唯物論的資本主義

人間の性善説に基づいた共産主義革命が失敗である事がわかり、革命の時代は終わった。政党の立憲も保守政党であることを表明している。もう、左翼(共産 主義を標榜する人たち)の存在意義も90%消滅した。精神論を排除し、意志の力を信用せず、人間の動物性や競争心理をア・プリオリとした新しい唯物論的資本主義の時代に突入している。唯物論はオブジェクト志向存在論とも相性が良いと思われる。ここで、日本の政治に目を向ける。現在圧倒的に勢力の多い自民に対して、野党はまとまって選挙戦に挑むべきだ。それにしても、野党の枝野、蓮舫、志位氏などのセンスが硬直しているような気がする。まとまった野党の中枢には、今や未来を生き抜くために、過去の左翼運動の失敗を認めることに躊躇しない新しい世代=生活の中でネットに触れる事が当たり前のような、インターネット第一世代ともいうべき、津田大介、西田亮介、宇野常寛、渋谷慶一郎などになってもらいたい。

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