『サマータイムレンダ』を今更見た話
こんにちは。
表題のままなのですが、最近アニメ『サマータイムレンダ』を見ました。
結構前の作品であらかた話題になった後と認識はしていますが、かなり面白かったので共有したいと思い、文章を書きました。
よろしければお付き合い下さい。
前置き‐私の好きなジャンルについて‐
突然ですが、私はタイムトラベル物が大好きです。
学生の時に見た『シュタインズゲート』は今でも1番好きな作品ですし、『時をかける少女』『リゼロ』『まどか☆マギカ』『僕だけがいない街』等、タイムトラベルを取り扱った作品に強く心を惹かれます。
今回見た『サマータイムレンダ』も同じくタイムトラベル物ではありますが、これまでの作品と比べて尖った特徴があり、緊張感のある物語に仕上がっていると感じました。
これまでの作品との違いについて、特徴を比較する事で考えてみます。
これまでの作品と本作の特徴比較(ネタバレあり)
これまでのタイムトラベル物の特徴と、サマータイムレンダの特徴を比較しました。
これまでのタイムトラベル物の特徴
やり直し時は作中のセーブポイントから再度行動を開始できる。
未来から戻った際の記憶を保持できるのはタイムトラベル実行者のみ。
サマータイムレンダの特徴
タイムトラベルのセーブポイントがない。
タイムトラベル実行者以外にも記憶を保持できる。
見えてくる個性
先ず1同士の比較ですが、本作はセーブポイントには戻れません。
正確には、セーブポイントに作中初期では戻れたのですが途中で戻れなくなり、主人公がタイムトラベルで戻れる時間が少しづつ進んでいきます。
つまり、タイムトラベルを繰り返す毎に、過去がどんどんと確定して行きます。
次に2同士の比較ですが、本作では作中の半ばころから、敵がタイムトラベルを認識してきます。
その為、タイムトラベルの記憶を実行者だけが保持できるというアドバンテージを活かす事が難しくなります。
個性がもたらすもの
これまでのタイムトラベル物では、目的の未来が訪れるまで過去改変を続ける事で、望む未来に辿り着いていました。
望む未来に至るまで何度もタイムトラベルを繰り返し、繰り返す度にセーブポイントから展開する必要がある事から、若干展開が冗長になるという弱点があったように感じます。
しかし本作では、これまでのタイムトラベルが持つ弱点を克服すべくタイムトラベルのルールに工夫がされており、最後まで緊張感のある物語になっていました。
おわりに
過去のタイムトラベル作品と比較しても特徴的でかなり面白かったです。
また、2話まででかなり引き込まれました。つかみが早い点もGOODですね。
シュタインズゲートくらい好きかも。あーでもキャラはシュタゲの方が好きかな。。
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