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ちいさな世界の平和を守った二人の女神の話

宇宙の広さを測ろうと思ったことがある人はいるだろうか?
宇宙の広さはぼくにはまったくイメージできない。だってデカすぎるから。そもそもこの日本列島の広さすらうまくイメージできないのだから、宇宙のひろさをイメージするなんてことができるわけがないのだ。

しかし、自分の身長が何センチか知っているし、体重も健康診断を受けたからだいたいの重さを知っている。お腹周りには無駄に脂肪がついていることも知っている。宇宙にくらべると、とんでもなく小さいぼくという世界のことはけっこう知っているのだ!

知っていることは数あれど、それでもまだまだわからないことはたくさんたくさんある。その中のひとつがコートであった。冬の防寒着のひとつ、コートのことである。
コートをひとりで選ぼうとすると、ぼくの中でコートがゲシュタルト崩壊し、コートが崩壊分解されて、コートの意味すらわからなくなった先日の闘い。
ぼくはこの闘いに勝つには、助けがいると思っていた。
しかし、ぶっとんだおっさんくらいしか助けを求めることができそうにないという先入観がぼくを支配していた。

想像してほしい、おっさんがおっさんのコートを選ぶカオスを。
このカオスさは、世界の安定をおびやかし、時空と空間をゆがめ、多元宇宙の急激な迎合により、この世界をゲシュタルト崩壊させる可能性がある。これは普段平和に暮らす多くの人たちにとってただただ迷惑なだけでなく、その存在を脅かしかねない。

純粋にヤバイ。

そこで、2名の美女が立ち上がった!
美女2名がぼくのコートをコーディネートすることとなった。
おっさんであるぼくと、2名の美女、これは超カオスなおっさんに対して美しい美女2名の秩序が2と・・・。
ぼくにとってはそこはバルハラか? それともエデンの園か? という状況である。生きてて良かった!

2名の美女のエスコートとコーディネートにより、混沌が支配していたぼくとコートの関係は、ゲシュタルト崩壊した姿からようやく本来のコートの姿へと戻ることができた。こうしてぼくとコートの関係は修復された。

これをぼくは「令和元年の女神降臨!」と呼ぼうと思う。
この奇跡はふたりの美女、いや女神による救済だったとぼくは思うからだ。
もし、この二神の女神がいなかったら、ぼくという小さな世界はおろか、へたをすればこの世界がゲシュタルト崩壊していたやもしれない。

二神の女神はこの世界を守ったのである。


知らんけど。


【美女2名に教えてもらった服選びのTips】
・主題:まあまあええ感じにおしゃれしたい!
1)ええ感じの服屋をいくつかまわる
2)ユニクロとか安い店に行き、別の視点から衣服を見てみる
 ここでユニクロをはさむことで、客観視ができるそうだ。ユニクロでもOKならユニクロで買う選択も当然あり!
3)ユニクロで冷静になったうえで、ええ感じの服屋で買う


以上である。

ということで、寒くなる前に無事にコートが買えました。
お付き合いくださったお二方には、この場も借りてお礼を申し上げます。
まことに本当に助かりました。


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