラボレーションで設計されたベースになります。

通常の1ピックアップ、3バンド・イコライザーから、特別設計の2バンド・イコライザー・プリアンプを搭載しています。スティングレイでは見慣れない3ポジションのレバー・スイッチによってクリーン/アルファ(ディストーション)/オメガ(ファズ)の切り替えが可能です。そしてアルファとオメガの際はノブが光ります。

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クリーン・チャンネルはボリュームと2バンドのイコライザーのコントロールになっていますが、プリアンプはダークグラス製なので音色は違います。最新のStingRay Specialと比べると低音が強い印象です。
アルファ・チャンネル(赤LED)は「タイト・ディストーション」とメーカーサイトに記載がある通り引き締まった音です。ゲインとブレンドのノブが機能するようになり、原音に対してエフェクト・サウンドを追加することができます。ブレンドの使い方次第でエフェクティブなサウンドから、低音を残してわずかにドライブさせたサウンドまで出せます。
オメガ・チャンネル(青LED)は「ファズ」と名乗っていますがヴィンテージライクな歪みといった印象です。アルファと比べて暴れる感じが強い印象でした。
それぞれ歪みチャンネルの後段にEQセクションが来ていますのでエフェクト込みのサウンドを2バンドEQで調整する感じです。2バンドEQを含むプリアンプ・セクションが後段にくることで原音とエフェクト音の分離を防いでいるので「歪みだけが浮いた印象」にはならないので安心して歪ませられます。

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カラーは「Obsidian Black」と「Granite Stone」の2色展開ですが、Granite Stoneは世界限定100本のみとなりますが国内入荷は未定です。
ネックジョイント・プレートにはDarkglass Electronicsとのロゴ入りプレートで特別感があります。

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新商品だけあってメーカーのYoutube動画も豪華です。

エフェクト内臓のベースというキワモノ感のあるベースですが、ベース本体で歪みを得られることができるのでアグレッシブなサウンドを求めるベーシストにオススメできます。
また、ゲイン・ノブで歪みを抑えつつ、ブレンドでわずかなドライブ感を加えることでアンプをドライブさせたサウンドも出せます。
エフェクトを使わないクリーン・チャンネルでも通常のStingRay Specialよりも音が太いので低音重視なプレイヤーにぴったりです。


今回もお付き合いいただき、ありがとうございます。次回もお付き合いいただければ幸いです。


八坂
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