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最近、驚いたこと、その2

また、何げなく、AmazonのKindleストアを見ているときに遠藤周作さんの「ぐうたら人間学」を見つけました。

と言っても・・・若い人には、何のことか分からないと思いますが、僕が中学のころ、むっちゃ、ハマっていた本です。なので、40年以上も前の本で・・・既に著者も亡くなられていますが・・・なんと、Kindle本にありました。

僕の勝手な思い込みですが・・・こんな古い本が電子書籍になっているとは思いませんでした。

遠藤さんは、ネスカフェの「違いの分かる男のゴールドブレンド」シリーズのコマーシャルで有名になった、日本を代表するエッセイストです。これも古い話です(^_^;)

いい加減な人だったらしいから・・・絶対に違いは分かっていなかったと思うけど。

僕にとっては、狐狸庵先生という、エッセイを書くときの雅号みたいな呼び方の方がしっくりきますが、中学生の僕にとっては、星新一さん、アガサ・クリスティさんと並んで夢中で読んだ作家さんです。

今思うと、よく授業中に読んでいましたが・・・あれはちょっといけない事であったかな?ちょっと反省です。

ところで、狐狸庵(こりあん)という読み方でちょっと疑問に思うことがあったのですが・・・韓国のコリアンなのかな?とも思ったけど、先生は「ええとこのおぼっちゃん」とも聞いているし・・・

ここでも、最近のネット社会ではすぐに謎が解けます。このエッセイ集みたいなのを「狐狸庵閑話」と呼んでいました。先生は、少年期を神戸というか関西でお過ごしになったのですが「狐狸庵閑話」は「こりゃ、あかんわ」といったダジャレから来ているとのことです。(ネット調査)

先生らしい、くだらない、何の役にも立たない話で、勝手にホッコリさせて頂きました。

たぶん、紙の本も家中を探せばどこかにあると思うのですが・・・もう40年以上、読んでいないので、所在不明です。なので、ポチッとKindleで買ってみました。

まあ、むっちゃ面白いけど、いい大人が読むような本でもないし、子供に読ませるのもどうかな?って気もするので・・・決しておすすめはしません。(僕は暇なときに読んでみようかと思っています。)

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