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SSDCシンポジウム2021のまとめ byカヤバver.

SSDCシンポジウム2021のウェビナーが全編英語だったので、僕のような英語ビギナーの方達のために、ウェビナーの要点を書き出してみたnoteを作ってみました😇

※この記事の内容はSSDCシンポジウム2021のウェビナーを聞いた方に向けてのアーカイブです。実際に見た人だけが思い出せるように要素だけをまとめている箇所が多いのはご勘弁ください🙏

◆スウェーデン大使館のマイケル=ジェイコブさんのプレゼン


▼プレゼンタイトル

『How being lazy and expensive can make life better』


▼プレゼンした人

Michael Jacob / スウェーデン大使館 科学・イノベーション参事官

▼スウェーデンユニコーン世界NO.2になれた理由

・フラットな権力構造
常に疑問を持つ

・ジェンダー平等
全国民がジェンダー平等に関わる

・社会保障
社会保障が整っているから、チャレンジできる。

▼要因

・ユニコーンを生み出している。

・クリーンでグリーンなテクノロジーで世界をリードしている

・よりシンプルでよりベターなソリューションを生み出す

・好きなことをできる時間を増やしている。

◆ 田柳さんのプレゼン


▼プレゼンタイトル

『Stories that will inspire you to think outside the box』

▼内容抜粋

・商業施設リノベの事例
同じような倉庫をリノベするにしても
日本では『景観だけ綺麗で中身が下世話な商業施設』が多い。
海外では『景観を活かしたイケてるベンチャーのオフィス』が多い。
活用方法のアイデアで差が出る。
・函館ノラヌラ
フランス×日本でノウハウやナレッジの共有
ワインビジネスに参入する人向けに、セミナーを行うなどして、コラボレーションが始まっている。

▼まとめ

・地域ベースのカルチャーが開かれる
・伝統的な文化やスタイルを自ら再発明するような試みが求められる
・日本の文化やブランド価値がないのではなくグローバル展開するための行動が必要

◆日本人初のフェラーリデザイナー奥山さんのプレゼン

▼プレゼンタイトル

『Nihonbi: true value of Japanese beauty』

▼内容

・日本の方向性→日本美を進化させよう!

・日本の文化
「矛盾と言うエレガントさ」を持っている

・イタリアと類似する日本の強み
規制と自己判断の裁量の絶妙なバランス感
芸術とデザインの間を行き来している。

・個人対チーム
イタリア人はチームで働くのが素晴らしい。
日本人はチームになると上司の意見を伺う。

・進化vs革命
日本は危機からイノベーションが起きる

・デザイナーとしての見解
プレミアムレベルにステップアップして
少し高く払ってもいいものを作っていく戦略を推奨する
コモディティとラグジュアリーの間のプレミアムな価格帯で勝負することが日本のブランド戦略として望ましい。

・アイデアを発見するために
予期したものではなく、はるかにかけ離れた、偶発的な発見が大事。
スケッチ(日々のインプットとアウトプット)を続けること。

◆トークセッション1

▼テーマ

日本がスウェーデンやイタリアのようになるためにはどうしたらいい?

▼日本の教育

・スウェーデン視点(マイケルさん)
「質問をする。疑問を持つことが大事。」
日本では、会議やブレストをして0から1を作ろうとする。プロセスが競争になっている。チームで共創することが大切。
スウェーデンのイノベーションはより破壊的な試みが多いが同時に連携や協調して共創している。

▼イタリアの視点(フォルビオさん&奥山さん)

大阪とイタリアは似ているwイタリアはハングリーなカルチャー
日本はお腹空いていない人に食べ物を売る感じ。

▼魅力的な小さな街が地域開発で世界に広がるにはリーダーが大事。(田柳さん)

日本でイノベーションが起こった街には仕掛け人がいた。
神谷町の場合
三井物産に勤め東京で働いていた。
海外で働いてから日本に戻ってきた。
ベンチャーを誘致できるキーマン起点となって
コラボレーションをした結果イノベーションが起こった。
地方再生はコラボレーションによるイノベーション

▼質問「チームワークは日本人が得意だと思っていたけど、イタリア人のチームワークは?」

奥山さん
「真のチームワークはリーダーシップを取ると決めたリーダーを信じて議論を重ねいいものを創り出すために共創すること。」

中島先生
「チームワークの概念が違う。誰のためのチームワークかを問うことが大事」

◆えとうさん

▼内容

・イノベーションについて
シリコンバレーのイノベーションを無闇に追いかける必要はない
中国は大きなマーケットがある。富を求めるパッションがすごい。
シリコンバレー、中国共に合言葉は「生産性」
日本の立ち位置はヨーロッパと中国、アメリカの間にある。
・日本美について。
労働生産性は一回忘れて収益化ができるいい文化を創ることが大事。
口実があればよりお金を払っていいプロダクトを作り購入する文化を作る。
人生の成功はビジネスの成功ではなく豊かさという価値観を生み出すことを薦める。世界市民として人を育てるという気概を持とう。

