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原体験の伝道師 チカイケさん インタビュー

今回のインタビューは原体験の伝道師『チカイケ』さん。

スタートアップのブランディングを得意とするプロフェッショナル。独自の世界観とおもしろい切り口でオリジナルのフレームワークやアート作品を生み出している、脳みそぶっ飛んでる系の方です。(褒め言葉です😇)

物事の本質的な価値。事業を通じて社会にどんな影響を与えるのか、成果に繋がるブランディングをしていて、『原体験』を起点にして生み出される考察やコンセプトメイキングはまるでアートのようです。

圧倒的な熱量で、仕事をしている印象がありながら、子供のように目を光らせていて「ぶっとばぶ」「ぶちかます」など、以前インタビューさせたいただいた、がーがさんのようなバイブスを感じることができました。

『原体験ドリブン』という本の出版もされていて、その中に体系立てて書かれています。そしてワークまでできるいい本です!

・原体験ドリブン たけうちのぶおさんの事例https://twitter.com/chikagoo/status/1477555871597330438?s=21&t=6wDG8LvLDM6PT_-tU764Gg

・ぶちかます活動の一例。
セミナー登壇
https://twitter.com/chikagoo/status/1548194700007723009?s=21&t=6wDG8LvLDM6PT_-tU764Gg

・創業手帳さんのインタビューhttps://twitter.com/sogyotecho/status/1565516191598530560?s=21&t=qvUbj-FQirFlgnIt_U1ptg

はじめに

カヤバ
「チカイケさん!やっとインタビューさせていただける日が来ました!今日はよろしくお願いします!すごい興奮しています!🤩」

チカイケさん
「ありがとうございます!自分も、カヤバさんの頭の中身に興味津々ですw

よろしくお願いします!🤩」

カヤバ
「僕は、チカイケさんほどは、ぶっ飛んでいないと思いますがw

チカイケさんのTwitterの投稿をいつもみていて、意味不明なレベルの抽象度や、圧倒的なイメージを叩きつけられていて、いつもハァハァしちゃっています😍

今日は、頭の中をちょっとでも除けたらと、原体験ドリブンを読み返してきて参戦してます!」

チカイケさん
「いつも本当に、ありがとうございます。

自分としては、投稿している内容に反応したり、おもしろがってくれる人だけに情報届いたらいいと思っているので、そういう方と繋がりが持てて、嬉しいです。」

カヤバ
「いやぁ、そんなこと言ってもらえるなんて、むっちゃ嬉しいです😆✨

というか、Twitterで取り上げてもらった時、本当に嬉しかったです!今でもブックマークして、たまに見返してます!

なんで取り上げてくれたんですか?!w」



チカイケさん
「単純に、おもしろかったです!切り口や考え方、見方などが素敵だなぁと思った方を紹介しています。」

カヤバ
「うわぁ!ありがとうございます!

素敵な方ばかりで、いつもすぐフォローしに行っちゃいます🤩」

チカイケさん
「いつも、反応してくださってこちらも嬉しいです!」

カヤバ
「😭 😭 😭 😭 😭 😭 😭

あっ!やばい!嬉しすぎて、時間が溶けていっちゃいますw

早速インタビューしていきますね!🙏

10個の質問をしていくので、思ったことをそのまま答えていただければ嬉しいです😇」

チカイケさん
「www

よろしくお願いします!」

1.自己紹介(フリースタイル)

カヤバ
「では早速1つ目の質問から行きます!自己紹介をフリースタイルでお願いします!」

チカイケさん
「メインはスタートアップのブランディングに特化した仕事をしています。

スタートアップ前から、年商100億円くらいの企業のブランディングをしております。

起業する時の最初の想い。経営者の熱量が一番高いスタートアップが好きです。

サービスがなくても起業したいっていうところから入るパターンが多いです!

以上です。」

カヤバ
「シンプル!!🤩

僕も起業支援や事業創造のプロジェクトをやっていますが、100億円までスケールまでの規模は扱っていないので、リスペクトがヤバいです!!

(僕は行っても1億円くらいまでの最初の形になるところまでが一番好きで、標準化したり、マネジメントしながら成長させていくところは、苦手だし、あんまり貢献できないからなぁ😭)

2.今一番ワクワクしている活動は何ですか?

カヤバ
「色んなことをやっているイメージがあるんですが、その中でも、最近どハマりしている!というような活動ってありますか?」

チカイケさん
「自分が、最近一番ワクワクしているのは『アート活動』!

