ホタテ

いつでも食べれるのに口に入らない

それは・・・・

お値段が高いからです

牡蠣と蟹は、食べてるときはみんな無口になるよね。無心? わたしも例外じゃないわ、マシンガントークも小休止ね⸜(* ॑꒳ˆ * )⋆*

生ガキはレモン汁でいただきます
カニはゆでたのがいちばん好きです。かにみそももちもん外せない(^_-)-☆
ファミレスでもカキフライがあると、必ず注文します
カニ爪がいちばん好きな部位かな~(^^♪

わたしを黙らせたいときには、こちらを与えればいいでしょう。笑


子どものころはカキフライが苦手だった。というより、フライ全般が苦手だったように思う。エビフライもとんかつも、好んでは食べなかったし、なによりそれらはお店、主にレストランで食べるものだと思っていたのよね

わたしのうちには大正生まれの丈夫で口達者なば~ちゃんがいて、彼女は父方の祖母なんだけれど、この人が本当に厄介な人で、この人のせいで我が家は『外食』ができなかったの。なぜなら、彼女本人は出かけたがらないし、お年寄り特有の大きな声と皮肉や文句がところ構わず飛び出すから
母がちょっと買い物に出かけると「家のこともしないで何時間も帰らない」と文句を言われ、行き先を告げて出かけても「遊び歩いている」と皮肉を言われ、自営業だった父親の仕事の事情を差し引いたとしても泊りの旅行なんてもってのほかで、家族旅行もいつも日帰り。とにかくあまりお出かけができない家だったんです。これ、8割がた嫁いびりです

父親はなにも言わなかったのか…というとそうではなくて、たとえわたしの父がなんだかんだ言う祖母を一喝したとしても、3日も過ぎればまた同じ。つまりはごうつくばばぁだったのです

外食をしないって結構視野が狭くなるもので、レストランで出てくる食べ物は未知だったわけ。高校に入るまでマクドナルドは海外にあると本気で思っていたし(CM外人だったし)、おそらく家では牛肉が出たことがない。すき焼きも豚だった。なぜなら、ば~ちゃんが嫌いだったから。年の功っていうほどば~ちゃんの意見が家の中で絶対だったわけではない。相手するのがめんどうくさいからなにも言われないようにしていた…というのが正しい。でもじぃちゃんばぁちゃんのいる家ではまれにあること(だと思う)。同じ敷地に隠居でも建っていればまだ違っただろうけど、田舎の同居ってそういう不便があった
昔話でもそうだけど、こころやさしいお年寄りの家と、意地悪なお年寄りの家がある。わがやのば~さんは後者だったから、わたしは核家族がうらやましかったのです

このば~ちゃん、はいからさん(大正生まれだけどチャーミングではない)で、無地の服を一切着ないおしゃれさんでセンスだけはよかった。出掛ける時はご近所であろうと着替えてお化粧をしていたし、白髪は1本残らず黒かった(それもどうかと思うけどね)。そして食にもうるさく、およそ子どもが大好きなハンバーグや、ピザとかグラタンが好きだったの。かと思えば生の油揚げが好物だったり、80越えてからもマクドナルド食べてたからね。とんかつ、天ぷら、うなぎが大好き! 普通胃もたれしていやがるだろうに、とてもとても胃の丈夫なば~さんだったの

あら~カキフライから大きく話がそれてしまったね。そうそうカキフライ、いつから食べれるようになったのか、それは好き嫌いをしなくなったころからというか、意地からだった
子どものころのわたしは、普通に嫌いな食べ物がたくさんあったのよ。豚の脂身とか、魚の皮、ピーマンとか、ふきのとうとか、でもそれらをわたしの友人が「大好き」だと言って食べてる姿を見てね、負けず嫌いが発動しちゃったの。若かったわ。あのまま偏食だったなら、もう少しスマートなままでいられたかもしれない(昔は虚弱だった)のに、ちょっと意地張っちゃったばっかりになんでも食べれる子になってしまった(レバー以外はね)

無常だ(By.五右衛門)





このお話は、下記の紹介文に基づいて「自分探し」のつもりで書いています




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