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デイヴィット・ホックニー展  東京都現代美術館  7/15〜11/5

デイヴィット・ホックニーが好き。
生まれて初めてホックニーの企画展に行けた。

展示は大きく分けて近年多めと過去の作品という感じ。

はじめの段階で同じ題材で過去と現在の作品の違いを提示しているのは面白かった。

ホックニー自身、芸術の流れの激しい時代に様々な作品に触れ、作風は変われど、芯なるものは同じ気がする。
日常から抽出された芸術の要素をまざまざと見せられた。



スプリンクラーの作品もあってよかった。
フォトコラージュはさらにすごくいい。
動きや思考が一つの作品に現れていて感心させられる。




最近の作品はipadで描いたものが多いっぽい。
しかも、基本ツールしか使ってないと思う。
前々からipadで描いているのは知っていたけど、残念に思って敬遠して見ていなかった。
でも、見てみるとすごいくいい。絵を超えたものがあるんだろうな。
うまく描くとか、筆先がとか、そういうことじゃない、その先に何かあるんだろうな。
ホックニーの大きさを感じられた気がした。



コレクション展もすごくよかった。
横尾忠則、名和晃平、ホンマタカシなどバラエティに溢れていて飽きることはない。
普段は企画展で疲れて、コレクション展はおざなりになりがちだったけど楽しめた。


1Fの最近の作品だけ撮影できるが、カメラはダメでスマホはokみたいな縛りはよくわからないな。混むと予想してたのかな。


プールの作品をもっと見たかったけど、生まれて初めてのホックニー展はとても満足。
80歳を越えたからといって、歩みを止めない自然体に刺激を受けた。


※1F以外は撮影不可のため以下より引用

東京都現代美術館
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/hockney/index.html

美術手帖
https://bijutsutecho.com/magazine/news/report/27525

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