好きでやっている。もう、ハァハァします😍」

カヤバ
「最近の投稿のクジラとか波みたいなやつですか?」

・クジラのやつ

鹿?のやつ

抽象化とアートについて

波みたいなやつ

マリウスワッツさん

チカイケさん
「おお!よくみてくれていますね!

自分の頭の中。【共有】しちゃっていいですか?(miroの画面共有をバーと共有していただく。圧倒的!!🤩)

●参考
こういう感じの一覧になったやつがバーって広がっておりました😇
すげー!!!!!!
↓↓↓






カヤバ
「やばっ!Twitterに小出しに投稿して、共有してくださっているやつは、やっぱり全部つながってたんですね!!(miro使ってみようかな。。。🤩)」

ホワイトボードツール miro:https://miro.com/ja/

チカイケさん
「はい。自分の頭の中での繋がりを抽象化して一覧で見れるようにしています。

物事に対して『なぜ?』と問いかけることによって、構造が抽象的に見えてきます。

『なぜ?』を繰り返していくと、抽象レベルが上がってくる。」

カヤバ
「僕も、構造や規格とアートに最近すごく興味があるので、共感です!🤩

デザイナーのような視点ですね!
(チカイケさんのは、ぶっ飛びんでるけど、整理整頓されていて、以前インタビューさせていただいた、でざいん姉さんを想いだすなぁ。)

チカイケさん
「抽象化した概念をイメージによって、ぶっ飛ばせるところがアート!!

抽象化して、ぶっ飛ばす!

興奮しますねぇ。」

●ぶっ飛ぶとは
↓↓↓

カヤバ
「やばっ!興奮してきました!!🤩

チカイケさんの抽象化された概念や思考や価値観は、ぶっ飛んでるんですが、すごく現実的で地に足がついている印象があって、現場視点も感じられるのが、ヤベェなぁといつも思っています。

そこは意識しているんですか?」

チカイケさん
「もちろんです。

机上の空論をやっていても仕方ないし、フレームワークをこねくり回すだけでは変化を起こすことはできません。

自分としては、対価をしっかりいただいてプロとして仕事をしているので、実際に具体的な変化が起きることを意図しています。

サービスレベルで言うと、認知と期待度を上げていく。ことに集中しています。そこにお金と時間をかけている。

自分の考えや枠組みは、『経済ありき、ビジョンありき』です。

ビジョン→ 社会問題→ 市場

『社会問題を解決した時に、誰が、どれくらいの人が笑顔になるのか!?』という、視点で仕事をしているので。」

カヤバ
「うおおおおお!!!かっけぇっすね!!🤩

僕自身、ヨコモジと海外から仕入れた最新トレンドやフレームワークを共有することに全振りした人たちやノウハウハンターが苦手で、実際どれくらい成果が上がって、関わってる人たちが勝ったのか?ってことに興味があるので、チカイケさんの考え方やスタンスに共感できるのかも知れません。」

 3.使っているフレームワークはオリジナル?

カヤバ
「さっきも見せていただいたのですが、あのフレームワークって多分、オリジナルですよね!?」

チカイケさん
「はい。基本、オリジナルで作っています。」

カヤバ
「僕も、フレームワークとかは、既存のものを使うことってほとんどないので、そうやろなぁって思ってたので、やっぱりでしたか!

現実味が違いますよね!実際に案件で得た知見から作っていくタイプですか?」

チカイケさん
「はい。

自分は、実際の体験や施策からフレームワーク化して、別のプロジェクトでやってみて、都度修正して最適な状態にし続けています。

フレームワークは、まず、1社モデルケースを作っていき、ドライブしたものだけ抽象化したものです。

カヤバ
「(ド、ドライブ!?後で、こっそり調べよう!!🙄)」

チカイケさん
「先ほどみせたmiroにまとめているフレームワークは、一つ一つが手作りですね。」

カヤバ
「あの、以前Twitterでシェアしていただいていた手書きメモの投稿。全く解読できなかったんですけどw

情報量と熱量に圧倒されました。

あの感じの手書きから、綺麗にフレームワークを作ってから、打ち合わせとかでぶちかますんですか?」

参考ツイート
↓↓↓

・打ち合わせの手書き

・頭の中、手書き

 ・質問

・問題へのダイブ

・パートナーとのケンカ

・勉強

チカイケさん
「はい!あれ、解読できないですよねw

コロナ前は、リアルが多かったので、打ち合わせ中にホワイトボードに書きながら、ガッツリやって、その後にフレームワークを整理するというパターンが多かったのです。

コロナになってからは、オンラインが多くなってきた。ホワイトボードツールを使って、説明したり作業しながら作っていくことが多くなってきました。

ただ、やっている本質的な部分は変わりません。

すべて『事実ベース』であること。
活動を通して人を笑顔にすること。

そのための手段が変わっても本質は変わりません。」

カヤバ
「一緒に取り組まれている方々は、幸せでしょうね!」

チカイケさん
「楽しくやっています!

