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プリンセス💛ホールド

プロレス技ではないよ笑

後輩のウェディングフォトブックを見て、今はこんなに素敵な写真を残せるのかァ…わたしのときとは違うなぁと、衝撃を受けた30代半ば。1年後に自分が入籍するなんてこと、思いもよらずに前撮りオプションのウェディングドレスでお姫様抱っこされている見開きページを嫉妬心で眺めながら、わたしがこんな姿を晒すことは絶対に「一生ないだろうなぁ」と思ったあの日(๑º º๑)

思えば思春期あたりから、身内のすり込みで「自分は人並みスリムではない」と、青春時代をダイエットに費やしていた、実に無駄なティーンエイジャー年頃と呼ばれる時間。あぁわたしには生涯、こんなシチュエーションお姫様抱っこはないんだなーと脂肪に憎しみを燃やしていた当時は、いつも下を向いて過ごしていたように思う

ウェディングドレスでお姫様抱っこって!

お姫様抱っこ、我が子が幼い頃に何度かしたことがあるが、小さくてもなかなかに厳しい。腕の筋力がないと、普通に抱き上げるよりも断然つらかったりするのだ

そもそもわたし、大人になってからそんなの、してもらえるとも思っていなかったし、意識があっても寝てるみたいな重量感で抱きかかえられるだなんて、おこがましい。罰ゲームか拷問に等しい・・・・と、思っていたのだけれど、たった一度だけ、あったの! お姫さま抱っこ💛 思い出したの笑(((o(*゚▽゚*)o)))

今現在、下を向いていたわたしと同年代の娘を見ていて、あれ? わたし、モデル体型じゃなかっただけで、あの頃「別にそこまでじゃ巨漢でもなかったかも」と思う。なんであんなにも自分を卑下していたのか…それは、身内の女の子従妹たちが、痩せすぎていたからに尽きる。比べる相手はむしろ貧相だったかもしれないのだ

自分を卑下していたデブだと思っていたあの長い年月を取り戻したい~ι(`ロ´)ノと思う今は、本気のデブで、減量を迫られている。あぁ、確かに怠慢かもしれない。だけど、今更「あのころは太ってなかったよね」と言われたところであとの祭りだ

先日、娘と、わたしの同級生(+娘の父親)の話をしていて、そういえば結婚前に「よく旅行に出かけたわ~」だけど、昔も今も、結婚してしまうとそういう楽しみがいちばん最初になくなるんだよなぁ…なんて愚痴をたらたらこぼした
そこで娘が、父親の友だち友人代表によく「からかわれていた」ことを思い出し、あたし「〇〇くん嫌い」と言ったのだが、わたしはほとんど覚えておらずに、でも娘のことが「可愛くて仕方なかったんだよ」と当時を振り返ってみる
だが確かに「〇〇くん」は、少し構いすぎるきらいがあり、数年前に会った時にも、末娘3女に「嫌われている」けど、可愛すぎて「泣くまで構う」と言っていたことを思い出した

「やりすぎなんだよ」との娘の言葉に、そういえばわたし、みんなで海に行った時「〇〇くんに放り投げられたことあったわ」と、苦い記憶が蘇り、そのついで、お姫様抱っこで深い所へ連れていかれたことを思い出したのだ!

やだ! わたし、お姫様抱っこされてたー!?

全然覚えてね~し、余韻もねーわ (~_~メ)
しかも彼氏でもないから、きゅんもない・・・・損した

当時は溺れそうだったことしか重要ではなく、そんな素敵な絵面「ごっそりと抜けてたわー」ということになりまして、人知れず頬を赤らめたのでした。しかも当時のわたしは、既に娘の父親と付き合っており、彼とはいい友達関係だった
でも、ね。今思うと、当時わたしの小説を読んで褒めてくれたのは唯一彼だけだったことも思い出したの!
仲のいい中学からの友だちは、わたしが執筆をしていたことを知っているひとも多くいて、〇〇くんもそのひとり。だけど、女ともだち以外で「読ませて」と言ってきたのはふたりだけ。同じように詩を書いていたのっぽくんと、〇〇くんだけだったわー。貴重な読者をないがしろにした気分

そもそも、お姫さま抱っこっていつからあるんでしょうかね?

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たゆ・たうひと
いつもお読みいただきありがとうございます とにかく今は、やり遂げることを目標にしています ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです