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旅行してみて良かった国4

No.4 それは、エジプト🇪🇬

エジプトは、美大のヨーロッパ周遊研修旅行の時に行った。ヨーロッパ芸術に大きな影響を与えたからこそ、アフリカ大陸にあるエジプトに寄るんだろうって、行く前は「ピラミッドの国」というだけで、特別な思いはなかった。
ロンドンの大英博物館で、エジプトの事を理解してから、いざエジプトへ。
生まれて初めてのアフリカ大陸。
暑いし、独特の匂いが一気に鼻から身体に回ってくる感覚だった。
ちょっとテンション下がり気味。
治安も悪く、自由に行動できなかったので、人々がどんな暮らしをしているのか、どんなものを食べているのか、わからないまま次の国、ギリシャに移動してしまった。

エジプトでは、遺跡、次も遺跡。
ギザのピラミッド、ルクソールの王家の谷やカルナック神殿など、どれもこれもスケールが大きくて圧倒された。自分がちっぽけに感じたのを憶えている。
ギザのピラミッドの大きさには開いた口が塞がらず…これは人間技か?と疑いの目でみていた。
それにしても、古代人は重機も無いのに、どうやって?とは、誰しも感じるだろう。詳細は割愛するが、ピラミッドのことが知りたくてしょうがない状態になったのだ。今もテレビや映画で「ピラミッドの謎」的なタイトル見ると、ついつい見入ってしまう。エジプト旅行が私を遺跡好きにしてしまったのです。ピラミッドは完璧な比率(クフ王:底辺230m/高さ137.18m)で造られている。その美しさを肉眼で捉えることができたのは幸せな経験だった。

ちなみに、現代の技術があれば、5年で完成するらしい。総工費1250億円。これは大阪関西万博と同規模だ。もし古代の工法と同じやり方をすると、

4兆円!!! ほとんどが人件費なのかも。

古代人の英知を結集して造られたピラミッドは、今も人々を感動させている。ベージュと空のブルーのコントラストが美しい世界。

しかし、エジプトで何を食べたのか?全く憶えてない…元々、食には興味が薄いのですが、それぞれのお国柄などは知りたいので、必ずその国らしいものは食べるのですが、ホテルと遺跡しか記憶にない…
ホテルは唯一の安全安心な場所だったので、お土産を買ったり、お店のおじさんとワイワイ話したり。
部屋のシャワーから泥水が出てきて、ホテルマンを呼んでみたら、「これは、まあまあ綺麗な水」だって言われて、砂まみれの髪や体を泣きながら、ぬるい泥水で洗ったのを憶えている。
エジプトの五つ星ホテルに過度の期待は禁物だ。

No.5は、うーん、5位になると悩ましい…イタリア🇮🇹かな。
また次回に。

読んでいただきありがとうございます。

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