一緒に、取り組みを広めることができる。その仲間を集めてる。

そのために、CBOコースをやっている。

みんなでハァハァするのが好きなんで!😍」

カヤバ
「CBOコース!気になってたんで、ちょうど気になっていて、この次の質問に用意していました!🤩

詳しく教えてください!」

●仲間募集
↓↓↓

4.チカイケさんってどんなことしてるどんな人?


東京ブランディング大学校

カヤバ
「チカイケさんがどんな人なのかちょっと聞いて行きたいです。

Twitterのプロフィールにある東京ブランディング大学校ってなんなんですか!?CBOとか、原体験ワークショップとかとは関係あるんですか🤔?」

チカイケさん
「興味持っていただいてたんですね!ありがとうございます!!

大きく言うと。東京ブランディング大学校の中にCBOコースがあります。(図解した画面を共有していただく)

原体験ドリブンも、東京ブランディング大学校に入っているコンテンツです。

パーソナルベンチャーキャピタルと社団法人も持っています。」

カヤバ
「すごいですね!『世界一のブランディング×テックカンパニー』のエコシステムが徐々にできてきているんですね!!!🤩

組織体もすごいんですが、教育というところに力を入れているのが、僕たちがやっているギルドプロジェクトと同じです!

やはり、人を大事にされてるんですね!」

チカイケさん
「はい。その通りです。

自分の考えは、一人の人間の価値を上げていくことで、日本、世界を良くしていこうというものです。

スタートアップを選んでいるのも、短期間で急成長をする前提のビジネスの形だからで、人間の価値が上がっていくことと業績が連動しています。

スタートアップで活躍する人の価値を高めると、日本、世界に影響を与えていくことができると考えています。」

カヤバ
「スタートアップを手がけていくための手段の一つが、ブランディンであるという感じでしょうか?」

チカイケさん
「はい。おっしゃる通り、手段です。

『ブランディング』がメインのキーワードではありますが、あくまで手段です。

自分の体験から抽象化して再現性のあるナレッジを共有して、活躍できる人間を育成することで、世界の中での勝負してほしいという思いです。」

カヤバ
「一緒に活動したり、学んだりされている仲間の方々は、どうやって集まってきてるんですか?」

チカイケさん
「基本的には、Twitter経由が多いです。

『なぜ?』を大事にする人が、Twitterでの投稿に共感してくれる。

その中で、自分の頭の中見たいって人が、DMをくれたりして集まっています。」

チカイケさんをつき動かしている『原体験』

カヤバ
「チカイケさんのTwitterの投稿に共感してるのは、僕もです!

仕事は、やっている分野がちょっと違うのですが、圧倒されるし、熱量に興奮しちゃってます!

実は、原体験ドリブンの本を見せながら、友達にチカイケさんすげーやろって語ってたりもしますw

ちょっと言葉がアレですが、『何かに狂っている』感じがするんですよね🤔

チカイケさんが今、フルスロットルで活動している元になった『経緯』を教えてほしいです!」

チカイケさん
「ありがとうございます!

経緯は『人と違うことをしたい』と思ったところから始まりました。」

デザイン専門学校編

カヤバ
「人と違うことがしたい、からはじまったんですね!

シンプル🤩」

チカイケさん
「自分は、最初、デザインの専門学校に行ってデザインで勝負しよう考えていたんです。

実際に、知れば知るほど世界中のデザイナーがすごくて、競合となった場合勝てないなと早々に思いました。

勝てるポジション、自分が勝てる領域を研究し始めたのもその頃からです。

デザイナーとして作品を作ったり仕事をするだけではなく、遊びの幅を増やしたり、ディレクションやってみようとか色々挑戦しました。

ディレクションをやっているクラブのフライヤーのデザインを頼まれりしたい時は興奮しましたね。自分のデザインが何千枚と見られる存在になっているという興奮は忘れられない体験です。」

カヤバ
「(なぜか、がーがさんもそのクラブにいたんじゃないのか?というイメージがこの辺で頭によぎりながら聞いていました🙄 クラブ+ぶっ飛んでる→がーがさん😇)

