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「このアイドルの歌声を聴いている時が、一番幸せ・・・」私の中のK-POPアイドル5大歌唱力すごい大好きシンガー

まず、本題に入る前に、私の音楽を聴くという原体験について書きます。

私の音楽を聴くという原体験は、間違いなく「母」からのものです。私の母はとにかく歌が大好きで毎日必ず何か歌を歌っていました。どのくらい歌が好きなのかというと、「たまには歌のない音楽とか聴かないの?」と私が幼いころに母に尋ねたとき「お母さんはね、歌のない音楽には興味がないの。歌だけが私にとっての音楽なの」と答えたくらいです。

そしてもう一つ、母には鉄則がありました。それは「どんなに優れた曲を作っていたとしても、歌が下手な人は私は歌手として認めない。だからそういう歌手の歌は歌わない。というか、歌が下手な人は全員歌手として認めない」というものです。

その証拠、という言い方はどうかと思いますが、母は、必ず毎日のように松田聖子DREAMS COME TRUEや、竹内まりやの歌を歌っていました。たしかに、「すごい歌唱力のある」歌手の歌ばかり歌っているのです。ちなみに今母が好んでいる歌手はJUJU柴田淳です。

で、我が母。本当に歌がうまいんです。だから、本当に歌を気持ちよく歌っているんですよね。もしかしたら自分がうまいがゆえに、下手な歌手が許せないのかもしれません。ちなみに私のは、ものすごくヘタです。この世の歌唱のヘタの要素をすべて兼ね備えているのではないだろうか、というほどヘタです。そんな父は、X JAPANの歌とか歌ってました。そりゃ無理だぜ、親父。。。そんな二人の遺伝子を受け継いだ私の歌唱力は、「普通」です。・・・いや、自分でいうのもあれですが、でもじゃっかん「母よりの歌唱力」かな、とは思います(母よりの歌唱力?)。

上記のように、母が毎日歌を歌い続けている家で育った私は必然といってもいいのでしょうか、音楽が好きになりました。ただ、私は母とは違って、歌がない音楽も聴くような人間になりました。さらに、母ほど歌唱力にはうるさくなく、多少歌唱力がなくても、許容できるくらいです。

だがしかし、どんなに好きなK-POPアイドルグループであろうと、パフォーマンス映像で音程がかなり合っていない歌唱が聴こえた瞬間、どんなに曲が良くてダンスなどのパフォーマンスが良くても、無意識に瞬時に再生を停止してしまう自分も確かにいるのです。完全に、母の影響受けてるじゃん・・・とその都度思うのですが、これはね、とめられないんだよね。

前置きが長くなりましたが、私がパフォーマンス映像を観ている時に一度も再生を止めたことのない、「このアイドルの歌声を聴いている時が、一番幸せ・・・」私の中のK-POPアイドル5大歌唱力すごい大好きシンガーを以下から紹介したいと思います。なお、ここで紹介するのは、すべて女性シンガーとなります。


ROSÉ/BLACKPINK

世界で一番好きな歌声・・・。

この投稿を書いている4月14日時点でYouTubeの公式チャンネルの登録者数が6000万人を突破した最強グループBLACKPINK。

そのBLACKPINKのメンバーであるロゼがついに3月12日にファーストソロシングル「-R-」をリリースしました!当作品を通じて数々の記録を打ち立てているロゼですが、このシングルを聴いて改めてロゼの歌唱に魅了されました。

一度聴いたらもう「ロゼ」としか言えない特徴ある歌声をもつロゼ。聴いた瞬間、胸の中にぎゅっとくっついて二度と離れることのない、まろやかでありながら芯のある歌声でどんな歌も歌いあげてしまうロゼ。本当に大好きです。

このシングルのタイトル曲であるOn The Groundのパフォーマンスではダンスもあるのですが、地面に寝そべったり、ダンサーに上にあげられ半ば頭部が宙に浮いている状態になるような振り付けもある中、見事な安定感のある歌唱でパフォーマンスをしていることが以下の映像でわかるはずです。すごい歌手だと思います。


はい。次行きます。


Whee In / MAMAMOO

もう、この歌声なしの毎日は考えられない…。

この投稿を書こうと思ったきっかけは、4月13日に4人組グループMAMAMOOフィインがファーストソロミニアルバム「Redd」をリリースしたからなんですよね。パッケージを買うまで今回のタイトル曲であるwater colorだけを聴こうとこの曲だけを聴いているのですが、ニュージャックスイングな高度な曲を見事に持ち前の特有のハスキーさを兼ね備えた真っすぐな歌声でしっとりとリズミカルに歌い上げてくれています。

ラジオ番組にてこの曲を披露している歌唱シーンがYouTubeに今日アップされていたので、こちら聴いてみたら、やっぱりすごい歌唱力。高度なリズム感が必要な曲だけど、全くハラハラせずに、めっちゃ安心して聴けます。


