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数的不利でこそ本領発揮

youtube配信を観戦できなかったのだが、南葛SC対東邦チタニウム戦は、1-2で東邦チタニウムの勝利となっていた。

前半6分に南葛SCがFKで先制するも、21分に1発レッドの退場者が出て、後半2点を取られて、南葛SCが敗戦となった。

代表の岩本さんのXポストを見る限り、この敗戦後、風間監督は[もっともっと上手くなる。みんなでもっと上手くなる。そうすれば、10人になろうが関係なく点が取れる]と、メンバーに話したようだ。

フロサポでグランパスに行った風間さんのゲームを観てきた私としては、とても風間さんらしいコメントだし、実際風間さんのチームでそういうシーンに出会ったことはないが、風間さんが去った直後の2017年にフロンターレが退場者を出しつつも逆転勝利したゲームを何度か観ているので、そのコメントの意図するところは理解できる。

サッカー通になればなるほど、システムのマッチアップと理論上起こり得るフリースペースをどう活用するかの議論になりがちだが、これは退場者が出るとそもそも成り立たなくなる。(もちろん、マッチアップには個対個が存在するので、その局面での優位性はあるが)

なので、最終的には個の強さになるのだが、退場者が出て数的不利になっても、マッチアップの理論ではなく、個の戦闘力があれば関係ないというのが風間さんの立ち位置である。

そして、これは退場者が出た数的不利の状況でこそ、本領発揮するのではないかと思っている。

本来は、そういう言う状況は避けたいところだか、これで勝てるチームは、ハッキリ言って強いに違いない。

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