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Jリーグクラブオーナー

アクティビスト個人投資家を名乗る田端氏が、メルカリ株主として意見する動画がバズっているが、その流れで鹿島アントラーズのことにも言及している内容が、的を射ていて笑ってしまった。

ちなみに、現在J1リーグの上位3クラブは、町田、神戸、鹿島で、オーナーはサイバーエージェント、楽天、メルカリと、日本を代表するネットサービス企業だったりする。しかも、クラブ経営への関与度は高い。

もともと、Jリーグ開幕時のオリジナル10の母体企業は、読売、日産、マツダ、住友金属、三菱自動車、古河電工、全日本、松下電器、トヨタで、清水エスパルスのみ母体企業はなかったが、プロ野球と同じく日本の大手企業がそのベースとなっていた。

ところが、時代の趨勢とともに、オーナー企業が変わっていき、いまやオリジナル10で継続しているのは、日産、マツダ、パナソニック、トヨタくらいだろうか。ちなみに、これらのクラブはチャンピオン経験もあり、黄金時代を築いている。

そんな最中、ここのところリーグを牽引しているのは、町田であり、神戸である。もちろん、ここ1-2年のことではあるが、サイバーエージェント:藤田社長の勝負師的な決断や楽天:三木谷社長のとにかくやりきる推進力など、ビジネスで見せる手腕が、両クラブの経営カラーとして現れているところに面白味を感じる。

海外クラブだと、オーナーの顔が見えて、その性格や手腕も分かりやすく、それが面白かったりもする。

そう言う意味では、分かりやすく顔の見えるオーナーとして、藤田さん、三木谷さん、小泉さんは、Jリーグにしては新しい立ち位置だなーと思う。

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