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タリベへの炊き出し完了のご報告

みなさんこんにちは!養鶏部門担当のとめです。

6月5日の日曜日に、母の日ギフトプロジェクトとブバカの養鶏小屋完成記念を兼ねた『タリベへの炊き出し』を行いました。
 
ブバカの養鶏ビジネスについては、ぜひ過去のnoteもご覧ください!

これまでの経緯(過去のnote)
 


ヤッサプレ

炊き出しのメニューはセネガルの代表的な家庭料理、『ヤッサプレ』です。
ヤッサはウォロフ語で「レモンやマスタードで味付けした玉ねぎソース」のこと、プレはフランス語で「鶏肉」のことで、ヤッサプレは鶏肉にレモンマスタード風味の玉ねぎソースをかけた料理です。ごはん(お米)と一緒にいただきます。

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私もセネガルで何回か食べましたが、これがとーってもおいしい!!セネガルでは日本と同じようにお米をよく食べます。日本人の口にも合う、おすすめのセネガルごはんです。


 炊き出しの様子


今回の炊き出しは、ブバカの養鶏友達が育てたチキンを買って行いました。
本来であればブバカの育てた鶏を使って炊き出しを行いたかったのですが、セネガルは5月末から毎日非常に暑い日が続いており、ヒヨコが暑さで死んでしまう可能性があることから、ブバカの養鶏ビジネスは涼しくなるまで少しお休みすることになりました。

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当日はブバカの知り合いのマラブー(宗教指導者)のもとで生活するタリベ約40人にヤッサプレをふるまいました。

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セネガルは国民の多くがイスラム教徒です。タリベとは、イスラム教の経典コーランを学ぶ子どもたちのことです。
彼らの多くはコーランを学ぶ時間以外は路上で物乞いをして過ごします。
ブブカの住むセネガルの都市、サンルイでは現在タリベが12,000人ほどいるということで、タリベの人権問題が国際的に問題視されることもあります。


大きなお皿6皿分のヤッサプレを作ってくれたのは、ブバカの奥さんです!

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タリベにとって、鶏肉はなによりのごちそう!
今回の炊き出しをとっても喜んでくれたそうです。

次の夢に向かって

最近、ブバカから養鶏ビジネスで貯めたお金で、自分の家と新しい養鶏小屋を建てるための土地を買ったとの報告をもらいました。この報告は私たちにとってとても嬉しい報告でした。今ブバカが住んでいるサンルイの町は、悲しいことに浸水の問題に直面しています。震災の問題は深刻ですが、彼が自分の力で安全な場所に土地を購入したことはとても喜ばしいことだと思っています。

ブバカの次の夢は、養鶏だけでなく新しいビジネスも始め、偉大な起業家になって困難な状況にある人を助けることだそうです。特に、彼はセネガルのタリベたちを世話したいという想いがあります。

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セネガルから嬉しい知らせが聞けたのも、すべてご支援くださったみなさまのおかげです。

これにてブバカの養鶏ビジネスサポートは終了となります。

本当にありがとうございました。

養鶏部門担当 とめ

ゲヌの売上は現在、アロハシャツ、スリッパ、ランチョンマット、ヘアバンド、フラットポーチ、トートバッグの売上の10%を養鶏への寄付、それ以外の商品の10%はLa Palabreへの寄付となっています。
養鶏プロジェクトは既に小屋の増設を完了し、ブバカが自分の力で家族を養えるようになりました。そのため、今後はすべての商品の売上の10%が、La Palabreへ寄付される予定です。
La Palabreへの寄付は、外務省からの資金援助によって避難所が完成するまで大切に保管し、完成後の運営費や消耗品、あるいは女性たちの職業訓練など、必要な支援にまわしたいと思っております。

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