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生命の庭―8人の現代作家が見つけた小宇宙 東京都庭園美術館  10/17~1/12

最近、複数作家の企画展が増えている気がする。

庭園美術館は新館ができてから、結構攻めた感じの企画展が多くてうれしい。


新館には大型作品、旧館の至る所には作品がランダムにちりばめられている。
それぞれ作風は全く違うが、今回の表題の通り概ね「命」に関するものだった。
絵だけではない、造形だけではない、芸術を味わえる。


気になった作家を何人か。

加藤泉
現代アートが好きなので僕が行く美術館には頻繁に展示されている。
アニミズム的な作風が特徴で、人間と自然を取り持つ胎児のような物体。
奇妙だけど、奇妙だからこそ精霊的な印象を受けて神聖な気持ちになる。

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淺井裕介
鹿の血で描かれている。

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山口啓介
人間がひとつになりつつある、自然と動物とひとつになろうとしている?
独特の構図の大型作品で釘付けにされる。

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どうしても枠にはめて絵を描きたくない人がいてクスッとくるものがあったり、胞子を模したガラス作品など、いろんなタイプあるので1つくらいは好きになる作品があるのではないだろうか。

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庭園美術館は紅葉がなかなか良い時期。遅めの時間に行けばライトアップもされているので、ぜひどうぞ。

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