12/06落語ってる

今日久々にスタジオに入った
バンドのスタジオに個人練で

私は学生の頃軽音楽部でドラムをしていた
よくバンドするのはモテたいからとか言うけど
私の場合は違っていて
モテるならありがたいが
楽器ができたところでモテるとは思っていなかった
時期的にけいおん!のアニメが流行った後だかなんだかで
人口が多かったがそっちでもない
単純に特にどの楽器がやりたいという意思はないけど
楽器できるようになりたいなぁという
漠然とした思いからの行動だ
行動力があるんだかないんだか

大体の人はギター志望だ
もれなく私も
ドラムなんてできるはずないと思ったし
無難にギターかなんて思っていた
ただドラムの人が足りなくて
やってよと言われたか
やると言ったか忘れたが
とにかくドラムを始めた

すごく楽しくて熱中した記憶がある
家でも授業中でもずっと机を叩いたし
足でリズムをとる癖はいまだに治らず
常時貧乏ゆすりをしている
貧乏ゆすりは脳にいいとかなんとかの情報を仕入れてからは
治す気なんてゼロ
宮崎駿もめちゃくちゃ貧乏ゆすりしてるし
そんなに熱中した割に
ドラムはうまくない
軽音楽部を卒業してからは
数年に1度叩いてみるくらいで
全然ドラムに触らなくなった

そんな中
軽音の時のバンドメンバーが東京に来ており
以前1度セッションした
楽しかったけど、下手さを痛感した
高校卒業からもう10年近くたつが
(おい、まじかよ)
ドラムをしなくはなったが
音楽は好きだし耳は肥えた気がする
以前はロックが好きだと思っていたが
最近ではもっぱらブラックミュージック
R&Bやらファンク、ディスコ、ジャズなどを通った
知らんけどよりリズムとかグルーヴを重視する音楽を聴いてて
自分のドラムにグルーヴが感じられなかったり
前よりリズムにシビアになっていたり
ドラム触ってない間も成長してる?なんて思った

そして今日また久々に叩くと体がついていかないという
根本的下手さはもちろん
音の感じとかニュアンスが全然あかん…ってなった
漫画を描くのも絵を描くのも同じで
イメージの自分に全然到達しない現実の自分への落胆
そこへ毎回向かうのは苦痛だ
やってらんねぇとなる
でも、次はもう少しマシになってる気がする
これが俗にいう根拠のない自信というやつか
恐ろしい
奴は私の心の隙間に入り込み
心の傷に布を被せ見えなくする
できるかもしれないと
改めて挑むとやっぱりできない
そしてその傷は人知れず深くなっていく
その傷を埋めることができるのは
成功体験だ
なんかのテレビで聞いた
ある陶芸職人の言葉
器用な人はすぐある程度できるようになるから飽きる
不器用な人は全然できるようにならないから
いつまでも続ける。と
なんか私もそっちの人間なんだろうなと
もともと不器用やし
我ながらすごく愚かだと思う
でもそこがいいのよね

私は人に対して
愚かやなぁと思うことがしばしばある
だが、それはdisでなくむしろ褒め言葉で
めっちゃ人間やん!!ってなる
まぁ私に害があれば●●って感じやけど
人間やんってことは落語なんですよ物語なんですよ
立川談志は、落語とは人間の業である。
と言ったとかいうのを聞いたことがあって
まさにそれで
愚かやなぁと思うことが好きなのだ

私が友人とのyoutube
「大江戸カルチャークラブ」
にて駐車場に閉じ込められた話など
自らの愚かなエピソードを話すのは
これは落語だというのがある
下のURLでとべるはずなので是非聞いてみてほしい
https://youtu.be/mbiCif8Ig9E

私は自己肯定感が低いけど
時々を自分を好きになる
それは、今俺愚かや!と思う時
落語ってるとでも言おうか
そういう時自分が面白くて仕方ない

最近ふと頭によぎった言葉がある
人生他人事
これhまさに今の俺を言い得てるなぁと

さて今日の出来事から
強引な告知まで披露したとろで
お分かりだろうが
何を書きたかったかわからなくなっている
でもー??
(コールアンドレスポンス感)
そう
そこがいいんですよね
愚かで

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