細胞作成大工

ぼくらワールド解体新書(4)体のこと②

元素なぼくらは、元素なものを食べたり飲んだりしている。たとえば、だし巻きたまごとおにぎり(のりは〔焼きのり〕です)はこんな元素でできています。

めっちゃ元素が入ってますね。

だし巻きたまごやおにぎりを食べると、このだし巻きたまごやおにぎりを構成している元素がぼくらの体の中に入っていきます。口の中でかんだり、胃の中で溶かすことで、これらの元素を材料として使えるようにし小腸から体内へ取り込んでいくのです。これを消化と言います。

でも、これじゃ、よくわからないですよね?

食べるということは体をつくる部品を体内に仕入れることです。料理を作ったり工作をするときにも材料が必要ですよね。同じように体をつくるためには食べ物や飲みものから材料を仕入れます。

仕入れた材料は口の中でかんだり、胃の中で溶かすことによって、材料を箱から取り出すのと同じです。それを小腸で吸収していくわけです。

そして取り込んだ材料を使って、体の部品を作ります。


食事によってとりこんだ材料をエネルギー(燃料)として使います。


食べたり飲んだりした元素を材料にして、ぼくらは自分の体を作ったり、体を動かす燃料として使っています。このように体を作ったり、動かすための化学反応を〔代謝〕と呼びます。

ということで、次回に続きます。



皆様からくださったサポートは『ぼくらワールド解体新書』の作成費として利用します。もし良ければサポートお願いいたします!