チカイケさん
「楽しんで夢中でやっていると、クラブの中でフライヤーできるならVJやってみてという依頼があって、次の体験につながっていきました。15年前のことです。ヒップホップでVJできる人が、あまりいない時に活動していたのが記憶に残っています。

その時に、自分の仕事スタイルが見えてきた気がします。

『まだ誰もやっていないところの成長市場で、自分でしかできない圧倒的なバリューを出せるところで勝つ。』

というのが僕の勝ち方なんだと。

カヤバ
「自分にしか出せない価値というのは、すごくロマンがありますね!🤩」

GMO編

カヤバ
「そこからのキャリアも知りたいです!」

チカイケさん
「デザイン会社のインターンに入って。

その後は、制作会社とか変えつつも。30代になってから、GMOのグループ会社に入りました。

将来を見て、自分のキャリアを、自分でしかできないところに特化する。そんな働き方ができると感じて働き始めました。」

カヤバ
「GMOグループでは、どんな感じで働いていたんですか?」

チカイケさん
「3年間グループ会社で働いていた時に気になる公募があって、そこに参画しました。

社員食堂プロジェクトという、福利厚生を充実させるプロジェクトで『世界一の社員食堂を作るぞ!』という内容でした。

オフィス環境をデザインしたり、職場環境に投資するという大きいトレンドにいち早く乗って、動いていた素晴らしい取り組みです。」

カヤバ
「なんでプロジェクトに参画したのか、気になります!

食堂に魅力を感じたんですか?🤔」

チカイケさん
「自分がいたのは、グループ会社だったので、代表直下でやれるという条件に惹かれました。

プロジェクト期間は半年。その間に、力を入れてプレゼンした企画がありました。」

カヤバ
「おお!気になります!🤩」

チカイケさん
「食堂に『DJブース入れたい!』と言ったんです。

自分の頭の中にある世界観を入れることができるアイデアでした。

当時としては、新しいアイデアで色んな意見もありましたが、代表OKが出て進めることができたのが、素晴らしい経験になりました。」

カヤバ
「うおおおお!!生きてるアイデア!!

DJブース!チカイケさんの実際に体験した楽しさとか、一体感を再現できるようないいアイデアですね!🤩」

チカイケさん
「まさにそうなんです

DJブースが設置されてからは、毎週末DJパーティをやっていました。作って終わりじゃない。文化になっていくことが大事なんですよね。

GMOグループというのはお客様の笑顔が仕事がうまくいっているバロメータという社風があります。そのためにストイックに働く毎日を過ごしている印象があります。

社員の方は、笑顔じゃない。
好きな音楽、笑顔にできる。

社員が楽しめる空間を作り出せた事が嬉しかったです。」

カヤバ
「お客様の笑顔を考えている人たちが笑顔だともっと最高ですもんね。

チカイケさんのアイデアや企画って、あったかいですね!愛がある!」

卒業編

カヤバ
「GMOって独立して社長さんやっている人が多いイメージがないのですが、チカイケさんはなんで独立しようって思ったんですか?

チカイケさん
「自分は、起業したくてベンチャーに入ったんです。

色んな挑戦や経験をさせてもらったけど、やっぱり創業者の代表のフィードバックに影響される事も多くて。。。

代表の描くビジョンを実現するという形も素晴らしいですが、自分は起業をして自分にしかできないバリューを出す事業がしたかったので、外でやるしかないと思ったんです。」

カヤバ
「起業をしたいことが動機だったら、ちょっと窮屈なのかもしれないですね。

けど、結構自由度がある会社なんじゃないですか?きっかけとなったことがあるんですか?」

チカイケさん
「独立するきっかけですか。

本当に自由にやらせてもらっていました。代表の後ろ盾もあって。

後ろ盾があるということは、代表の想像している以上のことはできないってことでもあるんだということに、気づいてしまったんです。

あのまま勤めていたら、中で出世もできたかもだけど、自分は10年待てなかった。しっかり外に出て、中に貢献したいなという思いが溢れてきて独立に至ったというのが経緯ですね。」

カヤバ
「気付いてしまうというのは、すごく大きなパワーがありますよね。

サービスとかがある状態で起業したんですか?

