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初任給の使い方

出っ歯の電波通信 vol.160

おはようございます。
山口です。

今日で4月が終わり、明日から5月に入ります。
昨日からゴールデンウィークに入られた方も
多いのかなと思います。

昨日は1日中天気が悪かったですが
今日は天気が良いのでお出かけ日和ですね。
どこかお出かけするにはもってこいですね。
ぼくもどこかふらっとお出かけしてきます。

今回のテーマは「初任給」について
書いていこうと思います。

初任給

4月に入って、新しく社会に出られた方は、
今月にもらった方も多いのではないでしょうか。

社会人人生において最初で最後の初任給。

ぼくも初任給を何に使うかで
同期の方や友達と話したりました。

今回はぼくがどのように
初任給を使ったかを書いていきます。

ぼくは2015年4月に社会人となりました。
ぼくが一番最初に勤めた会社では、
4月に働き始めて、4月に初任給が振り込まれました。

新卒1ヶ月目なんてほとんど仕事もしていないのに
なぜ給料が振り込まれるのだろうと
不思議に思っていました。
それでも振り込んでもらったからには
それが正真正銘の初任給になります。

ぼくの場合はあらかじめ使い道を決めておりました。

初任給の使い道

ぼくの場合は妹も同じタイミングで
社会人に出ました。
妹は短期大学を卒業し、
ぼくと歳が2つ離れているため、
同じタイミングでの社会人デビューとなったのです。

妹と初任給の使い方は
すでに打ち合わせ済みでして、
前日、前々日から仕込みまくりでした。

打ち合わせの中で
まずは家族に感謝の意を込めて、
普段は行かないような
ちょっと良いところで
ご飯を食べようと決めました。

ご飯には祖父母も招待して、
祖父母にはお花を贈ることにしました。

花屋さんに依頼をし、
贈り物用にお花を包んでいただき、
とても立派な花束を贈ることができました。


問題は両親へです。


妹と話し合いの中でこれだけはやりたいと
決めていたことが

両親を泣かせること

このミッションを達成するべく
家でできるありとあらゆるサプライズを
調べました。

まずは、花です。
祖父母に贈ったものと同じくらい
立派な花束を用意しました。

そして、両親のツーショット写真を
引っ張り出してきて、
その写真をプリントしたケーキを
用意することにしました。

そしてサプライズでとても素敵!
と心に突き刺さったものが
天井から風船を吊るし、
吊るしてある風船の1個1個に
家族の写真を貼りました。

イメージはこんな感じです。

このようにリビング一面に
風船を吊るして
1個1個に写真を貼り付けて完成です。

文字に起こすと
とても可愛らいしく素敵な空間になるのですが、
この風船が一番しんどかったです。

風船

リビング一面に風船を吊るすのに
およそ50個ほど
風船を膨らます必要がありました。

ぼくの実家には風船を膨らます道具はなく、
膨らます方法は己の肺活量のみです。


考えてみてください。


イメージ写真のような
パンパンに膨らんだ風船を1個作るのに
どれほどの肺活量を必要とするのか。

そしてそれが50個。

ぼくは1個膨らませ終わった後に
途方もない作業であることに絶望を覚えました。

しかし、初任給で両親への感謝を伝えるべく
その一心でただひたすらに風船を膨らまし続けました。

徹夜で風船を50個膨らませることは
オススメしません。
ほっぺが筋肉痛になります。

そして50個も膨らませていると
必ず1個か2個は出てくるんです。


割れるやつが


急に割れるものですから、
まずは驚きます。

そして、苛立ちを覚えます。

とても忍耐のいる作業でした。

そしてようやく風船を
50個膨らませ終わったところで
ぼくは新たな課題に直面することになります。


この50個の風船をどこに隠しておけば良いんだ?


クローゼットに入れるにも限界がある。
どうしようと考えた末、
苦慮した結果、
親を部屋に入れないという
なんとも反抗期のこじらせ少年のような
言い訳で風船を隠すことにしました。

決行当日

朝からドタバタです。
花屋さんに花を受け取りに行く。
ケーキ屋さんにケーキを取りに行く。
全てを上手に隠す。

円滑にコトが運ぶように平静を装う。
平静を装うことが一番しんどかったです。
人というのは思ったように
動いてくれないものです。
何度バレるのではないかとヒヤヒヤしたことか。

なんとか無事に食事までは順調でした。
食事の場で、祖父母に花束を贈ることができました。

食後は両親に祖父母を家まで送らせ、
妹とぼくの2人で早急に家の飾り付けを始めます。
時間は限られておりますので、
迅速にものすごいスピードで次々と
風船と写真を貼り付けて天井から吊るして行きます。

ケーキと花束を所定の位置に用意し、
両親が帰ってくることを窓から確認して、
帰ってきたと同時にケーキに蝋燭をつけ、
部屋の照明を落とします。

結果



両親ともども大号泣でサプライズは成功でした。


終わりに

皆さんはどのような使い方をされたでしょうか。
自分のため、彼氏彼女のため、家族のため、
友人のためなど色々使い道はたくさんあると思います。

ぼくはここまで育ててくれてありがとうと
素直に両親に向かって言うことができました。

初めて言ったかもしれませんが、
それでも言えてよかったなと思っております。

お金の使い方でその方の人間性がわかる
なんてよく言われます。

初任給の使い方のような
誰かに喜ばれるかっこいいお金の使い方を
し続けたいなと思います。

それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました。

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