参議院選挙に思うこと その3

ちょっと余談ですが・・・

気になるのは、「一票の格差問題」で一生懸命に裁判をしている方々です。問題を提起して、戦う人は世の中に必要だと思います。

ただ、前々から、疑問なのは・・・「なぜ、一票の格差だけにこだわるのか?」

というのも、参議院選挙は都道府県単位だと、そもそも人口がバラバラで、均一化には無理がありそうです。

例えば米国は連邦制ですが、上院は、各州2人です。

東京のように6人区もあれば、1人区の県もあります。

東京であれば、投票した人の10人に1人の得票で当選ですが、1人区であれば、県によりますが、得票率が4割くらいないと難しそうです。

比例区でも、自民党なら、約1800万票の得票の内、個人で13万票位を記名してもらえば、議員になれそうです。

結果、業界団体からの候補者が有利で、これは税金から給料をだして、特定業界のためのロビイストを雇っている感じです。

数々の矛盾がある中で、「一票の格差」だけにこだわる人が多いのは、何故なのか?ちょっと考えてみました。 (つづく)


この記事が参加している募集

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?