チカイケさん
「サービスができていないけど、インパクトを残していきたい!という思いで最初はスタートしました。」

カヤバ
「え?!すごいですね!会社の同僚の方とかとチームを組んで独立したんですか?」

チカイケさん
「もちろん一人で。誰も引き抜かず。
シナジーあることでもなかったので。」

カヤバ
「むっちゃビビりませんかそれ?!」

チカイケさん
「怖かったですね。一人でやっていく怖さ。

37歳。
年齢的にも、勝負の時。

やるしかない状況でしたね。」

起業編

カヤバ
「最初の動きはどんな感じでしたか?」

チカイケさん
「まず仕掛けていこうと思い、ビジネスピッチのイベントに参加しました。

スタートアップのアプリのサービス。KDDI株式会社のビジネスピッチで賞をもらってのスタートでした。」

カヤバ
「華やかですね!どんなアイデアだったんですか?」

チカイケ
「ニュースブレインというニュースアプリのサービスを考えて、アイデアを作りました。

新聞の読み方って1つ一つの記事を読みながら、他の記事と繋げて行って物事を立体に見えていく読み方をするのですが、Webサービスでも関連性がありそうなことを立体にしていく体験ができるようにというものです。」

カヤバ
「おお!なんかおもしろそうですね!

実際に開発とかリリースまで行ったのですか?」

チカイケさん
「いえ、止めました。」

カヤバ
「え?!なんでですか!?😱」

チカイケさん
「賞をいただいて、アイデアを見つめ直した時に『自分の思いが乗っていない』ということに気付いたんです。

アイデアをニュースアプリ当時、ニュースアプリというのが流行っているとかもあったけど、表層的なところでやると、続かない。

賞を得るアイデアであることと、実際に自分が関わり続けられるかは別物というのを知りました。」

カヤバ
「それは、すごく貴重な体験ですね!

思いが乗っていないと、続ける事、やり遂げることがキツいということは身にしみて分かります🥲

賞をもらえるってだけの、切れ味のいいアイデアとプレゼンスキルや先見性はもちろん凄いし、評価されて然るべきなのは間違いないですが。
(僕は、賞をもらったことがないし、カリスマ溢れるプレゼンも上手くないんですけど🙄)

正直、上っ面のそれっぽいプレゼンが上手いからというだけで、評価を得る人っていうのは結構いるし、そこからお金を集めたとしても、人生をぶっ込んで形にしようという人は驚くほど少ないというのも、僕も実際に見たり一緒に働いて経験しました。

そこからブランディングを中心に事業を立ち上げようという事に至ったんですか?」

チカイケさん
「はい。

ブランディングについては、24時間考えることができる。

これがすごく違っています。

まずは、コンサルティングやアドバイザーというところからスタートしました。」

カヤバ
「おお!まずは硬い収益の柱の事業を作る感じですね!

チカイケさんは大手出身ということもあって、最初から高単価で勝負したんですか?」

チカイケさん
「いやいや、そんなことないです。

最初は、報酬1万円の時代が自分にもありました。」

カヤバ
「最初は、やっぱり先出しというか、越えていかないとですよね。
(よかったー!😆チカイケさんが、強くてニューゲーム状態で独立をスタートしてたら、読んでくれてるこれから独立して行く人も、僕も再現するのが難しい😭)

相手の期待を超える成果を作っていくようなスタイルですか?]

チカイケさん
「はい。一つ一つの機会を大切にしてきました。

自分は『体験価値を上げていく』という風に言っています。

依頼をした人が想像を超える成果や体験を提供し、より良くし続けると自ずと単価は上がっていきます。

今もそうです。体験価値を上げ続けていきます。仕事としてやりながら、一個ずつ事業を一緒に作っていきました。」

カヤバ
「思った以上の体験をすると、やっぱり嬉しいですもんね!」

チカイケさん
「はい。嬉しいと人に紹介したくなります。

体験価値が上がってくると、クライアントが自分の言葉でその先の人に紹介してくれるので、同じ思いや共感できる方がクライアントとして増えて行きました。

チカイケさんの原体験

カヤバ
「チカイケさん、これだけは聞こうと思っていてたんですが。
(どうやったらドラマチックに聞けるのか考えていたんですが、飾らずに、率直に聞きました🙄)

チカイケさんを突き動かし続けている、原体験はなんですか?😇」

●9年前の想い
↓↓↓

チカイケさん
「自分の原体験は。ラジオの分解です。」

カヤバ
「ラジオの分解!?え?どういうことですか?🤔」

チカイケさん
「子供の頃、ラジオをもらったことがあって。でかいやつ。

鳴る音がすごく楽しくて、楽しくて。

なぜ、音が鳴るか知りたくて、分解しちゃったんです。」

カヤバ
「えw おもしろいですね!🤩

音がどうやって生まれているのか知りたかったんですかね?」

チカイケさん
「なぜ?どうなっているのか?音が鳴っているのか?

