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「やってはいけない」と決めているのは、だいたい自分じゃないの?

最近、自分の思考グセで気をつけていることがあります。

時間には制約があるので、「やるべきこと」にフォーカスするのだけど、それと同時に、無意識に「やってもやらなくてもいいこと」「時間さえあれば本当はやりたいこと」を「やってはいけないこと」にカテゴリーしてしまうこと。これが私のクセになってしまっているので、「どうしたい?」「本当にそう?」を折々に自分に問いかけるようにしています。

そもそも、こんな思考になってしまう理由。私の場合は、自分の本音に蓋をし続けてきたから。

それに気づかせてくれたのがこの本。
『自分の小さな「箱」から脱出する方法』
という本です。

https://amzn.asia/d/7DV3cLW

この本に出会ったのは、約半年間オンラインで受講してきた「スクラ」の授業で取り組んだアクティブ・ブック・ダイアログ。

ぜひ、本を手に取るか、ビジネス書の要約サイトであるフライヤーにも要約があったので読んでいただけたらと思うのですが、一番自分の課題と重なったポイントは下記の内容です。

人は「他の人のために何かすべきだ」と思った自分自身を裏切ると、その裏切りを正当化するために、現実をゆがめて見るようになる。必死に相手の欠点を見つけ、被害者ぶるようになるのだ。相手の欠点が強く感じられるのは、自分の感情を裏切った後である。こうして箱の中に入っていく。

https://www.flierinc.com/summary/2607?utm_source=google#_=_

私はどこか、自分の時間の使い方とそこから生まれる思考を、誰かのせいにしてきたのだと思う。

けれど、本当はそれって自分自身を裏切っているから生まれている悪いループに陥って、人のためと思ってやっていることも、どこか視野が狭くなって、本来得られる効果が十分に得られなくなったりするものだと感じます。

「やらなければいけない」を取り巻く思い込みって、結構他者の視点を交えずに「自分の正義」が判断軸になっていったりもするしね。

さて、冒頭の「やってはいけない」というキーワードに戻ります。

私の場合、自分を裏切ることで起きる悪いループが、私は「やるべきことしかできない」、なのに誰かは私の「やりたいこと」をしているという世界の見え方を自分で作り出しているということが問題なのです。

結果的に、自分自身で自分は「やりたいことを、やってはいけない」という世界を作っているわけだ。

誰かにそう言われたんでしたっけ?
答えはNOですね。自分がそう思い込んでいるだけ。

「時間ができたらやろう」「余裕ができたらやろう」という発想もしがちだけど、そんな日は多分来ないから。

今、できる方法を考えよう。
今から、一歩ずつできるやり方に変えていこう。

こういうことだなぁと、思えるようになってきました。

自分のかけている景色を見えるメガネを付け替える問いを、今日もちゃんと発していく。自分に問いかけ続けてみる。

では、今日も良い日曜日になりますように。


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