《みんなからの質問:No.75》 博士はヴォイシングを考えるとき、トップノートの流れは意識されますか?
博士、ごきげんよう!
博士の「色々と実験をして試すのジャ」という回答を聞いて、まだギター始めたばかりで、ローポジションでオープンコードばかり弾いてて、もちろん理論なんかも知らない頃、C-F-G-CよりもF-Bb-C-Fの方が憂いがあるように感じました。
のちにこれはkey違うだけで同じ進行なんだと知り、憂いを感じたのは、ヴォイシングやトップノートの動きによるものだったのだとわかりました。これを知ったときに、センスは大切だけど、理解するには理論も大切だと強く思いました。
あらためて質問させてください。
博士はヴォイシングを考えるとき、トップノートの流れは意識されますか? 極端な話、例えばトップノートはFに固定してヴォイシングを考えるときなどもあるのでしょうか?
よろしくお願いします。
ちなみにわたしはドミナント7thコードにはテンションを付けたくなる派です笑。
トップノートの意識は常にあるとは思いますよ。
ワシは基本的に、ギターが常にリードを弾いていて主役になるようなプレイスタイルではないので、リズム隊としてフロントがよりよくなるような意識は持ちたいなと思っていますじゃ!
けど、質問者様の言われるトップノートを固定してヴォイシングを考えるかということに関しては
例えばFに固定してプレイする練習はするかもしれませんが、本番のライブや録音でするかどうかはわからないという回答になります。
というのも、ギターのためにボーカルやフロント楽器、もちろんバッキングの鍵盤やアレンジがあるとはワシは思ってないからじゃ。
なので、トップノートの意識としましては
『自分がメロディーやリード、アンサンブルに対してどうサウンドしてるか』
という意識が強いです。
これは…まあ勿論ワシにもあるんじゃが、少しコードに対する知見が広がった人によく見られるのが、『自分が弾きたいコードを優先して他とぶつかってても関係なくプレイしてる』ということかのぅ…
例えば、これ本当によく見るのが、
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