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例えて言うなら、ジェットコースター⁈


「アイスブレイク」心理学

先日、日本に来た外国人が1人で
処方箋を持って薬局に来局。
英語を少しだけ話せる薬剤師が対応。

Ph「Do you speak Japanese?」
Pt「No...」
Ph「Do you speak English?」
Pt「Yes.」
Ph「あ~、でも英語は私がlittle bit...」

と言うと、お互いに声を出して笑った。
見事な「アイスブレイク」である。

◆「アイスブレイク」とは、
心理学で言う信頼関係の構築のことを言い、
信頼関係を築いてない状態では、
話す内容が変わってくると言っても過言ではない。

信頼できるかどうかも分からない状態で、
全く知らない他人に、
自分の状態の事を話すことなど
極めて難しいですよね。
自分に置き換えて考えると
容易に想像できます。

「日本語が話せない状態で、
体調が悪く、病院にかかり、薬局で薬をもうらう。」
これだけで、かなりの緊張状態なのです。


「笑う」という行為

そんな時に、少しでも「笑う」という行為は、
緊張が解けるのにとても有効な手段なのです。

「声を出す」という行為

しかも、少し「声を出して笑う」という行為。
声が出せたことで、
更に緊張が解けたと思われます。


ジェットコースターで例える

◆「声を出す」という行為を
ジェットコースターに乗る時のことで
例えてみると。。。

女性は比較的、
ジェットコースターのような乗り物が好きで、
あまり怖くないという人が多い。
これに対し男性は比較的、
怖い、苦手、という人が多いです。

女性は、ジェットコースターに乗って、
「キャーーーッ」と声に出して叫ぶことで、
心理学的に恐怖感を吹き飛ばしている行為
行っているからです。

対して、男性は大声で叫ぶ人は少なく、
顔を歪めてグッと我慢していることが多いので、恐怖感は吹き飛ばない。

このことも、
心理学的に説明のつくことなのです。


◆言葉の通じない中で、病気やけがをして
病院にかかるのは、とても不安なことです。
外国人労働者や、外国人観光客が増えている昨今、
薬剤師の患者さんとお話しをする話の
冒頭部分だけの話ですが、
素晴らしい掴みだと思ったので、
ご紹介しました。


「掴みはOK」

◆別の角度で言うと、
実はこの方法は、面接をする際にも私が心掛けている技法です。
お笑い芸人さんが、よく「掴みはOK」
と言っているのを耳にしますが、
心理学的観点からも
「掴み」は本当に大切です⭐️
でも同時に、難しかったりもします。

皆さんも、
コミニケーションを取りたい相手とは
まず信頼関係を構築するために、
「掴み」ネタを考えておくのは
いかかでしょうか?

皆さんの参考になれば幸いです✨

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して頂けると嬉しいです🙇🏻‍♀️

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