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自由と自立と勇気

「あの子には無理・・・」という言葉を口にする身内を見て思ったことがある。それってすごくつまらないし、子どもの可能性を殺すと。

親は子どもよりたくさんの知識がある。それが正しいかどうかは別だけど、いろいろモノを親は知っている。だからかんたんに「それはあんたには無理やって」と言ってしまう。

「あんたには無理やって・・・」と言う前に、むしろそんなツマラナイ言葉は捨ててしまって、「どうやったらできるようになるかな?」って一緒に考えるほうが、ぼくはめちゃくちゃ面白いし楽しいと思う。「今はできない」けど「明日はできるかもしれない」し「1年後にはできるようになっている」かもしれない。必ずしも「今はできない」=永遠にできないというわけじゃない。まずは「どうやったらできるようになるか?」を考えてみるほうがいい。たとえその「やりたい」が実現できなくても、別の道が開けることがあるかもしれないし。

この「どうやったらできるようになる?」と子どもと一緒に考えるには、子どもをひとつの個性として人間として尊敬しなくちゃできない。子どもの持つ可能性を信じられない親は子どもと一緒に考えようとしないし、自分に自信がない親も、子どもと一緒に考えようとしない傾向が強い。自分を信じられない人間は、自分を含め自分以外の人間も信じることはできない。自信のない人間は相手と自分を上下関係で測る。だから自分より下にいる者に命令するのは得意だけど、その相手を勇気付けるのは不得意だ。

そもそも上下関係にこだわる人は、他人に勇気を与えるのは苦手というより、他人の勇気を挫くほうが得意だ。自分に都合が良い時は良い顔をするが、都合が悪くなると相手の所為にするのも上下関係にこだわる人に多い。いつも自分が「善」で、自分と違う考えや価値観、見方だったり自分と異なる人を「悪」として自分よりも下の存在として扱う。そこには「尊敬」は一切ない。自分を崇めてもらいたいから、自分を崇めない人や自分の意見に反対する人をかんたんに【否定】する。結局上下関係や自分がつねに「善」であると周囲に認められたい人は、他人に依存しているように見える。それって全然自由じゃない。

それに、自分の「善」「悪」にこだわると、失敗を極度に恐れるようになる。「失敗」=「悪」になるからだ。保険がないと不安だし、ゼロリスクを条件にしたくなる。けれどゼロリスクなんてものは存在しないのだから、結局自分の「善」「悪」にこだわると勇気が持てなくなる。勇気が持てなければ、チャレンジしなくなる。やらない言い訳ばかり探して、最悪他人に責任を転嫁する。それはすごくつまらないし、残念だ。

自由と自立と勇気はセットだとぼくは考えている。自立とはまずは自分を受け入れることから始まる。得意なところも不得意なところも含めて、自分の存在を認めること。そして自分の持つ可能性を探り、知り、信じること。自信がなければ、他人を信じている自分に自信が持てないけど、自信があれば他人を信じることができる。他人を信じることができるから、他人を尊敬できる。自信があるから、自分の課題と向き合えるしその課題を乗り越えるためにどうすれば良いか考えられる。課題を乗り越えたり、目的に向かって、自分で選択して行動ができる。他人の所為にするのではなく、自分の責任で自分の人生を勇気を持って選択し行動することが自立であり、自由だと思う。

人生はサッカーに似ている。サッカーはなかなかゴールが決まらないスポーツだ。なんどもなんども失敗する。その都度やり直しをしながら、どうやってゴールを奪えるか考え行動する。ゴールが奪えないまま試合が終わることだってあるし、むしろ相手にゴールを決められることもある。挫折の連続を積み重ねながら、試行錯誤を繰り返すスポーツがサッカーだ。そんな試行錯誤を繰り返しつつ、意図してゴールを奪うこともあれば、思いがけない形でゴールを奪うことだってある。それってすごく人生に似ているとぼくは思う。いつかゴールを奪えると信じなければ、サッカーを続けることはできないし、自分がやれると信じる勇気がなければボールを追うことはできない。それに仲間を信じなければ、パスが来ることを信じて走ることもできないし、仲間にパスを送ることもできない。これってすごく人生と同じだと思う。

自立して自由になれば、勇気を持っていろいろ挑戦できるから、もっともっと生きるのが面白くなると思う。そういう方向で、自分もだけど他人と接するほうが楽しいと思う。その方が「できない」ことが「できる」にどんどんなっていくと思う。

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