次行きます。

YUJU / GFRIEND

歌、そのものに愛されている…。

2020年は、3部作を通じて素晴らしい世界を体感させてくれた6人組グループGFRIEND。 

このグループにおいて誰もが認める、まさに圧倒的な歌唱力を持っているメンバーがユジュです。フィインとは違った特性をもつハスキーさを内側に備えながら力強く突き抜けた美しき高音ボイスを惜しみなく放ち、会場全体を揺るがすレベルの歌唱力を持つユジュですが、上にアップしたカバー曲Downtown Babyのようにどこか切ないメロディの歌が本当にユジュにはぴったり合っていると私は思っていて。また、ジャジーでしっとりと歌いあげるような下にアップしたLove Rainのような曲を歌うユジュの歌声を聴くと、もう感動で胸が満たされます。冒頭に書いた通り、本当に歌そのものに愛されているといえる歌唱力の持ち主だと思います。


次行きます。

TAEYEON / GIRLS GENERATION

もう、いうことがなにもねぇ…絶対的歌手。

先日4月12日かな?デビュー5000日を迎えた我らが(?)少女時代の絶対的シンガー、テヨン。精力的に新曲をリリースしてくれて、昨年は、ちゃんみなとコラボした日本曲「#GirlsSpkOut」もリリースしてくれたテヨンですが、テヨンも前述したGFRIENDのユジュと同様、とんでもなく伸びやかな高音ボイスの持ち主で、その高音ボイスの力強さには、それはもう完全に圧倒されます。それが端的にわかるのが、以下の曲。こちら、そう、「アナと雪の女王2」のエルサの歌うInto the Unknownの韓国語ヴァージョンです。なんと韓国語ヴァージョンではテヨンが担当してくれたわけです!真っすぐで突き抜けた歌声は、まさに魔法そのものです。

あと、2020年1月に行われたテヨンの単独コンサート「The UNSEEN」の映像がおさめられたKIT VIDEOが2020年6月にリリースされましたが、ここで披露されているBetter Babeという曲のライブ映像をみたら、さらにテヨンの歌唱力のすごさがわかります。まだ、タワーレコードオンラインなどで現時点(2021年4月14日時点)では在庫があるので、興味があったら、ぜひ検索してみてください。



はい。次が最後の紹介となります。


SIYEON / Dreamcatcher

もう今日にでもゴシックロックバンドの

ボーカリストになってほしい。

最後に紹介するのは、K-POPの中では非常に珍しくロックンロールを基調とした音楽で人気を博している7人組グループDreamcatcherシヨンです。Dreamcatcherのやっている音楽がロックンロールということもあるのですが、シヨンのボーカルラインを聴くたびに「もう今すぐにでも、サイドプロジェクトとしてゴシックロックバンドを組んでボーカリストをやってくれ…と」と思ってしまいます。

↓のYouTube動画は2019年に放送されたK-POPアイドルがまさに歌唱力を競う番組でのシヨンの歌唱パフォーマンス映像なのですが、ロックな歌を見事に完璧に歌い上げているものすごくカッコいいパフォーマンスなのでぜひ観てほしいです。もう惚れる以外のことが、できないぜ。

このシヨンによる중독 (Overdose)の歌唱にあまりに感動した私は、この映像のURLリンクを母にメッセンジャーアプリで連絡したのです。

―お母さんはね、歌のない音楽には興味がないの。歌だけが私にとっての音楽なの―

―どんなに優れた曲を作っていたとしても、歌が下手な人は私は歌手として認めない。だからそういう歌手の歌は歌わない。というか、歌が下手な人は全員歌手として認めない

と言っちゃうような、母の反応はいかに。

ごくり。

私は待った。

母は私が連絡した私のおすすめ音楽メッセージに気がつくと、わりとすぐに聴いてくれるので、待った。

既読となる。

さて、どうか。すぐに聴いてくれていることだろう・・・。5分ほど待つ・・・。

5分後、母から、メッセージが、返ってきた。

「歌がホントに上手い!」

・・・・・・。

認められたよぉおおおおおおおおおお!シヨンの歌唱力、私の母に認められたよおおおおおおおおおおお!私の大好きな、シヨンの歌唱が、母に、認められたよおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!

以上、「このアイドルの歌声を聴いている時が、一番幸せ・・・」私の中のK-POPアイドル5大歌唱力すごい大好きシンガーでした。もちろん、大好きな歌唱力がすごいK-POPアイドルはほかにもたくさんいるのですが、やはりこの5人が、私にとっての最高ですね。

「歌唱力」という視点で、K-POPを聴いてみるのも、いいかもしれません。ぜひ。

上のシヨンの番組に出演したWeki Mekiというグループのユジョンスヨンも素晴らしい歌声を響かせてくれていたので、よろしければぜひ。