自己肯定感なんかにすがるな
自己肯定感低め
この前、同年代と結婚の話をした。私が結婚できないことに対しての考えとして「貧乏や金持ちについては生まれや個々人の違いがあると思う。ただし、結婚や出産は同じ血筋の母や祖母がしてきたことができていない自分は能力の欠如である。さらにそのできないことをできたいがために他人の人生を奪うなんてことしたくない」という話をした。
考えすぎたといういつもの返答があった。それはそれでいい。それに付け加えられた「俺はそれなりに考えている」という言葉が気になった。例の神殿に書かれれてた無知に関する格言が中学生でも知っているというのに彼はそれをひけらかした。春になると露出狂も増えるが裸の王様も増えるらしい。
自己肯定感が高いことは良いことだとされている。その背景には自己肯定感が低いと日々が苦しいというものがある。そこで自己肯定感を上げようというのが主流の考えだと思う。そのせいで無知な輩が蛆虫のように湧きあふれて他人を傷つけることについては言及されない。自分が無知であることについて考えないのだから無知に気付けるほどの頭はそこにないのだと思う。
自己肯定感なんか持つな。自分がクズでも生きる気概を持てと思う。クズな自分が人に迷惑かけてでも生きたいと思えるように美味い飯を食って綺麗な花を見る。苦しさと楽しさの中に生きるべきなのだと思う。苦しさを排除するな。痛みを排除するな。
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