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トンコ〜第二の故郷〜♯02

どうも、ぐだぐだのくだです。
こちら前回の続き

そんなこんなで規則正しく厳しい場所で過ごしたんだけど、とにかく寮長先生がおっかなくって、ぶん投げられてタンスの角で切った傷が未だにある。まあそういうおっかなさもあるんだけれど、とにかく怒られると長いんよね。

普通長くても30分やん??

なんと3日間怒られ続ける事もたまにあるんよ。
まず何かでボソッと怒られて
ひたすらに先生の前に立って「今回、自分はこういう所が出来てませんでした。甘えてました。それを反省して、もっとこう言う時はこういう風に頑張りたいと思います!こうします!」って話すんやけど、先生はひたすら無視するんよ。
こっちが何言っても無視されるし、困り果てて皆半泣きになり出すんよね。人間ってどうしていいか分かんなくなると泣けてくるもんよ。3日よ、あり得るかい?笑

その間皆はキツい作業やったり普通に飯食べたり
全部団体行動から外れて先生の前に立ち尽くす訳よ。まあこれがキッッツイ。部屋の当番とかで迷惑もかけちゃうしね。
最終的に先生が爆発して、まずはすいません、ごめんなさいやろがぁぁ!ってな感じで怒鳴られてやっと話が進むんよね。内心はぐちゃぐちゃよ。やっと怒られたあてのが嬉しいみたいな。
無視よりはいいよね。

そんな感じで鍛えられる訳やから
朝食の時は皆であのおっさんに味噌汁投げつけてやろうぜなんて冗談言って笑ってた。(朝食だけ一緒に食べない)
そんなこと言っても、心の奥ではやっぱり第二の親でさ、だってあんなにも人様の子に熱量持って叱ったり接してくれる人なんてどこにも居ないんよね。あなた出来ますか?出来ませんよね?って話なんよね。本当に愛情なんよあれは。
本気の愛情ってのは伝わるもんでさ、卒業して先生に感謝してない人間なんて1人もいないと思う。

私は例によって逃げ出した事が一度だけあったんやけどね(またいつか書きますかね)その時のことを書いた作品がヤンシナ3次までいって落ちたやつ。本当は映像化しようとしてたけど出来なかったやつなんよね。んー、撮りたい。漫画描いてくれる人がいるからその人といつか形にしたいね。

元々すぐに復学できるという話が地元の中学の反対もあって全然帰れなくてさ、そういうのも一生懸命に復学出来るようにって
先生が反対する人達を一人一人説得してくれてたのも知ってるし(たぶんやけど)施設にいるのが長引いていくのを申し訳なく思ってくれてたのも知ってた
あの頃唯一信頼できる大人は寮長先生だけでしたね。

少し関係無いんやけど、映画学校時代に多分人生で初めて書いたプロットがこれ。

なんか途中ショーシャンクに影響されてない?笑
でもらしさが詰まってる気がするね


さて、ゼルダやるぞ👋ぜやああ!!

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