無心でなぜ?を追いかけていくこと自体が楽しかったのです。」

カヤバ
「なぜ?って追求していくのは僕もすごく好きです!

スタートアップのブランディングって『人のなぜ?』を追求していく感じかもですね」

チカイケさん
「自分は『人のなぜ?』をとにかく知りたい。

好き、知りたい。探究心ですね。

ブランディングをする時には相手の課題がある。
解決するためにフレームワークやブランディングを使うのですが、それは手段。

社会と会社のつながり、一貫性を持たせていくためには、創業者の原体験があります。」

カヤバ
「チカイケさんの作り出しているフレームワークは、創業者の原体験を元にスタートをブランディングして、社会の課題を解決にするために使っているんですね!

一回うまく行ったことを抽象化して、再現して、違うスタートアップでも使えるようにするには、どんなことを大事にしてるんですか?」

チカイケさん
「一社の問題をフレームワークで解決したら、他でも使ってみる。

自分のフレームワークは、うまく行った事を、なぜ?を繰り返して、抽象化していくと他でもうまくいくレベルに仕上げていて、都度改善を繰り返しています。」

カヤバ
「フレームワークって覚えたり、使い方を解説することが目的じゃなくて、具体的に課題を解決することですもんね!」

チカイケさん
「フレームワークも別に使う必要がなかったら、使う必要ないです。

課題に対して、フィットするかどうかで使うかを判断します。

フィットさせるために既存のものを組み合わせたり、やってみながら新しく作っていくことも柔軟に対応していく感じ。

『このフレームワークや思考法が流行ってるから、やろう!』っていうのはよくない。意味がないです。」

カヤバ
「それ、頭のいい人たちがやりがちなやつですねw 実際には動かないみたいな🤣」

チカイケさん
「そうですよね。

これで解決できる!みたいな手応えを感じて施策まで具体的になって後はやるだけの状態なら、解決できる。

効果的なフレームワークは、オリジナルでいくらでも作れるので、フレームワーク自体に価値があるというのはおかしいですよね。

日本では、数十年の前の海外の4P4Cなどのフレームワークをドヤ顔で使い続けていますが、時代に合わないフレームワークを使っても、時代遅れの結果しか出てこないので、日本発の世界で共通して使われる思考方法=フレームワークをつくたい。

カヤバ
「wwwww(思い至る人がポンポン出てきたぁ🤣 チカイケさん痛快すぎる!」

チカイケさん
「日本には、日本独自のフレームワークが作れるし、そのほうが効果があると思います。

自分のバリューを発揮できるポイントなので、これを形にしていきます。」

カヤバ
「かっけぇっすね!🤩」

5.普段どんな遊びをしてるんですか?

カヤバ
「チカイケさんって、普段どんな遊びしてるんですか?仕事が遊びパターンもあるとは思うんですけどw」

チカイケさん
「仕事をしているのは、楽しいですね。

違う分野のことをインプットしたり、異業種の人と会うなどして、越境体験することでの学びがワクワクするし新しい発見もあったりして、好きです。

遊びというか分からないですが、自分にとって音楽は特別。音楽は生活の中にある。ビジネスも全部音楽として捉えています。

自分はカルチャーから入って。バイブス、グルーブ感、うねりを感じていくスタイルです。」

カヤバ
「音楽が打ち合わせとかにも反映されたりするんですか?」

チカイケさん
「はい。

入りは、ゆったり、相槌してくリズムを作っていくと、向こうのテンションが変わったりと、ビジネスのリズムも音楽として捉えるといい感じです。」

カヤバ
「ほぉ!すげぇえええ!!🤩(すごい感性!!バイブスとグルーブ感についてと、打ち合わせが紐づくとは思わなかった。。。。)」

6. 今の働き方で一番お気に入りのポイントは?

カヤバ
「チカイケさんって、今結構楽しそうに仕事している印象ですが、一番のお気に入りポイントはどこですか?」

チカイケさん
「今でいうと、独立した時から、好きな人と、好きな事で、好きな時に仕事をすることができています。そこが一番気に入っていますね。」

カヤバ
「独立して、そんな働き方ができたら、最高ですよね!😇

働く時間とかは自由度持たせてる感じなんですか?」

チカイケさん
「打ち合わせを特定の曜日に集中させて後は、インプットや1人で考える時間にしているというのはありますね。」

カヤバ
「会社員時代から、時間の調整とかってのは、工夫してたりしたんですか?🤔」

チカイケさん
「自分が一番最初に出勤して、自分の仕事をやって、みんなの仕事をやって、誰よりも早く帰っていました。」

カヤバ
「超仕事できる人のやつだ!🤩

独立したら、時間が自由に使えるようになるというわけではなく、会社員時代から意図して時間を使っているというのは、これから独立を考える人は取り入れられそうですね!

