59年製ストラトの特徴

今日も3年所有した59年製ストラトの特徴を。

はっきり言って人気のない、メイプルネック+3トーンサンバースト

ストラトと言えば

①メイプルネック+2トーンサンバースト+アッシュ

②メイプルネック+2トーンサンバースト

③ローズネック+3トーンサンバースト

が一般的に人気があると思います。

①は1954年製(ストラト初年度)

②1955~1957年製(エリック クラプトンとか?)

③ロリーギャラガーやSRVなど

でしょう。


だから私も買った時、1959年ストラトは200万以下でした。

50年代メイプルネックが200万以下は3年前でもなかなかありませんでしたが今はもうリフィニッシュでなければ絶対ないでしょう。音のクオリティは54年 55年 57年と比べましたが決して劣ってはいないのですがね。

でもオリジナルフィニッシュって気を遣うんですよね。

夏場に汗をかきながら弾くと塗装が白濁してしまうのです。

乾燥剤を放り込んで2~3日置くと回復するのですが、はっきり言って塗装弱すぎです。クラシックギターのセラックより弱いかも。

というわけでガンガン弾きたい人はリフものがお勧めです。

というかリフものが売れるわけが分かりました。貴重なオリジナルフィニッシュをダメにしてしまうわけにはいかないですからね。どんどん価値が落ちてしまいます。その点リフはいいですよね。塗装だめにしてもまたキレイにすればいいのですから。

今後ヴィンテージはますますコレクター向けとリフものプレイヤー向けに分けられていくでしょう。

と言ってもリフも100万超えが当たり前になってしまいましたが・・・。

ネックだけ差し替えのコンポものでも100万行きますからね。

次は現行品でヴィンテージに近いものをお話したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?