「生きる力」 ハインリッヒ・ポポフ
障害者の人は「生きる力が強いな」といつも感じています。
哲学者ニーチェのいう「生きんとする意志・力」で生きようという感じといったらよいのか。
「ピンチをチャンスに」とはよく言いますが「ピンチをいかにチャンスにしていくか」というノウハウがしっかりしています。
ポポフさんは、パラリンピックのレジェンド的存在だそうですが、子供の頃に余命短いと医者に宣言されたからこそ「1日1日を大事に生きよう」とした結果、挫折を成功に導くことができたそうです。
全然知らなかったのですが、義足って自分の脚と一体化させるための独特のテクニックみたいなものがあって、子供たちは周りに教えてくれる人もなかなかいないんで、みんな自己流で歩いたり走ったりしている。
だからかもしれませんが、世界一の義足ランナーのレッスンを受けることで子供たちが、前向き思考になってどんどん上手くなっていくのが映像でよくわかります。技術はもちろんですが、やはり「心技体」の「心」の部分が非常に大事で、モチベーションの作り方が本当に参考になります。
「3歩下がっても1歩進めば良い」「他人ができないと言ったことを信じるな」「絶対できる」「自分を信じる」
そして、どんどん可能性が広がっているのを実感する子供たちが、輝いてみえます。
これこそ「生きんとする力」です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?