◆フォルビオさん

▼内容

・チームワーク
イタリアではサッカーを通じてチームワークを学ぶ。
どんなチームワークかというのは、イタリアのサッカーチームのプレイを見てもらったら分かると思います。

・若者について
若い人は政治に興味を持っていない。2010年から。
昔はマイカーは自由のシンボル。
今の若い世代はマイカーを持つことに25歳以下の人は興味持っていない。メンテの費用がかかるしw
(奥山さん、苦笑い🥺)

・結婚について
結婚にも関心がない。
家族は社会において大切だけど、社会的な生活には興味がありコミュニケーションを取ることは大好き。
サラリーマンにはなりたく無いという意識がある。
デジタルプラットフォームの発展の影響もありヨーロッパ全体のトレンドとして、ソーシャルインパクトがあることをやりたい。

・デザイン設計の方向性
全ての中心は人間。人間中心とした世界観。
イタリアは全てを受け入れるハグする。人間を中心にする。
ピサの斜塔。イタリアの文化そのもの。

人造人間を作る場合
フランケンシュタインとピノキオという対照的なデザインがある。

人間を中心としたキノピオ的なデザインになるようにAIの設計にも気をつけて行かないとね。

・これからの課題
AIなどの破壊的なイノベーションを使って次の段階の文化を作っていく必要がある。
イタリアは政府がガイドラインを出さずに民間からイノベーションが生まれている。
日本とイタリアの共通点は国を信用しないw
イタリアは政府のルールを守らない(日本の大阪に似ている。)

◆AIの専門家中島先生

▼内容

・生きるとは
背景にある考え方として一期一会がある。
生きるということは、思考を具現化すること。

・AI
英語で議論しても勝てない。
日本の考え方で勝っていく。
ミニマムな生き方。
より良い生活とはなにか。
私はいろんな趣味を持っている。
視点の違い。

・AIのデザインにおける日本と西洋の違い

右が日本のセンテンス
左が西洋のセンテンス
左は俯瞰した視点。
右は読者の視点。
ベルサイユ宮殿と桂離宮
一人称の体験の美しさ。
それが日本の文化の概念。

・ケセラセラ
特に目標も理由もない。
私の人生もない。
ただ楽しめばいい。

◆トークセッション2

▼メイドインジャパンのイメージについて

・フォルビオさん(イタリアの視点)
私の世代メイドインジャパンは『SONYのWALKMAN』
革命的製品でした。

イタリアでアニメと共に育った。
日本食はフランス料理にも負けない。
日本のイメージは「エレガントで趣味がよく価値がある」

価値を収益化できないというのが課題でしょうね。

・マイケル(スウェーデンの視点)

日本のイメージは「積み上げた完璧さ」

例えば『日本食』は素晴らしい。

日本食、カメラなどクオリティが素晴らしいというのが特徴でしょう。

日本のイノベーションは革命的です。
トヨタのカンバン方式。
一歩一歩踏み締めたイノベーションの力がある。
業界全体を巻き込んだ時に強さが発揮している。

日本とスウェーデンはすごく似ている。
これからの成長の可能性は大いにあると感じます。

・奥山さん(世界で活躍する日本人デザイナーの視点)
19世紀はヨーロッパ
20世紀はアメリカ
21世紀はアジア
の時代というふうに思います。

日本という旗艦ブランドが必要。

アジアのブランドが求められている。
プレミアムバリューはアジアでまだそのレベルになっていない。

日本はブランドという視点で可能性を持っている。
日本は客観的にイタリアとすごく似ている。
ヨーロッパブランドを批判している訳ではないがアジアのブランドの価値を向上させていく。

ブランドには時間が必要でブランドはお客様が創るものです。

素晴らしいブランドには目に涙を浮かべるような体験ストーリーがあります。フェラーリもポルシェでも、お客様はプロダクトについてメーカーよりも知っている。

お客様と一緒にマーケットを創る。
グローバルカスタマーと共に世界ブランドを創る。

その意識が今の日本ブランドを変えるでしょう。

▼質問「イタリアの製品、サービスはトップブランドが牽引する経済を形成している。どうしたら日本がトップブランドになれるのか?」

・マイケルさん(スウェーデン)
日本の文化の優位な点。
美しいものに溢れている。
日本食も素晴らしい。
世界での認知はすでにある。
日本のブランドは外向きにアピールできる。
日本に留まらず世界で活躍して影響力を付け、そして日本に還元していくという方法がいいと思う。

・田柳さん
世界の都市と連携、コラボレーションについて文化上の違いはない。国籍も還元ない。連携はボーダレスに行われる。
コラボレーションを行えるチームが重要です。
ブランド化を目指して行く時には生産性ではなく、体験に焦点を当てると良いのでは?

