【冒険の物語No.239】「100kmの誘惑と1万kmの責任」
■かなり、悩んでいます。
正常か異常か
普通か変態か
リスクを取るかチャレンジするか。
さすがに、今回は普通の道を取ることにしました。
■人生の岐路に立たされた気分です。
実は明日、楽しみにしていた100キロウルトラマラソンがあります。
でも、その翌日から海外出張が控えています。
この二つの予定が重なってしまい、心の中で激しい葛藤が起こっています。
マラソンランナーとしての情熱と、ビジネスパーソンとしての責任感が衝突しているんです。
■ウルトラマラソンは、私にとって大きな挑戦です。
100キロを走り切る。
その達成感は何物にも代えがたいものがあります。
体力の限界に挑戦し、精神力を鍛える。
そんな貴重な機会を逃すのは、本当に心苦しいんです。
■でも、もう一方で海外出張という重要な仕事が待っています。
これは単なる仕事以上の意味があります。
会社や同僚への責任。
そして、何より約束を守るという誠実さ。
■正直なところ、両方やってしまいたい気持ちもあります。
マラソンを走り切って、そのまま海外出張に飛び込む。
なんて、普通の人では考えもしないような冒険です。
「伝説になるかも」なんて思ってしまいます。
でも、それは本当に賢明な選択なのでしょうか。
■理性的に考えると、リスクが高すぎます。
マラソン後の疲労で出張準備が疎かになるかもしれません。
最悪の場合、フライトに乗り遅れる可能性だってあります。
そうなれば、会社に多大な迷惑をかけることになります。
自分の満足のために、周りに迷惑をかけていいのでしょうか。
■結局、今回はマラソンを諦める決断をしました。
でも、この決断は「諦め」ではなく「選択」だと思うんです。
マラソンは次の機会がありますが、仕事の信頼は一度失うと取り戻すのが難しい。
そう考えると、今回の選択は正しいはずです。
それでも、心の片隅でモヤモヤした気持ちが残っているのも事実です。
■こんな風に予定が重なってしまったのは、何か意味があるのかもしれません。
「無理をし過ぎているよ」という天からのメッセージかも。
時には立ち止まって、自分の生活のバランスを見直すことも大切です。
今回の経験を通じて、優先順位の付け方を学べたような気がします。
これも、人生という長いマラソンの中での貴重な給水ポイントなのかもしれません。
■明日は、マラソンに参加する仲間たちに心の中でエールを送ります。
そして、自分は出張の準備に集中します。
次のマラソン大会では、今回のぶんも含めて思いっきり走ろう。
そう決意を新たにしています。
人生には「今できること」と「今すべきこと」があって、それを見極める目を持つことが大切だと、改めて感じた一日でした。
■さて、皆さんはどう思いますか?
似たような経験はありませんか?
時には「やりたいこと」を諦めて「すべきこと」を選ぶ。
そんな決断を迫られたとき、どんな基準で判断していますか?
ぜひ、コメント欄で教えてくださいね。
■今日も「言葉」と向き合い、自分の気持ちを整理できました。
明日は新しい一日。
目の前のことに全力で取り組もうと思います。
それでは、また明日。
一緒に、言葉を育んでいきましょう。