僕は仕事大好きではあるんですが、1人の時間が結構ないと思考の整理ができなかったりするんですが、チカイケさんは1人の時間って取るようにしてますか?

チカイケさん
「自分も1人の時間の確保は絶対やります。

仕事では、人の話を聞くことがメインなので、インプットした情報を整理して、自分の頭で考える時間を確保して、まとめることに時間を使っています。

一人の時間がないと死んじゃいますw」

カヤバ
「ですよねw

ちょっと安心しましたw」

7.今後の理想の働き方について

カヤバ
「これからの理想の働き方についての考え方を教えてください。Twitterのプロフィールに書いているブランディング×テックとかはどんなイメージなんでしょう?」

チカイケさん
「AI とかでできることは全部AI 、メタバースでできることはメタバース。

そうしちゃたらいいと思う人です。

今後『人にしかできないことの価値』が上がっていきます。

例えば、AIに共感されても誰も嬉しくないですよね?」

カヤバ
「確かに。共感をされたと感じ取ることって難しそうですね。

チカイケさんがブランディングや教育に力を入れるのも、人の価値を上げていくことを今後のテクノロジーの発展に伴って、必要だと思って実施しているってことですかね?」

チカイケさん
「パーソナルベンチャーキャピタルをやっているのは、まさにそれです。

人の価値。もっと上げていく活動に注力できるようにしていきます。

例えば、ベーシックインカムとか。無理して働くとかでも無くなってくるのも、歓迎します。

自分が何をするのか?なぜするのか?から生まれてくる価値。

人の思いで経済が回る主義、世界観を見ています。」

カヤバ
「チカイケさんは、教えている方をどんどん増やしていきたいという感じで展開していく予定はあるんですか?」

チカイケさん
「それは、ないです。

僕がしっかり見れるのは30人が限界。

席は30席ほどを用意しています。」

カヤバ
「個別サポートをしていく感じですか?」

チカイケさん
「はい。1on1が中心となって活動していきます。

教育系のスタートアップとして立ち上げて行って、自分とのセッションとか打ち合わせを通して、受講生の新しく、見える世界が増えていって世の中で活躍できるようになることを目指しています。」

カヤバ
「どんな人が学んでいくと、いいんですかね?」

チカイケさん
「会社の中で浮いちゃう、ぶっ飛び人材ですね。」

カヤバ
「最高ですね!🤣

ぜひ、別の企画で、おすすめの方をインタビューさせてください!!」

チカイケさん
「カヤバさん!いいんですか!?

是非是非お願いします!おもしろい子がたくさんいます😉」

カヤバ
「やったー!ありがとうございます!楽しみです!!😇」

8. Twitterをやっている理由は?

カヤバ
「チカイケさんって、なんでTwitterやってるんですか?」

チカイケさん
「自分の場合は、バイブスダダ漏れツールとしてTwitterを使ってます😎」

カヤバ
「バイブスダダ漏れwwwww

いつも圧倒的な情報量とフレームワークとかありえない熱量で共有していただいてるのが、そういうことだったんですね!w」

チカイケさん
「はいw

自分は、全ての人に興味を持ってもらったり、繋がったりすることには、興味がありません。

バイブスに共鳴する人がいたら、その人と繋がりたいんです。

自分の頭の中を一部分だけ切り取って見せた時に『おもしろい!』って思ってもらえて、共感できるバイブス感じられる人とだけ。

Twitterの繋がりの中で5000人に1人いればいいんです。

コアな想いに共感し。
反応する人がいれば。
その人と繋がりたい。

カヤバ
「実際にチカイケさんが、Twitterで繋がっておもしろい!となった人たちを3人選ぶとしたら誰ですか?教えてください😇」

チカイケさん
「僕がおもしろい!と思ったのはこちらの方々です!」


チカイケさんが実際にTwitterで繋がった人『おもしろい!』人たち
1西崎康平@ブラックな社長さん
https://twitter.com/koheinishizaki