▼中島先生の問い

中島先生
「日本は一歩一歩積み上げて価値を高める文化。
日本から世界を見ると日本は価値を持っていないと感じてしまう人がいると思う海外の視点から見てどう思いますか?」

マイケル(スウェーデン)
「日本はすでに素晴らしい。ただ、アピールしないと伝わらない。そこがポイントだと感じます。」
※日本の奥ゆかしさは伝わらない

▼えとうさんの問い

えとうさん
「子供の世代に残すものは?」

マイケル(スウェーデン)
「質問させる。なぜ?を聞いてもらう。それが重要だと思う。」

中島先生
「経産省を無くすということw
保証された質をもとめている。均質化された質の保証を無くす。
人を保証するということは、ずば抜けた人を除外してしまう。
奥山さんのような人を優遇するべき
天才にはプレミアム教育チケットを配るべき」

奥山さん
「ルールとか規則とかの徹底されているけど、急速にら変わる世の中の中では自由に決めてもらうことが大事。
農家の出身。親父はスケッチの価値をわからないw
今存在しないような価値や仕事を、生み出せる若い価値を信じてほっておくのがいいと自分は感じる」

田柳さん
「いい場所にはいい組織がある。
日本は人を信頼しない。監視しすぎる。お節介。職場でも学校でも。
組織をベストとした心理は低い労働生産性を産んでいる。」

フォルビオ(イタリア)
「教育でいうと、イタリアは成績が良くない。日本と同じようにみんなテストベースで評価はされるけど、生徒が口頭で問題を説明できる力が重視されます。

ストーリーを話す力が求められる常に高い得点を取ることは必要ではない。実験が大事。自由度を持って実験する。失敗する自由が必要。」

◆片桐先生(まとめ)

今日のトピックは日本美。難しいトピックです。

「美の進化」という生物学者が書跡。美の根源は欲望。
欲しいという気持ちが美の起源です。


品質の概念というのは測定が難しい。
皆の頭の中で確立したものでなければならない。
品質の基盤となる考え方。何が美しいのかという話がありました。
信頼を勝ち取ることが、ブランド。

社会の効率性。
アジアは政府を信頼している。
ヨーロッパの視点、カルチャーの比較。
主要な点での理解。
コミュニケーションの違い。

奥山さんの言った日本とイタリアの傾向の違いがおもしろかったです。

イタリアの傾向は「イタリアのデザイナーは自分の車を作りたい」

日本の傾向は「我々の車をデザインしたい。みんなの車をつくりたい」

微調整されたグループ化された組織づくり。
根回しなどのコミュニケーションが必要w

日本人のコミュニケーションの仕方
外からの視点を見る。

SSDCは多くのアドバイザーがいる。
日本の外を考えてみると大いにビジネスのチャンスがありそうです。
国際化をして、考え方を広げて、他の視点を受け入れ可能性を考える。コラボレーションというのがキーワードになりそうです。

まとめ

ざーっと書いていきましたが、読んでみてどうだったでしょうか?

SSDCのシンポジウム2021のウェビナーを聞いた方が振り返れる記事なれると嬉しいです😇

以上、読んでいただきありがとうございました!

登壇者ご紹介

Minoru Etoh / 栄藤 稔

大阪大学 先導的学際研究機構 教授
株式会社コトバデザイン 取締役会長CEO

松下電器(パナソニック)からNTTドコモに転じ、動画像符号化標準MPEG-の開発に参加し、モバイルマルチメディアサービス開発を主導する。
MP-4 ファイルフォーマットの生みの親でもある。
シリコンバレー勤務を経てドコモのビッグデータ処理を立ち上げ、しゃべってコンシェル等のAI サービスの設計を行う。
米国にてDOCOMO Innovations、DOCOMO Capital 社長を経て、2016年7月までNTTドコモベンチャーズの社長を兼務し投資業務に従事。
2017年6月NTTドコモ執行役員を退任し7月より大阪大学先導的学際研究機構教授。株式会社コトバデザインの会長を兼務。

