恋、まるで

気がつけば、薫風が南の方から暖かい空気を運んでくるようになって、スーツのジャケットを羽織り、自転車を漕いで最寄り駅に行くと後に後悔する未来を鑑みるようになった。

以前からの対人恐怖が、さらなる波を押し寄せてくるのが、ここ数ヶ月の私であり、幸せそうな人を眺めると卑下したり、嫉妬したりと自分自身がどんどん負の方向に向かっているのを感じていた。人なんて利己的な生き物で、自分の都合で生きるような奴なんだ。だから人を信じられないんだ。と苦笑いして私は言った。

それでもあなたは共感してくれた。表情から心情を汲み取ることは難しかった。けれども、素直に同情してくれた。だから、嬉しかった。そのときから、あなたを頼るようになって、頼りすぎていないかと1人で反省会をして、無理をさせてないかどうか伝えるか迷っては伝えて、大丈夫だよって、私も助けられてるよって伝えてくれるよね。ただ構って欲しくて、電話の予定を立てて、深夜に電話をしては、私が先に寝てしまったり、朝まで2人で寝てたり、付き合ってもないのに、一緒に生活しているみたい。

いつもありがとう。

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