2. 金子さん
https://twitter.com/skaneko414

3.こみなみゆうさく さん
https://twitter.com/yusaku_kominami

カヤバ
「おー!!ありがとうございます🙏」

9. Twitterでこれから、繋がっていきたいのはどんな人?

カヤバ
「チカイケさんがこれからTwitterで繋がっていきたい人ってどんな人なのかイメージとかってありますか?😇」

チカイケさん
「想いがある人だったら、いい!繋がりたいです。

独自の世界観、自分の世界観を持っている人は好き。

それこそ、カヤバさんみたいな人じゃないですか?w

おもしろい!興味があります!」

カヤバ
「むっちゃ嬉しいです!🤩

確かに、僕は、チカイケさんにTwitterでバイブス感じて共鳴してましたねw

やっぱりその前後にチカイケさんの圧倒的熱量のぶっ飛んだホワイトボードの手書きのアウトプットなどにゾクゾクしちゃってましたから❤️‍🔥」

チカイケさん
「ですね、カヤバさんの『なぜ?』を先ほど知れてより興味が湧いてきました🤩」

カヤバ
「先ほどのワークでは、実は僕の潜在意識にあるのがシャーマンキングの葉だったとは、ビビりましたw
(このインタビュー記事では、内容を割愛しますが、この前のやり取りで、実は僕の原体験をサクッと深掘りするワークをやっていただきました!むちゃくちゃヤバい。5分で心を丸裸にされた感覚がありました😎)

チカイケさん
「おもしろい人に興味があり、知りたくなるので、実はずっとインタビュー中も気になってましたw

バイブスぶち上がりましたw」

カヤバ
「わぁ!マジで嬉しいやつ!!🤣

『なぜ?』を繰り返すことで自分の軸になっている部分が見えてくる体験を生み出すって、自分一人じゃできないですね。やっぱり自分では自分が見えない。

バイブスダダ漏れツイートに共感した人が、Twitter経由でチカイケさんの活動に参加していくのが、ちょっとイメージできました!これなのか!!!

チカイケさんの学び屋では、1on1でこういう体験が日々できて、自分でもできる人が育っていくんですね!ヤバいっす!!🤩」

チカイケさん
「ぜひ、活動の取材もしてください!」

カヤバ
「ぜひ!!このインタビュー記事終わったら、企画立ち上げますので、よろしくお願いします!!」

 10.最後に一言

カヤバ
「ヤバい!もうこんな時間!楽しい時間は溶けるのが早いです😭

最後に一言、ここまで読んで下さった方々に、メッセージをお願いします!」

チカイケさん
「ありがとうございます。

バイブスで繋がってほしいです。それだけです。

利害でつながる関係では繋がりたくない。」

カヤバ
「今日は、本当にありがとうございます!!

ぶっ飛んでる方、ツイートに共感できる人は、是非チカイケさんと繋がりたい方はリプやDMなどでアクションしてみるといいかもですね😇」

チカイケさん
「はい!ぶっ飛んでる方、お待ちしてます😎」

まとめ

チカイケさん。インタビューしてみると、突飛なアイデアや、バカでかいビジョンも全て全肯定してくれる大きな器を感じる方でした!🤩

僕が印象に残ったのが、特に、プレゼンで賞を取ったサービスを資金調達していくチャンスがあったとしても、自分の心が動かないものは、立ち上げないというスタンスを取り切っているチカイケさんの体験。

ブランディングの本質だなぁって勝手に圧倒されました!😇


登場人物


チカイケさん

・Twitter
https://twitter.com/chikagoo
・note
https://note.com/chikaike

たけうちのぶおさん

・HP
https://toppakeikaku.jimdofree.com
・Twitter
https://twitter.com/nobutakeouchi

・原体験ジャーニーについてのnote記事


がーがさん

・Twitter
https://twitter.com/mama_fr_ghetto

・なかいとがーがのぶっ飛ばすラジオ |
https://stand.fm/channels/5ee66ee89c38bc0326e4ed53

・がーがさん ツイッターリンクインタビュー


チカイケさんが実際にTwitterで繋がった人『おもしろい!』人たち

西崎康平@ブラックな社長さん

・Twitter
https://twitter.com/koheinishizaki

・HP
https://tomorrowgate.co.jp

金子さん

・Twitter
https://twitter.com/skaneko414


こみなみゆうさく さん

・Twitter
https://twitter.com/yusaku_kominami

・note
https://note.com/sogu1

過去のインタビューはこちら

Twitterで繋がっているかっこいい働き方をしている方だけを紹介しているインタビュー記事のマガジンはこちらから
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ギルドプロジェクトではフリーランスやパラレルワーカーや一人社長がチームを組んで仕事をするギルド型組織を築く支援活動しています。サポートは活動経費として大事に使わせていただきます😇