Emiko Tayanagi / 田柳 恵美子

公立はこだて未来大学 社会連携センター副センター長・教授

神奈川県生まれ。
大学卒業後、(株)ユー・ピー・ユーにてAIジャーナル、AI事典等の企画編集に携わった後、フリーランスで数多くの企業・研究機関・行政機関等のPRや出版の企画制作/コンサルティングに20年近く従事。
2000年代、欧州と日本をフィールドに地域イノベーション政策の比較研究を行う一方で、産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センターにジャーナリストインレジデンスとして在籍し、研究広報や科学技術コミュニケーションを実践的に研究する。
2003年法政大学大学院社会科学研究科政策科学専攻修了、修士(政策科学)。
2008年北陸先端科学技術大学院大学博士課程修了、博士(知識科学)。
同年より公立はこだて未来大学。
専門は知識社会学、地域経営・地域産業政策、スマートモビリティ。
著書に『スマートモビリティ革命』(中島秀之他と共著)、『踊る大捜査線に学ぶ組織論入門』(神戸大学の金井壽宏教授と共著)他。
現在は、函館山麓の古民家に暮らし、地域をフィールドとした研究教育と社会連携に邁進。

Fulvio Moschetti

ヨーロッパ特許庁 職員

Fulvio Moschetti is a patent expert in the field of multimedia and he works at the European Patent Office.
He mainly deals with patents linked to standards (ISO MPEG and ITU-T).
From 2002 to 2004 he was at NTT Docomo research lab in Yokosuka, Japan.
He got his M.Sc. and Ph.D., both in Electrical Engineering, from the University of Pavia (Italy) and from the Swiss Federal Institute of Technology of Lausanne, Switzerland (EPFL).
He worked several years in the field of multimedia and telecommunications and lived in Italy, UK, Austria, Switzerland, Japan, Germany.

Hideyuki Nakashima / 中島 秀之

札幌市立大学 理事長・学長
株式会社未来シェア 取締役会長

1983年 東京大学大学院情報工学専攻博士課程修了(工学博士)
通商産業省工業技術院電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)入
2001年 産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター長
2004年 公立はこだて未来大学 学長(-2016)
2008年 公立はこだて未来大学 理事長(-2016)
2016年 東京大学 先端人工知能学教育寄付講座特任教授兼任
2018年 札幌市立大学学長(現職)

日本における人工知能研究を牽引する第一人者。株式会社未来シェア 取締役会長。

2019年 日本の技術で世界の社会のバージョンアップを主導すべく、牧田と共同でSSDCを設立。

Kiyoyuki Okuyama / 奥山 清行

工業デザイナー/KEN OKUYAMA DESIGN 代表

1959年 山形市生まれ。
ゼネラルモーターズ社(米)チーフデザイナー、ポルシェ社(独)シニアデザイナー、ピニンフ ァリーナ社(伊)デザインディレクター、アートセンターカレッジオブデザイン(米)工業デザイン学部長を歴任。フェラーリ・エンツォ、マセラティ・クアトロポルテなどの自動車、ド ゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパーク等、数多くのデザインを手がける。
2007年よりKEN OKUYAMA DESIGN代表として、企業コンサルティング、トランスイート四季島、新幹線をはじめとするJR東日本の旅客鉄道、ヤンマー全製品のデザイン、KEN OKUYAMAブランド製品の開発から販売までを行う。
2013 年 ヤンマーホールディングス株式会社取締役、2019 年 Osaka Metro Group チーフデザインオフィサーに就任。
2015 年 ミラノ国際博覧会 日本館 基本計画策定委員会委員、2013年-2016年 有田焼創業400年事業「ARITA 400project」プロデューサー、ものづくり日本大賞審査委員、環境未来都市構想有識者検討会委員、レッドドット デザインアワード(独)審査員を務める。
滋慶学園COMグループ名誉学校長、金沢美術工芸大学名誉客員教授、東北芸術工科大学客員教授、大阪工業大学客員教授、アートセンターカレッジオブデザイン(米国)客員教授。
『ビジネスの武器としての「デザイン」』(祥伝社)、『フェラーリと鉄瓶』(PHP 出版社)、『伝統の逆襲』(祥伝社)、『人生を決めた15分創造の1/10000』(KEN OKUYAMA DESIGN) など著作や、講演活動も行う。

Michael Jacob

スウェーデン大使館 科学・イノベーション参事官

Michael Jacob is the Science and Innovation Counsellor and head of the Science and Innovation Office at the Embassy of Sweden in Tokyo.
He has worked as senior adviser on research and innovation to the Minister for Enterprise and Innovation, has been adviser to the European Commission, to the European Council, and member of the Industrial Research Committee at the Royal Swedish Academy of Engineering Sciences IVA.
He has a background as Associate Professor in Chemistry, with work spanning from basic research to innovation activities in the fields of nano technology and materials science, including work on super capacitors for next generation energy storage.
He has held positions at universities and institutes of technology in Sweden and Switzerland (Lund University, ETH Zurich and Stockholm University), and leading positions at research institutes (FOI and RISE), with experience of close collaboration between academia, institutes and industry.



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